かみかぜ‐の【神風の】
- デジタル大辞泉
- [枕]《古くは「かむかぜの」》「伊勢」にかかる。「―伊勢の浜荻はまをぎ折りふせて」〈新古今・羇旅〉
うつせみ‐の【▽空×蝉の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 人間・世間・現世の意から「世」「世の人」などにかかる。「―世の人なれば」〈万・一七八五〉2 蝉の抜け殻の意から「むなし」「わびし」な…
かぎろい‐の〔かぎろひ‐〕【陽=炎の】
- デジタル大辞泉
- [枕]春、炎のように立つかげろうの意から、「春」「燃ゆ」にかかる。「奈良の都は―春にしなれば」〈万・一〇四七〉
はるひ‐の【春日の】
- デジタル大辞泉
- [枕]「はるひ」に同じ。「―春日の国に」〈継体紀・歌謡〉
さきくさ‐の【三=枝の】
- デジタル大辞泉
- [枕]枝が三つに分かれているところから「三つ」に、また、3本のまん中という意で「なか」にかかる。「―中にを寝むと」〈万・九〇四〉「―三つば四つ…
ささたけ‐の【×笹竹の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 「さすたけの」の音変化か。一説に宮中の庭を「竹の園」というところからとも。「大内おほうち」「大宮」などにかかる。「―大内山は色も変…
さつひと‐の【▽猟人の】
- デジタル大辞泉
- [枕]猟師が弓を用いるところから、「弓月ゆつきが岳たけ」にかかる。「―弓月が岳に霞たなびく」〈万・一八一六〉
こ‐の【×此の/×斯の】
- デジタル大辞泉
- [連体]《代名詞「こ」+格助詞「の」から》1 空間的・心理的に、話し手に近い人や物をさす。「―人が僕の親友のA君です」「―本は誰のですか」2 話…
みずがき‐の〔みづがき‐〕【×瑞垣の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 布留ふるの社の垣は古く久しい意から、「久し」にかかる。「―久しき時ゆ恋すれば」〈万・三二六二〉2 瑞垣に囲まれた神の意から、「神」に…
副の
- 岩石学辞典
- 珍しい興味ある副成分鉱物に用いる[Johannsen : 1917].岩石の場合は含有量が少なく岩石を分類命名する際に基準にならない成分に用いる.
補助の
- 岩石学辞典
- →副の
のびすぎでんねん
- デジタル大辞泉プラス
- 大阪府で生産されるフキ。府立農林技術センターで「愛知早生」から選抜育成してつくりあげた品種。在来種に比較し生育が早い。命名は元大阪府知事の…
たつの[市]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 揖保川 新宮 竜野 竜野城下 御津兵庫県南西部の市。2005年10月竜野(たつの)市と揖保川(いぼがわ),新宮(しんぐう),御津(みつ)…
あめ‐の【天の】
- デジタル大辞泉
- [連語]1 天てんの。2 高天原たかまがはらの。3 神聖な。→天あまの
のゑ
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1767-1846 江戸時代中期-後期の女性。明和4年生まれ。越前(えちぜん)清水頭(しみずがしら)村(福井県武生(たけふ)市)の毫摂(ごうしょう)寺の乳母(う…
わいの[終助]
- デジタル大辞泉
- [終助]《終助詞「わい」+終助詞「の」から》活用語の終止形・連体形に付く。感動を込めて念を押す意を表す。…(だ)よねえ。…(だ)よな。「ほん…
よ‐の【世の】
- デジタル大辞泉
- [連語]《天下周知の、の意から、程度のはなはだしいさまを表す》たいへんな。この上ない。「―痴しれ者かな」〈徒然・四一〉
例れいの
- デジタル大辞泉
- 1 話し手・聞き手の双方が知っている人や事柄をさす。㋐いつもの。ふだんの。「例の顔ぶれ」「例の調子」㋑この前の。あの。「例の客」「例の話」2…
のい【の井】
- 改訂新版 世界大百科事典
しらいと‐の【白糸の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 「たゆ(絶)」「くる(来)」などにかかる。[初出の実例]「しつはたにへつるほどなり白糸のたえぬる身とは思はざらなん〈よみ人しらず〉」(出典…
すみぞめ‐の【墨染の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 墨染めの色が暗いという感じから、「夕べ」「たそがれ時」「おぼつかなし」などにかかる。[初出の実例]「いろにいでば 人しりぬべみ すみぞめの …
はるひ‐の【春日の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 =はるひ(春日)[ 二 ][初出の実例]「播屡比能(ハルヒノ) 春日(かすが)の国に 麗(くは)し女(め)を 有りと聞きて」(出典:日本書紀(720)継体七…
はるやま‐の【春山の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 春の山の草木がもえ出すようにの意で、「しなひさかゆ」にかかる。[初出の実例]「春山之(はるやまの) しなひ栄えて 秋山の 色なつかしき ももしき…
のたり
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) ゆったりとしたさま、悠々としているさまを表わす語。[初出の実例]「建つめた中にのたりと増上寺」(出典:…
の‐もじ【の文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「の」で始まることばの後半を略し、「文字」を添えたもの )① 「のり(海苔)」をいう女房詞。[初出の実例]「御ちや、のもしまいる」(…
のん
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 助詞「の」の変化したもの。近世末期に上方にあらわれる )[ 1 ] 〘 格助詞 〙 =の[ 一 ]①(ロ)(ハ)〔格助詞〕[初出の実例]「そないに東京が好いの…
