シクロヘキサノン シクロヘキサノン cyclohexanone
- 化学辞典 第2版
- C6H10O(98.15).アノンともいう.環状脂肪族飽和ケトン類の一つ.工業的には,シクロヘキサンの液相空気酸化およびシクロヘキサノールの脱水素で製造…
塗料 トリョウ coating material, paint
- 化学辞典 第2版
- 物体の表面に塗布し,丈夫な塗膜を形成して物体を保護し,かつ美観を与えるもの.塗料は一般に,ビヒクル(塗膜形成剤),顔料,溶剤,そのほか可塑剤…
二酸化炭素抽出
- 栄養・生化学辞典
- 超臨界状態の二酸化炭素を溶剤として用いて抽出する方法.カフェインレスコーヒーの製造などに応用されている.
アセトニトリル(acetonitrile)
- デジタル大辞泉
- 酢酸さくさんのニトリルに相当する化合物。無色の液体で、有毒。有機合成・溶剤に使用される。シアン化メチル。
オイル‐ステイン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] oil stain ) 油に濃い鉄さび色の溶剤を溶かした塗料。木製の塀、床などの着色や防腐に用いる。
ガス軽油 ガスけいゆ gas light oil
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 石炭乾留ガスの低沸点留分 (180℃以下) 。ベンゼン (55~70%) ,トルエン (10~15%) ,キシレン (4~8%) などを含む溶剤。
ニス【仮漆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ワニス」の略。「仮漆」はあて字 ) 樹脂を溶剤にとかしてつくった塗料。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
イソプロパノール(isopropanol)
- デジタル大辞泉
- イソプロピルアルコールの慣用名。無色、揮発性の液体で、引火性が大。工業原料や溶剤、香粧品・医薬品の合成原料として用いる。
パーツ‐クリーナー(parts cleaner)
- デジタル大辞泉
- 機械部品や工具・治具に付着した汚れを除去する薬剤。アルコールや石油系の溶剤を含み、缶入りのスプレー式のものが多い。
リグロイン(ligroin)
- デジタル大辞泉
- 石油エーテルの一種。飽和炭化水素からなる無色透明の軽質ガソリン。溶剤として用いられる。ベンジンと同意義にも使われる。
ニトロ‐ベンゼン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] nitrobenzene ) ベンゼンのニトロ化合物。化学式 C6H5NO2 無色、特異な香気のある液体。ベンゼンを硫酸と硝酸の混酸で処理して…
アセテートフィルム アセテートフィルム acetate film
- 化学辞典 第2版
- 酢酸セルロースでつくったフィルム.製法は,セルロースジアセテートやセルローストリアセテートをアセトン-アルコール混合溶剤や,ジクロロメタンを…
絶縁塗料 ぜつえんとりょう coating for insulation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 電気絶縁性の高い塗膜を形成する塗料。絶縁塗料の代表的な形態としてはワニス、粉体塗料、電着塗料等があるが、被塗物の材質や形状、必要とされる膜…
モルホリン morpholine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アンモニア臭のある強塩基性の液体。吸湿性を有する。融点-4.9℃,沸点 128~129℃。有機溶剤に易溶。
えんか‐エチレン〔エンクワ‐〕【塩化エチレン】
- デジタル大辞泉
- エチレンに塩素を付加して得られる、無色で芳香のある油状の液体。塩化ビニルの原料、溶剤などに使用。化学式ClCH2CH2Cl
しん‐しゅつ【浸出】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)物を液体の中につけたときに、その物質の成分が溶け出ること。また、溶け出させること。「生薬の成分を溶剤に浸出させる」
へんのう‐ゆ〔ヘンナウ‐〕【片脳油】
- デジタル大辞泉
- 樟脳しょうのう油から樟脳をとった残りを精製して得られる白色の油。芳香をもち揮発性で、防臭剤・殺虫剤や塗料の溶剤に用いる。樟脳白油。
