オルト効果 おるとこうか ortho effect
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンゼン誘導体の反応に際して、反応する基の反応あるいは作用に対して、隣接するオルト位の置換基が及ぼす影響のことをいう。たとえば、トルエンの…
チオ チオ thio
- 化学辞典 第2版
- ギリシア語の硫黄θειον(theion)が語源で,次のように用いる.Oを含む原子団の,OがSで置換されたことを示す接頭語,接尾語,挿入辞.チオ硫酸は硫酸H…
バルハラ Valhöll
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北欧神話の主神オーディンの住む館の名。「よろこびの家」とも呼ばれる。 540の門があり,各門とも 800人の騎士が並んで入れる幅をもつ。天井は目も…
ポラニ則 ポラニソク Polanyi rule
- 化学辞典 第2版
- 1935年,M. Polanyiおよび堀内寿郎によって見いだされた反応の活性化エネルギーに関する経験則.原子Aと分子BCとの反応A + BC → AB + Cについて,…
マルモンテル Marmontel, Jean François
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1723.7.11. ポールレゾルグ[没]1799.12.31. サントーパンシュルガイオンヌフランスの作家,批評家。ツールーズで一時聖職についたのち,パリに出…
フィロソファー(philosopher)
- デジタル大辞泉
- 哲学者。哲人。
ワニス
- 百科事典マイペディア
- ニスとも。塗料の一種。油ワニス,揮発性ワニスなどの総称。油ワニスは樹脂を乾性油と加熱溶融しドライヤー(乾燥剤)を加えてテレビン油,ミネラル…
アスタルテ
- 百科事典マイペディア
- 古代セム人の豊穣女神。バビロニアではイシュタル,旧約聖書ではアシュトレトないしアシュタロト。古代中東で最も広く崇拝された大母神。大地の生産…
カルバハル‐きゅうでん【カルバハル宮殿】
- デジタル大辞泉
- 《Palacio de Carvajal》スペイン西部の都市カセレスにある宮殿。サンタマリア大聖堂に隣接する。15世紀から16世紀にかけて、貴族のカセレス家の邸宅…
あるきるえんがんゆうがそりん【アルキル鉛含有ガソリン】
- 改訂新版 世界大百科事典
あみのあるきどじゅしわにす【アミノアルキド樹脂ワニス】
- 改訂新版 世界大百科事典
ジアゾ化 ジアゾカ diazotization
- 化学辞典 第2版
- 芳香族第一級アミンの酸性水溶液に,低温で亜硝酸ナトリウムを反応させ,ジアゾニウム塩をつくる反応. ArNH2 + NO2- + 2H+ → ArN2+ + 2H2O(A…
アゲシラオス Agēsilaos 生没年:前444か443-前366か365
- 改訂新版 世界大百科事典
- スパルタ王。在位,前399-前366か365年。父はアルキダモス2世。リュサンドロスの力で王位についた。前396年ギリシア諸市をペルシアから解放するため…
猿回し さるまわし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 猿に芸をさせて金銭を得る大道芸。猿舞(さるまわ)し、猿曳(さるひき)、猿引き、猿飼(さるかい)、猿太夫(さるだゆう)などさまざまな呼称がある。猿が…
ピタゴラス Pythagoras
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前6世紀に活躍したギリシアの哲学者。ギリシア語で正しくはピュタゴラス。生没年不詳。サモスの商人ムネサルコスが,妻を伴ってデルフォイのアポロン…
石鹸 せっけん soap
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学的には高級脂肪酸のアルカリ金属塩をいう。広義には脂肪酸,樹脂酸,ナフテン酸の金属塩を含める。アルカリ石鹸は界面活性物質で,水の表面張力…
キターブ きたーぶ kitāb
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般に「本」「書物」を意味する。コーランでは一、二の特殊な意味で用いられるが、用例の大半は「唯一神アッラーの啓示に基づく経典」、すなわち啓…
クルチウス転位 くるちうすてんい Curtius rearrangement
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルボン酸アジドがイソシアナート(イソシアン酸エステル)に転位する反応。この反応ではアルキル基またはアリール基がカルボン酸の炭素から隣接す…
ニーベルングの指環【ニーベルングのゆびわ】
- 百科事典マイペディア
- R.ワーグナーのライフワークとなった長大な楽劇。〈序夜〉と3日間のための〈舞台祝祭劇〉と題され,上演時間約15時間,10幕35場の4部構成。《ロー…
