さいもち‐の‐かみ(さひもち‥)【鋤持神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さい」は刀剣の意 ) 刀剣を持っている神。[初出の実例]「和邇(わに)返らむとせし時、佩かせる紐小刀を解きて、其の頸に著けて返した…
さかどの【酒殿】 の 神((かみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 大内裏の造酒司(みきのつかさ)の酒殿祭神。酒彌豆男(さかみずお)、酒彌豆女(さかみずめ)の二神。[初出の実例]「造酒司従五位下大戸自神等並従五位上…
おもいかね‐の‐かみ(おもひかね‥)【思兼神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 記紀に見える神。高皇産霊尊(たかみむすひのみこと)の子。思慮の神。天の岩屋戸に隠れた天照大神を慰め誘い出すためのはかりごとを行なった。天孫降…
おおやまくい‐の‐かみ(おほやまくひ‥)【大山咋神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 記紀にみえる神。大年神(おおとしのかみ)の子。賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)の父。山末之大主神(やますえのおおぬしかみ)。鳴鏑神(なりかぶ…
いえ【家】 の 神((かみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 屋敷神、屋内の神の総称。とくに屋内にまつる納戸の神、厠(かわや)の神などをさすことが多い。時には家の内外に出没すると信じられた妖怪(ようかい)…
かん‐いまけ【神今食】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かむいまけ」と表記 ) =かみあげ(神今食)《 季語・夏 》[初出の実例]「神今食は、じんごんじきと、字音にのみ唱へ来りて、正しく…
うけもち‐の‐かみ【保食神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 穀物の神。食物の神。田の神。うかのみたま。[初出の実例]「葦原中国(あしはらのなかつくに)に保食神有りと聞く。〈略〉〈保食神、此をば…
うみ【海】 の 神((かみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 海波をつかさどる神。海神(かいじん)。[初出の実例]「時に飛廉(かぜのかみ)風を起し、陽侯(ウミノカミ)浪を挙げ、〈略〉船(みふね)を扶(たす)く」(…
ぶっしんすうはい 物神崇拝
- 小学館 和伊中辞典 2版
- feticiṣmo(男) ◎物神崇拝主義者 物神崇拝主義者 ぶっしんすうはいしゅぎしゃ feticista(男)(女)[(男)複-i]
神獣鏡 しんじゅうきょう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 中国古代の鏡の一形式背面に,神像と竜・虎の獣形がおもな文様として用いられた。中国で後漢から六朝時代にかけて行われ,日本の古墳からの出土例も…
神经末梢 shénjīng mòshāo
- 中日辞典 第3版
- <生理学>末梢(まっしょう)神経.
脊神经 jǐshénjīng
- 中日辞典 第3版
- [名]<生理学>脊髄神経.
交感神经 jiāogǎn shénjīng
- 中日辞典 第3版
- <生理学>交感神経.
ちんこん‐きしん【鎮魂帰神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 心魂を鎮静にして精神の統一を行ない、神がかりの状態にまで昇華して、神人合一すること。[初出の実例]「鎮魂帰神の道を、言霊彦命が引添…
なんど【納戸】 の 神((かみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 寝室や物置に使う納戸にまつる神。西日本に多いが、関東や東北にも点在する。女の神で作神様と考えられているものが多い。納戸神。
しんほうらく‐の‐まい(シンホフラク‥まひ)【神法楽舞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 連語 〙 神社に奉納する舞。[初出の実例]「おん身は勝手の御前におん参り候ひて、神法楽の舞をおん舞ひ候へ」(出典:謡曲・吉野静(1423頃))
ぞうか【造化】 の 神((かみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 宇宙・万物を創造した神。造化。造物主。造物者。造化翁。[初出の実例]「物を育つる事に昼夜お骨折らるる造化(ゾウクヮ)の御神へ対し奉り」(出典:文…
ちまた【岐】 の 神((かみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 道の分岐点を守って邪霊の侵入を阻止する神。転じて、道を守って旅人の安全を守る神。道祖神。さえのかみ。[初出の実例]「次に投げ棄つる御褌(みは…
とこよ【常世】 の 神((かみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 常世の国から来て、人間に長寿・富を授けると考えられていた神。[初出の実例]「太秦(うづまさ)は 神とも神と 聞え来る 騰挙預能柯微(トコヨノカミ)を…
丸岡神具[祭礼・和楽器] まるおかしんぐ
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 北陸甲信越地方、福井県の地域ブランド。坂井市丸岡地区で製作されている。伊勢神宮で宮材として使用されている木曽の檜を材料として使用。神棚をは…
神龍寺じんりゆうじ
- 日本歴史地名大系
- 茨城県:土浦市土浦城下西門町神龍寺[現]土浦市文京町土浦城三の丸西側にあたる位置にある。宝珠山と号し、曹洞宗。本尊は白衣観音。寺伝によれば…
神科地区かみしなちく
- 日本歴史地名大系