とお‐の(とほ‥)【遠の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連体詞 〙 ( 形容詞「とおい」の語幹に助詞「の」の付いてできたもの ) 隔たりの程度がはなはだしい。遠くの。遠方の。[初出の実例]「家人は 待ち…
ど‐の【何の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連体詞 〙① 複数のものからの選択や程度について限定できないことを表わす。[初出の実例]「どの勢の中へかいると見つる」(出典:平家物語(13C…
あわしま‐の(あはしま‥)【粟島の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 同音の繰り返しで、動詞「逢ふ」の未然形「あは」にかかる。[初出の実例]「安波思麻能(アハシマノ)逢はじと思ふ妹にあれや安眠(やすい)も寝ずて我…
おしどり‐の(をしどり‥)【鴛鴦の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 おしどりは水に浮くところから「浮く」と同音の「憂き」にかかる。[初出の実例]「水ぐきの あさき心の かくれなく ながれての名を をし鳥の 憂き…
おおくち‐の(おほくち‥)【大口の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 ( 大きな口をしている真神(狼の意)というところから ) 地名「真神の原」にかかる。[初出の実例]「大口能(おほくちノ)真神の原に降る雪はいたく…
きみがよ‐の【君代の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 君の寿命が長いの意で「長し」と同音を含む地名「長柄(ながら)」「なが井」などにかかる。[初出の実例]「君が世のながらの山のかひありとのどけ…
かわたけ‐の(かはたけ‥)【川竹の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 竹の「節(よ)」の意で、同音の「世」にかかる。[初出の実例]「移ろはぬ名に流れたるかは竹のいづれの世にか秋を知るべき〈よみ人しらず〉」(出典…
たま【玉】 の
- 精選版 日本国語大辞典
- 下に名詞を続けて、それが美しいものであるとしてほめていうのに用いる。[初出の実例]「我が国に見え給はぬ姿がおはするたまの男のみえ給へるは」(出…
たらちね‐の【垂乳根の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 語義未詳。① 「母」にかかる。かかりかた未詳。[初出の実例]「帯乳根乃(たらちねノ) 母の命(みこと)は 斎瓮(いはひへ)を 前に据ゑ置きて」(出典:…
ちじ‐の【致仕の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連語 〙 官職名に付して、その職を辞した人である意を表わす。「ちじの大臣」「ちじの大納言」など。[初出の実例]「致仕のおとども、またなくかし…
ころもで‐の【衣手の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 「別る」にかかる。たもとを分かって離れる意からか。一説に、袖が左右に分かれているところからとも。[初出の実例]「衣手乃(ころもでノ)別る今…
うきしま‐の【浮島の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 同音の繰り返しで、「うきしずみ(浮沈)」にかかる。[初出の実例]「渡るらん方し知らねばうきしまのうきしづみたる恋もするかな」(出典:能宣集…
うたかた‐の【泡沫の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 泡沫(うたかた)が消えやすく浮かびやすいところから、「消ゆ」にかかり、また、「浮き」と同音の「憂き」にかかる。[初出の実例]「千たびともし…
soré-shíki-no, それしきの
- 現代日葡辞典
- 【G.】 「uma ferida」 Tão insignificante [pequena]. [S/同]Soré kúráí nó(+).
sáshimo-no2, さしもの
- 現代日葡辞典
- 【E.】 Embora;até;apesar de.~ mei-i ni mo haha no byōki wa naosenakatta|さしもの名医にも母の病気はなおせなかった∥At…
弱視の
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- amblyope →視力
遠視の
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- hypermétrope →視力
ほん‐の【本の】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 連語 〙 ⇒ほん(本)[ 一 ]⑤[ 2 ] 〘 連体詞 〙 下の語に限定される意を強めて、まさにそれだけ、の意で用いる。まったくわずかの。ちょっ…
もの‐の【物の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連体詞 〙 数を表わす語の上に付けて、それがほんのわずかで、取るに足りないくらいのものであることを表わす語。せいぜい。[初出の実例]「物(モ…
や‐の
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 間投助詞「や」に終助詞「の」の付いたもの ) 形容詞・形容動詞の語幹を受け、詠嘆を表わす。[初出の実例]「あら、名残をしやの」(出典:虎寛本狂…
みずしらずの【見ず知らずの】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ⇒みしらぬ(見知らぬ)見ず知らずの人a complete [total] stranger
大の だいの
- 日中辞典 第3版
- →だい(大)
彼の かの
- 日中辞典 第3版
- 那个nàge.~彼の有名な事件|那个有名的事件.⇒あの
【輜】のうし
- 普及版 字通
- 行李。字通「」の項目を見る。