スミス(Sir Francis Pettit Smith) すみす Sir Francis Pettit Smith (1808―1874)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの発明家。初等教育を終えたあと、農夫となる。趣味で小さな模型の船をつくるのが得意だったが、その際、船の推進方法について、これまでの…
フタルイミド phthalimide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 無水フタル酸を濃アンモニア水中で強熱すると得られる代表的な酸イミド。水から再結晶したものは無色の針状結晶。昇華してうろこ状結晶になる。融点2…
半乾性油 (はんかんせいゆ) semi-drying oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 空気中に放置したり加熱したりすると,酸化を受けて皮膜を形成するという乾燥性は認められるが,乾性油のように硬い皮膜はつくらない脂肪油をいう。…
寓話 ぐうわ fable
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 教訓を目的とした短い物語で,おもに擬人化された動物が活躍する。古代ギリシアではヘシオドス,アルキロコスを経て,イソップが道徳的,風刺的主題…
有機リン化合物 ゆうきリンかごうぶつ organophosphorus compound
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- リンを含む有機化合物の総称。この場合,リン原子が炭素原子と直接結合しているものと,リン酸エステルとして結合しているものとがあり,自然界に存…
酸化重合 サンカジュウゴウ oxidative polymerization
- 化学辞典 第2版
- 2,6-ジアルキルフェノールなど活性水素を有する化合物は,ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム,または塩化銅(Ⅰ)-アミン錯体などで酸化すると,脱水素を起こ…
シクロプロペノン シクロプロペノン cyclopropenone
- 化学辞典 第2版
- 2-cyclopropene-1-one.C3H2O(54.05).1,2,3,3-テトラクロロシクロプロペンから合成される.無色の液体.融点-29~-28 ℃,沸点30 ℃(60 Pa).融点以…
せん‐てつ【先哲】
- デジタル大辞泉
- 昔の哲人。昔のすぐれた思想家。前哲。「先哲の教え」[類語]賢人・賢者・識者・大賢・賢哲・哲人・前哲・先賢・前賢・思想家
エッチ‐エー‐アール‐キュー【HARQ】[hybrid ARQ]
- デジタル大辞泉
- 《hybrid ARQ》⇒ハイブリッドARQ
シンチレーション scintillation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ケイ光体が放射線刺激を受けて発する光。放射線はケイ光体内の原子または分子を励起するが,この励起エネルギーが光として放出される場合にシンチレ…
シアン化銀 (シアンかぎん) silver cyanide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式AgCN。硝酸銀AgNO3水溶液にシアン化ナトリウムNaCNまたはシアン化カリウムKCNを等molにやや足りない程度加えると白色粉末状沈殿として得られる…
合成洗剤 ごうせいせんざい synthetic detergent
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ソープレスソープともいい,石鹸以外の界面活性剤で洗浄の目的に使われるもの。第2次世界大戦後,アメリカで石油化学工業が勃興するとともにアルキル…
エチルベンゼン ethylbenzene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 芳香族炭化水素の一つ。引火性のある無色の液体で,融点-94.98℃,沸点136.19℃,比重0.866(25℃)。水に不溶,ほとんどの有機溶媒と均一に混ざる(溶…
カルキュレーション・オブ・タイム
- デジタル大辞泉プラス
- ドイツ、ペリカン社の万年筆の商品名。文明の偉業を称えたシリーズのひとつ。太陽、月と時間をイメージ。2008年に本数限定で発売。
エピカルモス Epicharmos
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前5世紀初期のシチリアの喜劇詩人。生没年不詳。シラクサ生れと伝えられるが詳細は不明である。アッティカの喜劇詩人キオニデス,マグネスよりもはる…