- 長野県:上田市神科地区上田市北東部にあたり、旧市街地の段丘上一帯で、神科台地または染屋(そめや)台地とよばれる地域である。昭和三二年(一九…
市神神社いちがみじんじや
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:津島市津島村市神神社[現]津島市米之座町延享五年(一七四八)の村絵図によれば村の中央地帯よりやや北、米之座(こめのざ)・的場(まと…
神地村こうじむら
- 日本歴史地名大系
- 京都府:亀岡市神地村[現]亀岡市西別院(にしべついん)町神地柚原(ゆのわら)村の南西に位置し、犬飼(いぬかい)川最上流部、鴻応山(こおのや…
神感寺跡しんかんじあと
- 日本歴史地名大系
- 大阪府:東大阪市旧枚岡市地区四条村神感寺跡[現]東大阪市上四条町暗(くらがり)峠の南西約一キロ、標高四六〇メートルの山腹にある寺跡。寺山(…
神鳳鈔じんぽうしよう
- 日本歴史地名大系
- 神鳳抄 延文五年をさほど降らない時期に内宮祠官の手になったものと推定。写本神宮。内宮旧文殿所蔵本を御巫清直が嘉永六年に影写した一本、および…
神淵神社かぶちじんじや
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:加茂郡七宗町寺洞村神淵神社[現]七宗町神渕 寺洞神淵川の支流葉津(はづ)川と葛屋(くずや)川に挟まれた標高五三二メートルの笹尾(ささ…
鈴神城跡すずかみじようあと
- 日本歴史地名大系
- 広島県:庄原市門田村鈴神城跡[現]庄原市門田町西城(さいじよう)川北岸の鈴神山(三三七メートル)頂上にある中世の山城跡。山を小平(こひら)…
神興寺跡しんこうじあと
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:薩摩郡鶴田町紫尾村神興寺跡[現]鶴田町紫尾 十良紫尾(しび)神社の北隣、紫尾峠の南東麓にあった。紫尾山答(けどう)院と号し、天台宗…
神角寺じんかくじ
- 日本歴史地名大系
- 大分県:大野郡朝地町鳥屋村神角寺[現]朝地町鳥田城(しろ)山の東方、神角山の山頂付近にある。如意山と号し、高野山真言宗。本尊は千手千眼観音…
『神統記』(しんとうき) Theogonia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 古代ギリシアの詩人ヘシオドスの作。1022行からなる六脚韻の叙事詩で,諸伝承を整理,集成して世界の誕生と神々の系譜とをうたった。その宇宙生成論…
かん‐はか・る【神議】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かむはかる」と表記 ) 多くの神々が会議をする。神のなさることとして相談する。[初出の実例]「ひさかたの 天の河原…
ぎおん‐の‐かみ〔ギヲン‐〕【祇園の神】
- デジタル大辞泉
- 八坂神社の祭神。牛頭天王ごずてんのう(素戔嗚尊すさのおのみこと)と八柱御子神(天照大神あまてらすおおみかみの五男三女神)と少将井の宮(櫛名…
かむ‐はか・る【神議】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ⇒かんはかる(神議)
たいさい‐じん【太歳神・大歳神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「だいさいじん」とも ) 陰陽道でまつる八将神の一つ。歳星(木星)の精に名づけたもの。子(ね)の年には子(北)の方、丑の年には丑(…
神宗〔明〕(しんそう)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒万暦帝(ばんれきてい)
みとし‐の‐かみ【▽御年の神/▽御▽歳の神】
- デジタル大辞泉
- 穀物の守護神。「―の子、其の田に至りて」〈古語拾遺〉
みち【道】 の 神((かみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 道路や通行・旅行の安全をつかさどる神。さえのかみ。道祖神。[初出の実例]「玉桙の美知能可未(ミチノカミ)たち贖(まひ)はせむあが思ふ君をなつかし…
母子神信仰 (ぼししんしんこう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 母子像に宿る聖なる呪力を信じ,それを祭祀の対象とする事例は,世界各地にひろくみられる。その代表的モティーフは,幼児に授乳する母親の姿をかた…
しぜん‐しんろん【自然神論】
- デジタル大辞泉
- ⇒理神論りしんろん
かん‐なび【神奈備】
- デジタル大辞泉
- ⇒かむなび
かみ‐の‐しもべ【神の▽僕】
- デジタル大辞泉
- キリスト教で、預言者・使徒・信徒のこと。
かみ‐の‐みこ【神の▽御子】
- デジタル大辞泉
- 1 キリスト教で、イエス=キリストのこと。2 神である天皇の子。皇子。「天皇すめろきの―の出でましの」〈万・二三〇〉
かむ‐つど・う〔‐つどふ〕【▽神集ふ】
- デジタル大辞泉
- [動ハ四]神々が集まる。「八百万やほよろづの神、天の安の河原に―・ひ集ひて」〈記・上〉[動ハ下二]神々を集める。「八百万の神たちを―・へ集へ…
かむ‐はか・る【▽神▽議る】
- デジタル大辞泉
- [動ラ四]多くの神が集まって相談する。かんはかる。「神集ひ集ひいまして―・りはかりし時に」〈万・一六七〉
かわ‐の‐かみ〔かは‐〕【河の神/河▽伯】
- デジタル大辞泉
- 河川をつかさどる神。河伯かはく。
ほうしんえんぎ【封神演義】
- デジタル大辞泉
- 中国、明代の小説。作者は諸説がある。妲己だっきに惑わされる暴君紂王ちゅうおうと、姜子牙きょうしが(太公望)を軍師に迎えた文王・武王の争いに…
わか‐さんじん【和歌三神】
- デジタル大辞泉
- 和歌を守護する3柱の神。普通には、住吉明神・玉津島明神・柿本人麻呂。その他、衣通姫そとおりひめ・柿本人麻呂・山部赤人とするなど諸説がある。
わた‐の‐かみ【▽海の神】
- デジタル大辞泉
- 海を支配する神。海神。わたつみ。
はんしん‐きょう〔‐ケウ〕【汎神教】
- デジタル大辞泉
- 世界のすべてのものは神の現れにほかならないとする宗教。