へんのう‐ゆ(ヘンナウ‥)【片脳油】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 樟脳(しょうのう)油を精留して得られる無色揮発性の油。芳香がある。防虫剤・香料・塗料の溶剤などに用いられる。
メトラゾール metrazol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カルジアゾール,ペンテトラゾールともいう。シクロヘキサノンからつくる。無色の単斜針状の結晶で,水,有機溶剤によく溶ける。中枢興奮薬剤に用い…
シンナー中毒 シンナーちゅうどく thinner poisoning
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シンナーによる中毒。シンナーは塗料を薄めるため,特にラッカーの溶剤に使われる。酢酸エチル,酢酸ブチル,ブタノール,トルエンなどの混合溶剤が…
ピネン(pinene)
- デジタル大辞泉
- テルペンの一。多くの精油中に存在し、テレビン油の主成分。無色で芳香があり、塗料の溶剤や合成樟脳しょうのう・人工香料の原料にする。
ガソリン gasoline
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 揮発油。イギリスでは petrolという。原油から蒸留して得られる沸点が約 35~200℃の炭化水素の混合物で,主として内燃機関の燃料として用いられる。…
スイセイ君
- デジタル大辞泉プラス
- 水性フレキソ印刷(水性インクを使用し、有機溶剤を排出せず環境に配慮した印刷方法)のマスコットキャラクター。水滴が地球を抱えている。
ひょうしょう‐せき〔ヒヨウシヤウ‐〕【氷晶石】
- デジタル大辞泉
- ナトリウム・アルミニウムの弗化物ふっかぶつからなる鉱物。無色または白色でガラス光沢がある。単斜晶系。溶剤としてアルミニウム冶金やきんに使用…
ポリ‐えんかビニリデン(‥エンクヮビニリデン)【ポリ塩化ビニリデン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ポリは[英語] poly ビニリデンは[英語] vinylidene ) 塩化ビニリデンの重合体。〔-CH2-CCl2〕n で表わされる。結晶性、耐溶剤性が高い。
揮発性ワニス キハツセイワニス volatile varnish
- 化学辞典 第2版
- 酒精ワニス,スピリットワニスともいう.樹脂類を揮発性の溶剤に溶かしたワニス.とくにセラックをエタノールに溶かしたものがもっともよく使われる.
ワニス(varnish)
- デジタル大辞泉
- 樹脂を溶剤に溶かした塗料。顔料は含まず、光沢のある透明な薄膜を形成するもの。ニス。仮漆。[類語]塗料・ペンキ・ペイント・ラッカー・エナメル・漆
ゆう‐ざい【融剤】
- デジタル大辞泉
- 化学分析や冶金やきん・窯業で、融解しにくい物質をとけやすくするために加える物質。氷晶石・炭酸ナトリウムなどが用いられる。溶剤。
せきゆ‐ベンジン【石油ベンジン】
- デジタル大辞泉
- 工業用ガソリンの一種。石油を蒸留して、沸点セ氏30~150度で得られる無色透明の液体。引火しやすい。溶剤・しみ抜きなどに用いる。ベンジン。
ハイテク‐おせん〔‐ヲセン〕【ハイテク汚染】
- デジタル大辞泉
- マイクロエレクトロニクス・バイオテクノロジーなど時代の先端技術産業が生み出す環境汚染。集積回路を作る過程で洗浄に使う有機塩素系溶剤による地…
さくさん‐アミル【酢酸アミル】
- デジタル大辞泉
- 酢酸とアミルアルコールとのエステル。ナシに似た芳香をもつ無色の液体で、香料・溶剤・接着剤の製造などに用いる。化学式CH3COOC5H11
シンナー thinner
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 シンナー中毒塗料のコンシステンシー(稠性)を被塗物の形状,塗装方法,塗膜の乾燥条件に合わせて低くする目的で,塗装の際に塗料に加える…
フーゼル‐ゆ【フーゼル油】
- デジタル大辞泉
- 《fusel oil》アルコール発酵のときに副産物として生じる、黄褐色の特異臭のある油状液体。高級アルコール類を主成分とする。溶剤・香料などに利用。
はっぽう‐スチロール〔ハツパウ‐〕【発泡スチロール】
- デジタル大辞泉
- ポリスチレン樹脂に溶剤を含ませ、成形時に揮発によって発泡させたもの。断熱材・包装材などに使用。[類語]プラスチック・スチレン・ウレタン・ポリ…