ロペス López, Vicente Fidel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1815[没]1903アルゼンチンの歴史家,ジャーナリスト,政治家。 J.ロサス独裁に反対して 1840~52年チリに亡命し,ロサス批判の文筆活動を続けた…
きんかく‐びょう(‥ビャウ)【菌核病】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 キュウリ、レタス、インゲンなどの病気。茎、葉、果実などに病菌が付き、はじめ湿潤状の病斑を示すが次第に拡大し、灰白色の菌糸塊となり…
フタル酸 (フタルさん) phthalic acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 フタル酸 イソフタル酸 テレフタル酸ベンゼン環に2個のカルボキシル基をもつ芳香族ジカルボン酸で,o-,m-,p-の3種の異性体がある。…
ハリー イーグル Harry Eagle
- 20世紀西洋人名事典
- 1905.7.13 - 米国の細胞生物学者。 アルバート・アインシュタイン医科大細胞生物学教授。 大学を卒業後、ジョンズ・ホプキンズ大学、ペンシルベニ…
ケトン ketone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ケトンの製法カルボニル基C=Oをもつ化合物の総称。一般式RCOR′(R,R′はアルキル基,アリール基あるいは不飽和炭化水素基)。RとR′が同じと…
イソキノリン isoquinoline
- 改訂新版 世界大百科事典
- 縮合環式化合物の一つ。キノリンの異性体で,3,4-ベンゾピリジン,2-アザナフタレンともいう。1885年にコールタール中から初めて単離され,ガブリエ…
クリスティ Agatha Christie 生没年:1890-1976
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの女流推理小説家。結婚前の姓はミラー。1914年空軍大佐アーチボルド・クリスティと結婚,28年離婚,30年考古学者マックス・マロウアンと再…
ロトルー Jean de Rotrou 生没年:1609-50
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスの劇作家。パリに近いドルーで生まれる。19歳で処女作の悲喜劇《憂鬱症患者》を発表。翌年からブルゴーニュ座の座付作者となり,あふれる才…
アンモニウム塩 アンモニウムえん ammonium salt
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 構造が NH4X 型の塩の総称。例として塩化アンモニウム NH4Cl,硝酸アンモニウム NH4NO3などがある。結晶は NH4+ イオンを含み,正四面体型四配位であ…
ブテン butene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ブチレンともいう。 C4H8 で示されるオレフィン系炭化水素の総称。石油分解ガス,石炭乾留ガスなどの中に含まれ,炭素鎖中の二重結合の位置により4種…
オラー オラー Olah, George A.
- 化学辞典 第2版
- ハンガリー生まれのアメリカの有機化学者.ブダペスト工科大学で学位を取得.1956年のハンガリー動乱の際にカナダに移り,ダウケミカルの研究員,ケ…
アジピン酸 アジピンサン adipic acid
- 化学辞典 第2版
- hexanedioic acid.C6H10O4(146.14).HOOC(CH2)4COOH.二塩基酸の一種.シクロヘキサノール,シクロヘキサノン,あるいはシクロヘキサンの酸化分解で…
あおのどうもん【青の洞門】
- 世界の観光地名がわかる事典
- マルタ島南部、世界遺産(マルタの巨石神殿群)に登録されているハギアルキム神殿(Hagar Qim Temples)、ムナイドラ神殿(Mnajdra Temples)の近く…
マフムト[2世] Mahmut Ⅱ 生没年:1784-1839
- 改訂新版 世界大百科事典
- オスマン帝国末期の啓蒙的専制君主,第30代スルタン。在位1808-39年。中央行政機構の機能的分権化による大宰相の権力削減,イエニチェリ軍団の全廃(…
リメディアル教育 リメディアルきょういく
- 大学事典
- アメリカ合衆国では,19世紀前半から,大学で必要な学習スキルが不足している学生が入学していることへの懸念が広がり,1852年にはミシガン大学学長…
過酸化物 かさんかぶつ peroxide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 負2価のO2基を有する酸化物の総称。過酸化水素の誘導体とみなすことができる。アルカリ金属およびアルカリ土類金属の化合物がよく知られており、たと…