「化合物」の検索結果

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非タンパク質窒素

栄養・生化学辞典
 非タンパク質態窒素ともいう.タンパク質以外の窒素化合物の窒素の総称.アミノ酸,低分子量ペプチド,アンモニア,アミン,尿素などの窒素が含ま…

かんのう‐き〔クワンノウ‐〕【官能基】

デジタル大辞泉
有機化合物を、同族として特徴づける原子団。アルコール類の水酸基、カルボン酸のカルボキシル基など。また、分子内の反応性に富む基をさすこともあ…

so・da /sóudə/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]((複)~s)1 [U][C]ソーダ水,炭酸水(soda water);((米))ソーダ(◇ソーダ水に果汁・アイスクリームなどを入れた飲み物).(an) ice cream so…

立体異性 リッタイイセイ stereoisomerism

化学辞典 第2版
原子の配列順序は同じであるが,立体的な配置(分子の立体構造)が違うために生じる異性の総称.幾何異性,鏡像異性,ジアステレオ異性,回転異性,配…

ジアゾ diazo

日中辞典 第3版
〈化学〉重氮zhòngdàn.ジアゾ化重氮化(作用)zhòngdànhuà (zuòyòng).ジアゾ化合…

プロトン捕そく剤 プロトンホソクザイ proton scavenger

化学辞典 第2版
放射線化学などにおいて,反応におけるプロトンを含む正イオンの寄与を調べる目的で,反応系に加えられる化合物をいう.反応系に生じた正イオンから…

アルキルベンゼン(alkylbenzene)

デジタル大辞泉
ベンゼン環にアルキル基が結合した化合物の総称。ふつうは合成洗剤原料になる、アルキル基の炭素数10~15のものをさす。

こんごう‐ぶつ〔コンガフ‐〕【混合物】

デジタル大辞泉
2種以上のものがまじって一つとなったもの。特に、それらの間に強い化学結合を生じないでまじり合ったもの。化合物に対していう。

グリコシド‐けつごう〔‐ケツガフ〕【グリコシド結合】

デジタル大辞泉
糖の水酸基とアルコールや他の糖などの有機化合物の水酸基が反応し、水1分子が取れて縮合してできる共有結合の総称。配糖体結合。

亜硝酸

栄養・生化学辞典
 HNO2 (mw47.01).弱酸性の液体.不安定な酸で,アミンと反応してヒドロキシ化合物を作るため変異原性がある.

ゆうき‐さん(イウキ‥)【有機酸】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 酸の性質を示す有機化合物。酢酸、安息香酸、蟻酸、酪酸、酒石酸、乳酸、蓚酸など。〔工学字彙(1886)〕

元素分析 (げんそぶんせき) elementary analysis

改訂新版 世界大百科事典
目次  発達史  炭水素分析法  ハロゲン・硫黄定量法  その他の元素の分析法有機化合物または有機金属化合物を構成する元素(炭素,水素,窒…

たん‐り【単離】

デジタル大辞泉
1 [名](スル)混合物から、ある化合物を純粋な物質として取り出すこと。2 生体や生物組織から、特定の細胞、遺伝子、たんぱく質などを分離するこ…

根岸英一 ねぎしえいいち (1935―2021)

日本大百科全書(ニッポニカ)
日本の化学者。中国東北部(旧、満州)に生まれる。1958年(昭和33)東京大学工学部卒業、1960年にアメリカ合衆国のペンシルベニア大学に留学、1963…

きけん‐ぶつ【危険物】

デジタル大辞泉
火災や爆発などを起こしやすく、損害を与えるおそれのある物品。[補説]消防法の別表1では、危険物を第1類:酸化性固体(塩素酸塩類・過塩素酸塩類・…

ウィッティヒ Wittig, Georg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1897.6.16. ベルリン[没]1987.8.26. ハイデンベルクドイツの有機化学者。テュービンゲン大学に入学したが,第1次世界大戦のため学業を中断,マー…

ユウロピウム ゆうろぴうむ europium

日本大百科全書(ニッポニカ)
周期表第3族、希土類元素に属するランタノイド元素の一つ。1901年フランスのドマルセーEugène Anatole Demarçay(1852―1904)によって発見され、ヨー…

