「三大伝統」の検索結果

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三学 (さんがく)

改訂新版 世界大百科事典
仏教を修行するに際して必ず学ぶべき最も基本の修行法。すなわち戒学(かいがく),定学(じようがく),慧学(えがく)をいう。戒は禁制の意味で,…

三元 (さんげん) sān yuán

改訂新版 世界大百科事典
中国,三元は本来,歳・日・時の始め(元は始の意)である正月1日を指したが,六朝末期には道教の祭日である上元・中元・下元を意味し,それぞれ正月…

三尸 (さんし) sān shī

改訂新版 世界大百科事典
中国,道教において人間の体内にいて害悪をなすとされる虫。早く,晋の葛洪の《抱朴子》には,人間の体内に三尸がおり庚申の日に昇天し司命神に人間…

三統一 (さんとういつ) trois unités

改訂新版 世界大百科事典
フランス古典劇の作劇法の眼目となる規則。〈三一致〉あるいは〈三単一〉とも訳される。16世紀の人文学者がアリストテレスの《詩学》に基づいて編ん…

三戸[町] (さんのへ)

改訂新版 世界大百科事典
青森県南東部,三戸郡の町。人口1万1299(2010)。奥羽山脈東麓の三戸丘陵を占め,岩手・秋田両県に接する。町の東端を馬淵(まべち)川が北流し,支…

三房 (さんぼう)

改訂新版 世界大百科事典
名前に〈房〉の字がつく3著名人。時代の違いにより前三房と後三房とがある。前三房は平安時代の摂関期から院政期にかけて活躍した藤原伊房(これふさ…

三輪 (みわ)

改訂新版 世界大百科事典
能の曲名。四番目物。作者不明。シテは三輪明神の神霊。大和の三輪に住む玄賓僧都(げんぴんそうず)(ワキ)のもとに,1人の女(前ジテ)が来て衣を…

さんりつ【三立】

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
福島の日本酒。酒名は、造る人、売る人、飲む人の三者がともに栄え立ちゆくようにとの願いを込めて命名。蔵元は「三立酒造店」。現在は廃業。蔵は須…

三河港

デジタル大辞泉プラス
愛知県にある港。1962年5月、豊橋港、蒲郡港、田原港、西浦港が統合されて設立。本州のほぼ中央に位置する物流の拠点。港湾管理者は、愛知県。重要港…

さん‐あみ【三阿弥】

デジタル大辞泉
足利将軍の同朋衆どうぼうしゅうのうち、能阿弥・芸阿弥・相阿弥の3代の称。代々唐物の鑑識・管理や座敷飾りの指導などを職とし、画家としても著名。

さん‐え〔‐ヱ〕【三×慧】

デジタル大辞泉
《連声れんじょうで「さんね」とも》仏語。智慧を修行の順序によって三つに分類したもの。経典の教えを聞いて生じる聞慧もんえ、思惟・観察によって…

さん‐えきゆう〔‐エキイウ〕【三益友】

デジタル大辞泉
《「論語」季氏から》有益な3種類の友達。すなわち、正直な友、まごころのある友、物知りの友。益者三友。⇔三損友。

さん‐おん【三音】

デジタル大辞泉
茶の湯で、湯釜の蓋をずらして開ける音、茶筅ちゃせんの穂を茶碗の湯にとおす音、茶碗に茶を入れたあと茶碗の縁で茶杓を軽くはたく音の三つとも、湯…

しち‐さん【七三】

デジタル大辞泉
1 物を7対3の割合で分けること。「利益は七三に配分する」2 髪の毛を左右に7分3分のところから分けること。七三分け。「髪を七三に分ける」3 歌舞…

三峡【さんきょう】

百科事典マイペディア
中国,四川・湖北省境の巫山(ふざん)(楚西山地とも)を長江が浸食して作った峡谷。四川省奉節県から湖北省宜昌県までの全長204kmの間にある瞿塘峡・…

三蹟【さんせき】

百科事典マイペディア
平安初期の三筆に対し,中期の3人の能書家,小野道風・藤原佐理(すけまさ)・藤原行成をいう。

三筆【さんぴつ】

百科事典マイペディア
平安初期の3人の能書家,嵯峨天皇・空海・橘逸勢(はやなり)をいう。これにならったものに黄檗(おうばく)(黄檗宗)の三筆(隠元・木庵・即非),寛…

三方【さんぼう】

百科事典マイペディア
供物用の台。方形の折敷(おしき)に,3方に穴(刳形(くりかた))のある台を取り付けたもので,穴のないほうが表。ヒノキの白木製が正式。神仏に物を…

さんれん‐きゅう〔‐キウ〕【三連休】

デジタル大辞泉
休日が三日続くこと。[類語]連休・飛び石連休・大型連休・ゴールデンウイーク

お‐さん〔を‐〕【尾三】

デジタル大辞泉
広島県南東部の地域の通称。尾道おのみち・三原みはら両市周辺をさす。

三勝 (さんかつ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
?-1696* 江戸時代前期の女舞芸人。元禄(げんろく)8年12月7日,大坂千日寺の墓地で馴染(なじ)み客の赤根屋半七と心中。同年冬にはこの事件が歌舞伎「…

三太 (さんた)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
青木茂の児童文学の主人公。山梨県道志村にすむ,わんぱくだがあかるく,にくめない少年。担任の花荻(はなおぎ)先生が大すき。敗戦直後,「赤とんぼ」に…

三八 (さんぱち)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1752-? 江戸時代中期の漂流民の子。宝暦2年ロシアのヤクーツク生まれ。父三之助は,延享元年遭難して千島列島に漂着した陸奥(むつ)佐井村(青森県)の…

