きこう‐がく【気候学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気候を対象とする地球科学の一分科。気候要素の平均値や、気候の生成、気団前線などの動的要素、産業や生物との関連などを研究する。〔物…
かい‐がく【開学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大学を開設すること。
かいぼう‐がく【解剖学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生物体内部の構造を外部形態とともに観察、記述する学問。生体を解剖して探究する。〔医語類聚(1872)〕
が‐がく(グヮ‥)【画学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 絵を描く技術。また、絵画のことについて研究する学問。[初出の実例]「画学精深ならざるの弊と云べし」(出典:随筆・鑒禅画適(1852)南…
がく‐しゅ【学衆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 学問をする僧衆の意 ) 主として高野山で、寺の住持および阿闍梨位を得た僧のうち、種々の僧位を経て、将来事務検校の位に至ることので…
がく‐どう(‥ダウ)【学道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( ━する ) 道を修行すること。学問の道。[初出の実例]「是為悦夜前禅師所作優美也、為学道面目之事也」(出典:中右記‐天永二年(1111)…
がく‐よう【学庸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国の古典「大学」と「中庸」の併称。
げんご‐がく【言語学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 言語を科学的に研究する学問。明治時代には博言学ともいった。[初出の実例]「茲に此大先生が言語学に関して、申遺された一般の事実を、取…
こう‐がく【鴻学・洪学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学問に深く通じていること。また、その人。[初出の実例]「時議者、歎其洪学」(出典:懐風藻(751)大友皇子伝)
けん‐がく【倦学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学問にあきること。学問に疲れること。[初出の実例]「雖レ見二乞巧之奠一。更無二曝書之献一也。何哉。其非二倦学乏才一哉」(出典:異制…
げん‐がく【玄学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 老荘の学などの幽玄な学問。転じて、学問を修学する者。[初出の実例]「弁正法師者、〈略〉少年出家、頗洪二玄学一」(出典:懐風藻(751)…
しゅうしん‐がく(シウシン‥)【修身学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 修身に関することを研究する学問。倫理学。[初出の実例]「其学科は新古語を探索し文法を学び歴史を読み理学、〈略〉修身学、等を研究す」…
しゅ‐がく【朱学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「しゅしがく(朱子学)」の略。[初出の実例]「朱学に語類文集を熟覧すること、此方の学者にては、実に山崎闇斎先生を首倡とす」(出典:…
さの‐まなぶ【佐野学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 社会運動家、歴史学者。大分県出身。日本共産党の創立に参加。四・一六事件により入獄中、鍋山貞親とともに転向声明を発表。第二次大戦後、日本政治…
れきし‐がく【歴史学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 過去の人間生活の諸事象を研究する学問。歴史科学。[初出の実例]「歴史学の漸く其問題を看破し得て、開化史の体裁備はり」(出典:外山正…
ろうねん‐がく(ラウネン‥)【老年学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 老年医学・老人看護学・老人心理学・老人社会学などの総称。老人や老人問題を総合的に研究する学問。老人学。
仁斎学 (じんさいがく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸前期の儒学者伊藤仁斎(1627-1705)が築いた思想体系。思想的目標からみて古義学,成立場所からみて堀川学ともいう。仁斎個人の思想をさす場合と…
人智学 (じんちがく) Anthroposophie[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア語のanthrōpos(人間)とsophia(叡智)の合成語。ヨーロッパ思想史の底流にある秘教的esotericな立場を表す用語として,16世紀のころから使…
心理学 (しんりがく) psychology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 心理学の歴史 現状と展望心理学とは文字どおり心の理(ことわり)の学であり,心理学を表す西欧語は,ギリシア語のプシュケーpsychē(心…
政治学 (せいじがく) Politika
- 改訂新版 世界大百科事典
- アリストテレスの著書。この書はギリシア政治思想の結晶として,またその後への影響の大きさにおいて,政治思想上の古典中の古典である。全体は8巻か…
社会学 (しゃかいがく) sociology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 社会学の基本理念と考察領域 社会と文化の構造的変動 四つの社会学パラダイム 分離か,収斂か1960年代後半から70年代前半にかけて…
解釈学 (かいしゃくがく) Hermeneutik[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- テキスト解釈の方法と理論を扱う学問。その場合のテキストとは,文字で表現された文書や文学作品だけでなく,現代では神話や夢,芸術作品など,解釈…
海洋学 (かいようがく) oceanography
- 改訂新版 世界大百科事典
- 海を研究の対象とする学問。陸上を対象とする学問や宇宙空間を対象とする学問に対するものである。宇宙空間などに比べると海はより身近にあるが,人…
学侶 (がくりょ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 学問僧,学僧,学生(がくしよう)ともいう。寺院の堂塔の管理や世俗的雑務に従事する堂衆や行人(ぎようにん)に対して,法会祈禱や学問修法に専念…
イラン学 (イランがく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- イラン学は,楔形文字の古代ペルシア語碑文,パフラビー文字の碑文とアベスター経典,ソグド語・サカ語・ホタン語の出土文書などの厳密な言語学的研…