発色現像 ハッショクゲンゾウ color development

化学辞典 第2版
ハロゲン化銀写真乳剤を,感光後,現像するときに現像銀の部分に色素を形成させる過程をいう.通常,現像主薬の酸化生成物と,カプラーとよばれる有…

ルミノール(luminol)

デジタル大辞泉
化学反応に伴ってルミネセンスを示す代表的な化合物。白色の固体。このアルカリ性水溶液を過酸化水素などで酸化すると、青白く発光する。→ルミネセン…

開環重合 かいかんじゅうごう ring-opening polymerization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
環状化合物の開環によって重合体を生成する反応で,付加重合の一種。エチレンオキシドがイオン重合によりポリエーテルを生成する反応がその例である。

青酸中毒 (せいさんちゅうどく) poisoning by cyanic acid

改訂新版 世界大百科事典
シアン化水素(青酸HCN),シアン化カリウム(青酸カリKCN),シアン化ナトリウム(青酸ソーダNaCN)などのシアン化合物による中毒をいう。シアン化…

環境汚染物質排出移動登録制度 かんきょうおせんぶっしつはいしゅついどうとうろくせいど Pollutant Release and Transfer Resister

日本大百科全書(ニッポニカ)
有害性のある化学物質が、どのような発生源から環境中に排出あるいは事業所外に移動されたかを把握する制度のこと。略称PRTR。日本では1999年(平成1…

有機半導体 ユウキハンドウタイ organic semiconductor

化学辞典 第2版
一般に,電気抵抗が 10-13 Ω cm より小さい有機化合物をいう.1950年代のはじめに,赤松秀雄と井口洋夫が一連の縮合多環芳香族化合物についての電気…

ワトソンの式【Watson's equation】

法則の辞典
有機化合物の蒸発熱のデータを,臨界温度付近において拡張する計算式.既知の蒸発潜熱や換算温度のデータを利用する.

エーテル

栄養・生化学辞典
 化学的にはR-O-R′のエーテル結合をもつ化合物をいうが,狭義にジエチルエーテルを指す場合が多い.

チアゾール

栄養・生化学辞典
 C3H3NS (mw85.13).  五員環複素環式化合物.無色の揮発性物質.常温で液体.ピリジン臭をもつ.

ラクタム

栄養・生化学辞典
 環状化合物で環の中に-CONH-の構造をもつものの総称.β-ラクタム,γ-ラクタム,δ-ラクタムなどがある.

老化防止剤

栄養・生化学辞典
 諸種の物質が時間とともに劣化するのを防ぐ化合物.ゴム,ガラス,コロイドなど,諸種の物質の老化防止剤がある.

ニトロベンゼン にとろべんぜん nitrobenzene

日本大百科全書(ニッポニカ)
芳香族ニトロ化合物の一つ。ニトロベンゾールともいう。アーモンドのような甘い香気をもつ淡黄色の液体で、水に難溶、有機溶媒に可溶。過剰のベンゼ…

ヴァルデンの融解エントロピーの法則【Walden's law of melting entropy】

法則の辞典
有機化合物の融解エントロピーは,その液体が非会合性である場合には,ほぼ13.5cal/mol・Kとなる(会合性の液体ならばもっと小さい値となる).

水酸化酵素

栄養・生化学辞典
 オキシゲナーゼの一種で,分子状の酸素を化合物と結合させて水酸化物にする反応を触媒する酵素.例えばフェニルアラニン4-モノオキシゲナーゼなど.

げんあつ‐じょうりゅう(‥ジョウリウ)【減圧蒸留】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 蒸留装置内を減圧して、沸点を下げて蒸留すること。迅速に蒸留する場合や、常圧で沸点まで加熱すると分解する化合物に用いられる。真空蒸…

てんい‐こうそ(‥カウソ)【転移酵素】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 化合物の基を一つの分子から他の分子へ転移させる反応を触媒する酵素。アミノ基転移酵素(トランスアミナーゼ)など。トランスフェラーゼ…

フルオログラフィー フルオログラフィー fluorography

化学辞典 第2版
放射線を照射すると蛍光を発する物質を用いて,標識化合物を感度よくX線フィルムで検出する方法.放射線を間接的に蛍光で検出する方法一般をもさす.