脱ろう だつろう dewaxing
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 潤滑油や灯・軽油のろう分を除去し品質の向上を図ること。潤滑油などにろう分(ワックス分、直鎖状パラフィンおよび短く数少ない側鎖をもつ分枝状パ…
さくさん‐エチル【酢酸エチル】
- デジタル大辞泉
- 酢酸とエチルアルコールのエステル。パイナップルに似た芳香のある無色の液体。引火しやすい。果実エッセンス・溶剤などに使用。化学式CH3COOC2H5
ピリジン(pyridine)
- デジタル大辞泉
- 複素環式化合物の一。ベンゼンの炭素原子1個を窒素で置き換えた構造をし、特異臭をもつ無色の液体。塗料などの溶剤や合成原料として重要。化学式C5H5N
オイルステイン
- リフォーム用語集
- 染料を有機溶剤に溶かした油性着色剤。木材の木目・質感を生かした透明感のある塗装方法として、主に内部の木部塗装に用いられる。
コロジオン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] kollodion ) ニトロセルロース(硝酸繊維素)をエタノールとエーテルとの混合溶剤にとかした無色透明または淡黄色の粘り…
もく‐タール【木タール】
- デジタル大辞泉
- 木材の乾留で生じる黒褐色の油状の物質。アルコール・芳香族炭化水素・フェノール類などを含む。溶剤・燃料・防腐剤などに用いるほか、精製して薬用…
シクロヘキサノール シクロヘキサノール cyclohexanol
- 化学辞典 第2版
- C6H12O(100.16).アノールともいう.環状脂肪族飽和アルコール類の一つ.工業的製法には,シクロヘキサンの液相空気酸化法,およびフェノールの水素…
ヘキサン ヘキサン hexane
- 化学辞典 第2版
- C6H14(86.18).CH3(CH2)4CH3.炭素数6のパラフィンには5種類の異性体が存在する.これら異性体を総称する場合もあるが,そのうち直鎖状のものをとく…
ニトロエタン ニトロエタン nitroethane
- 化学辞典 第2版
- C2H5NO2(75.07).CH3CH2NO2.クロロエタンと亜硝酸銀を加熱するか,工業的には,気相でエタンをNO2でニトロ化すると得られる.無色の液体.融点約-5…
プロパノール ぷろぱのーる propanol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 炭素数3個の脂肪族飽和アルコールの一つ。プロピルアルコールpropyl alcoholともいう。次の2種の異性体がある。いずれも室温で特有のにおいの液体で…
だいず‐ゆ(ダイヅ‥)【大豆油】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大豆からとれる油。圧搾法や溶剤抽出法でとり出す。半乾性油または乾性油で、食用のほか、硬化油、ボイル油に用いられる。だいずあぶら。
かんしき‐ぼうし(‥バウシ)【乾式紡糸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 化繊の紡糸法の一種。酢酸繊維またはポリ塩化ビニールの紡糸では紡糸液を口金から熱気中に圧出し、アセトンなどの溶剤を蒸発させて繊維と…
アクリロニトリル
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] acrylonitrile ) 合成繊維、合成ゴムの原料の一つ。化学式 CH2=CHCN 特異なにおいを持つ無色の液体。重合しやすい。猛毒。溶剤…
いす‐ばい(‥ばひ)【柞灰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 磁器の釉(うわぐすり)の一つ。柞(いすのき)の灰。磁器釉の媒溶剤に適し、古くから有田焼などに多く用いられた。大隅、日向地方を主産地と…
ペンタン(pentane)
- デジタル大辞泉
- 炭素数が5個のメタン系炭化水素。香りのある無色、揮発性の液体。石油に含まれ、3種の異性体がある。溶剤などに使用。分子式C5H12
れき‐せい【瀝青】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 樹木、泥炭、褐炭などから、ベンゼンなどの有機溶剤で抽出される有機物質の総称。植物の種類、炭化の程度などにより、内容に差がある。チ…