さん‐たく【三択】

デジタル大辞泉
選択肢が三つあること。また、その三つのうち、どれか一つを選ぶこと。「三択問題」

三大仏

とっさの日本語便利帳
▽(1)東大寺(奈良)、太平寺(河内)、関寺(近江)の大仏 (2)東大寺(奈良)、高徳院(鎌倉)、方広寺(京都)の大仏

葛三 (かっさん)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
⇒倉田葛三(くらた-かっさん)

三修

朝日日本歴史人物事典
没年:昌泰2.5.12(899.6.23) 生年:天長6(829) 平安前期の法相宗,真言宗の僧。「さんじゅ」ともいう。一説に昌泰3(900)年5月13日死去。京都の人。俗…

ご‐さん【五三】

デジタル大辞泉
1 五と三。2 《「五十三匁」の略から》近世、京都島原の太夫たゆうの揚げ代。また、太夫のこと。「一の女郎の値段を五十三匁と定め、これを―と言ひ…

さん‐がい【三×繋/三▽懸/三▽掛】

デジタル大辞泉
馬具の面繋おもがい・胸繋むながい・尻繋しりがいのこと。押し掛け。

さん‐き【三期】

デジタル大辞泉
1 三つの期間。2 3番目の期間。

さん‐く【三×垢】

デジタル大辞泉
仏語。心身をけがす三つの煩悩。貪欲とんよく・瞋恚しんい・愚痴。三毒。

さん‐げん【三元】

デジタル大辞泉
1 上元(正月15日)・中元(7月15日)・下元(10月15日)。2 《年・月・日の元はじめの意から》1月1日のこと。元日。三始。《季 新年》3 天地の初…

さん‐じゅう〔‐ジフ〕【三十/×卅】

デジタル大辞泉
1 10の3倍の数。2 30歳。みそじ。

さん‐じゅん【三旬】

デジタル大辞泉
1 月の上旬・中旬・下旬。2 30日間。1か月。

さん‐しょ【三所】

デジタル大辞泉
《「さんじょ」とも》三つの場所。3か所。「―の権扉けんぴをおしひらき給へり」〈平家・七〉「三所権現さんしょごんげん」の略。

さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三章】

デジタル大辞泉
1 三つの章。三つ目の章。2 《三箇条の法の意から》簡明な規則。→法三章

さん‐しょく【三職】

デジタル大辞泉
1 明治政府最初の官制で、総裁・議定ぎじょう・参与の称。2 明治4年(1871)から同18年まで、太政大臣・左右大臣・参議の称。⇒三管領さんかんれい

さん‐しんざん【三神山】

デジタル大辞泉
中国の古伝説で、東方絶海の中にあって仙人が住むという蓬莱ほうらい・方丈・瀛州えいしゅうの三つの山。

さん‐しんぽう〔‐シンパフ〕【三新法】

デジタル大辞泉
明治11年(1878)に制定された郡区町村編制法・府県会規則・地方税規則の総称。これにより、町村が自治体として認められて戸長公選となり、府県会が…

さん‐せい【三牲】

デジタル大辞泉
1 宗廟に供える3種のいけにえ。牛・羊・豕ぶた。三犠。2 中国で俗に、鶏・魚・豕をいう。

さん‐せき【三蹟/三跡】

デジタル大辞泉
平安中期の三人の能書家。また、その筆跡。小野道風・藤原佐理ふじわらのすけまさ・藤原行成ふじわらのゆきなり。道風の筆跡を野跡やせき、佐理のを…

さんぞうし〔サンザウシ〕【三冊子】

デジタル大辞泉
江戸中期の俳論書。3冊。服部土芳はっとりとほう著。元禄15年(1702)成立、安永5年(1776)刊。「白冊子」「赤冊子」「忘れ水(黒冊子)」の3部から…

さんた【三太】

デジタル大辞泉
1 江戸時代、丁稚でっち・小僧の通称。三太郎。2 愚鈍な者をいう擬人名。三太郎。3 犬が前足を上げ、後ろ足で立つ芸。ちんちん。「犬に―させて遊…

さん‐た【三多】

デジタル大辞泉
文章上達に必要な三つの条件。多く読むこと、多く作ること、多く推敲すいこうすること。

さん‐たい【三体】

デジタル大辞泉
1 三つの物体。三つの形体。2 書道で、楷・行・草の三つの書体。3 華道で、真・行・草の3種の生け方。4 能で、物まねの基本となる三つの姿。老体…

さん‐だい【三▽諦】

デジタル大辞泉
《「さんたい」とも》仏語。天台宗で、実相の真理を明かすものとして考えられた空・仮け・中の三つの真理。すべての存在は空無なものであるとする空…

さん‐だいじ【三大寺】

デジタル大辞泉
古代、朝廷の尊崇を受けた三つの寺。大安寺(大官大寺)・元興寺(飛鳥寺)・弘福寺ぐふくじ(川原寺)。のち薬師寺を加えて四大寺とよぶ。

さん‐だいぶ【三大部】

デジタル大辞泉
教義のよりどころとされる三つの大部な経典。1 天台宗で、智顗ちぎ著の法華玄義・法華文句・摩訶止観まかしかん。法華三大部。2 律宗で、道宣著の…

さん‐たっとく【三達徳】

デジタル大辞泉
《「礼記」中庸から》時代や身分を超えて、どんな場合にも通じる三つの徳。智・仁・勇をさす。

さん‐たん【三炭】

デジタル大辞泉
茶の湯で、初炭しょずみ・後炭ごずみ・立炭たちずみの三度の炭手前すみてまえ。