不斉合成 ふせいごうせい asymmetric synthesis

日本大百科全書(ニッポニカ)
歴史的には、不斉な分子に新しく不斉原子を導入する合成反応において、2種のジアステレオマーが異なる収率で生ずる場合をいったが、現在では不斉原子…

ニトリル ニトリル nitrile

化学辞典 第2版
【Ⅰ】ニトリル(nitrile).シアノ基-C≡Nが炭化水素基Rと結合した有機化合物RCNの総称.炭化水素の末端の H3 を≡Nで置換したものと考え,炭化水素名に“…

トリメチルシリル化 トリメチルシリルカ trimethylsilylation

化学辞典 第2版
TMS化,シリル化ともいう.ヒドロキシ基,アミノ基,カルボキシル基などの親水性基をもつ化合物をTMS化すると,いちじるしく揮発性が高められるので…

キノン キノン quinone

化学辞典 第2版
芳香族炭化水素のベンゼン環のH原子2個がO原子2個で置換された形の化合物をいう.p-ベンゾキノン(a)およびo-ベンゾキノン(b)が基本化合物であるが,…

メチル銅(Ⅰ) メチルドウ methylcopper(Ⅰ)

化学辞典 第2版
CH3Cu(78.58).メチルリチウムにヨウ化銅(Ⅰ)を低温で反応させると得られる.黄色の固体.-20 ℃ 以下の低温でも分解してしまい,メタン,エタンと金…

ズルツベルガー‐チェイス現象【Sulzberger-Chase phenomenon】

法則の辞典
正常の場合であれば遅延型過敏症を誘発可能な合成化合物(ハプテン)に対して,免疫応答を示さない現象.この現象はハプテンの経口投与によって誘発…

ウロン酸

栄養・生化学辞典
 アルドースの炭素鎖の末端の-CH2OH基が酸化され,-COOHになった化合物の総称.グルクロン酸,ガラクツロン酸など(構造式⇒グルクロン酸).

むすい‐あひさん【無水亜×砒酸】

デジタル大辞泉
硫砒鉄鉱を焼いて得られる三酸化二砒素の俗称。白色の粉末。猛毒。砒素化合物、特に農薬の原料とし、またガラスの清澄剤に用いられる。化学式As2O3

イミノ基【イミノき】

百科事典マイペディア
イミド基とも。アンモニアNH3から水素原子2個を除いた2価の原子団=NHをいう。ジメチルアミン,グアニジンなどはイミノ基をもつ化合物の例。(図)

ステロイド合成

栄養・生化学辞典
 ステロイド,すなわちコレステロール,ステロイドホルモンなどを合成すること.しばしばコレステロールから他のステロイド化合物を作ることに用い…

メチオナール

栄養・生化学辞典
 C4H8OS (mw104.17).  3-チオメチルプロパナール.メチオニンが酸化して生成する.牛乳の日光臭はこの化合物によるとされる.

ピペリジン(piperidine)

デジタル大辞泉
複素環式化合物の一。特異な刺激臭をもつ液体。強い塩基性を示す。コショウの辛み成分ピペリンを加水分解して得られる。医薬品の原料として用いられ…

キレート‐じゅし【キレート樹脂】

デジタル大辞泉
金属イオンと結合し、キレート化合物を形成する配位子をもつ樹脂の総称。イオン交換樹脂の一種。溶液中の金属イオンの吸着・分離・回収などに用いら…

はっせい‐き【発生期】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 元素が化合物から遊離した瞬間の、非常に化学反応性に富む状態。酸素・水素などによくみられ、元素は原子状態になっている。発生期状態。

膦 lìn [漢字表級]2 [総画数]16

中日辞典 第3版
[名]<化学>(有機化合物の一種)燐化水素(PH3)とその誘導体の総称.ホスフィン.~酸suān/ホスフィン酸.

VOC(揮発性有機化合物)

リフォーム用語集
揮発性有機化合物の総称で、沸点が 50℃から240~260℃までの有機性物質。住宅室内の空気を汚染する化学物質と考えられており、建材・施工材に使われる…

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