音韻学 (おんいんがく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国に起こった言語音に関する学問。中国語の語は原則として単音節から成り,その音節は一般に頭子音+介母音+主要母音+末子音(+声調)の構造を…
教育学 (きょういくがく) pedagogy
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 教授の学としての教育学 科学としての教育学 日本の教育学教育の本質,目的,内容,方法,さらに制度,行政など,教育現象のさまざまな分野…
行政学 (ぎょうせいがく) science of public administration science administrative[フランス] Verwaltungslehre[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 行政学には広狭二様の意味がある。広義には,政府の行政に関する種々の研究の総称である。この広義の行政学の淵源をもとめるなら,それは17世紀中葉…
金石学 (きんせきがく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ギリシア・ローマ 中国 日本金属や石など硬質の素材に刻まれた文,すなわち金石文(碑文)を考察対象とする学問。碑文学ともいう。金…
経済学 (けいざいがく) economics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 分析対象による分類 社会科学としての経済学 貧困と分配,経済学者の原点 経済学と客観性 スミス《国富論》 リカードによる継承 貧困…
宋学 (そうがく) Sòng xué
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,宋代に興った学問文化の総称。没落した貴族に代わって,新しい時代の担い手となった士大夫によって生み出されたもの。一口に宋学と言っても多…
佐野学 (さのまなぶ) 生没年:1892-1953(明治25-昭和28)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 昭和初期の日本共産党指導者。大分県に生まれる。東京帝国大学法学部卒業。早稲田大学講師となる。1921年雑誌《解放》の論文〈特殊部落民解放論〉は…
物産学 (ぶっさんがく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代に本草学から派生して発展した学問。薬用を含めて,有用な天産物についての応用を目的とした学問である。江戸時代中期,幕府の殖産興業政策…
熱学 (ねつがく) theory of heat
- 改訂新版 世界大百科事典
- 熱が関与するいろいろな現象を扱う物理学,化学などの領域を総称して熱学という。物質の熱的性質,状態変化,熱機関,熱放射,熱伝導などはすべて熱…
心理学 しんりがく psychology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 英語のサイコロジーということばは、ギリシア語のプシュケーpsukhe(心)とロゴスlogos(学)とが一つになってできたもので、心の学問という意味であ…
熱学 ねつがく theory of heat
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熱および物体の熱的性質を研究する学問。熱伝導、熱膨張、反応熱、熱機関など熱に関連した現象や装置は、物理学、化学、生物学、工学において多種多…
整理学 せいりがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 整理に関する研究・くふうというほどの意味で、学とよぶ独立した体系があるわけではない。整理学ということばは、加藤秀俊(ひでとし)(1930―2023)著…
体育学 たいいくがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 体育に関する諸科学を組織・体系づけたものを意味する場合と、体育教育学を意味する場合がある。体育研究者の集まりである日本体育学会では、体育学…
地理学 ちりがく geography
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球表層に生起するさまざまな事象について、総合的な研究に従事する科学。[木内信藏・菅野峰明]本質と方法および課題古代ギリシアにおいて発達を…
帖学 じょうがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国書道で、法帖(佳書を集めて拓本により仕立てた複製本)で学ぶことの意で、碑学(碑の拓本で学ぶこと)に対しての名称。これを実践する人々を帖…
人類学 じんるいがく anthropology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人類学はギリシア語の「人間」をさすanthroposと「学」logosからなり、文字どおり「人間の学」を意味する。しかし、人類学の研究領域についての考え…
水力学 すいりきがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 機械工学の一分野で、水や空気などの流体の運動に関する力学的な諸問題を扱う学問。「すいりょくがく」ともいう。送水管やガス輸送管などの設計や、…
犯罪学 はんざいがく criminology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 犯罪にかかわる事項を科学的に研究する学問。狭義には犯罪現象および犯罪原因をおもな研究対象とし、いわゆる事実学として位置づけられる。人間に関…
手相学 (てそうがく) palmistry
- 改訂新版 世界大百科事典
- 人の運勢は創造主である神または天によってあらかじめ定められており,それは手指と手掌の形と線条に示されていると考えてこれを〈手相〉と称し,こ…
統計学 (とうけいがく) statistics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 社会統計学 理論統計学 応用統計学 統計学の歴史統計学とは何かということについては,いろいろな定義が与えられている。それを統計…
りゅうきゅうがく【琉球学】
- 改訂新版 世界大百科事典
りんせいがく【林政学】
- 改訂新版 世界大百科事典
やきんがく【冶金学】
- 改訂新版 世界大百科事典
水戸学 (みとがく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 幕末における内外の危機に対応して水戸藩士の一部によって展開され,尊王攘夷の観念を打ち出すことによってその後の歴史に大きな影響を及ぼした思想…
薬理学 (やくりがく) pharmacology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 薬理学の歴史 薬理学の諸分野薬物と生体のかかわりあい(相互作用)について研究する薬学の一分野。薬物の起源,製法,化学構造,物理化…