あさぎり‐の【朝霧の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 ( 朝方に立つ霧のように、の意で )① 朝霧が深くて物がおぼろに見えるところから「おほ」にかかり、また「迷(まと)ふ」「乱る」にかかる。[初出の…
つゆしも‐の【露霜の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 露や霜が消えやすいところから、「消える」やそれに類した語にかかる。(イ) 「消ゆ」にかかる。[初出の実例]「まつろはず 立ち向ひしも 露霜之(…
はるかぜ‐の【春風の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 春風の音の意で、「音」にかかる。[初出の実例]「春風之(はるかぜの)音にし出なばありさりて今ならずとも君がまにまに」(出典:万葉集(8C後)…
はるさめ‐の【春雨の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 春雨が降る意で、「降る」と同音の「古る」「経る」「振る」や「ふりはふ」「ふるめかし」、また、「古幹(ふるから)」「古里」「古木」「古事」…
の‐ば
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 苗の葉をいうか。[初出の実例]「七つ下で田の草とれば、のばの露かや涙かや」(出典:歌謡・山家鳥虫歌(1772)上・和泉)
のめく・る
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ぬるぬるとすべる。また、自由に歩き回る。ぬめくる。歩き回る。[初出の実例]「山道にかかり、足にまかせて無性にのめく…
の‐や
- 精選版 日本国語大辞典
- 連体格を表わす格助詞「の」と、下にある被修飾体言との間に間投助詞「や」が投入された語。→間投助詞「や」。[初出の実例]「石見乃也(ノヤ)高津野山…
まつかえ‐の(まつかへ‥)【松柏の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 樹齢の久しい常緑木である松や柏のようにの意で「栄ゆ」にかかる。「松柏」と並べて称するのは漢詩文の修辞で、これをまねたものかといわれる。[…
さざなみ‐の【細波の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① =さざなみや(細波━)①② さざ波が寄るの意で、「寄る」および同音の「夜」にかかる。また、波に文(あや)があるところから、「あやし」にかかる…
さて の
- 精選版 日本国語大辞典
- 一つの事物、事態をうけて、それ以外の事物、事態をさす。そのほかの。それ以外の。[初出の実例]「さての日をおもひたれば、又南ふたがりにけり」(出…
よ【世】 の
- 精選版 日本国語大辞典
- 世間に較べるもののない。この上ない。[初出の実例]「世のかしこき人なりとも、深き心ざしを知らでは、あひがたしとなん思ふ」(出典:竹取物語(9C…
わかくさ‐の【若草の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 若草が柔らかくみずみずしいところから「つま(妻・夫)」、まれに「いも(妹)」にかかる。[初出の実例]「汝(な)こそは 男(を)にいませば うち…
たまぼこ‐の【玉鉾の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 ( 「たまほこの」とも )① 「道」にかかる。語義、かかり方未詳。[初出の実例]「よろづたび 顧みしつつ 玉桙乃(たまほこノ) 道行き暮らし 青によし…
しきしま‐の【敷島の・磯城島の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① ( 「しきしま」は大和国磯城郡の地で、崇神・欽明両天皇の宮があったと伝承される所 ) 敷島の宮のある大和の意で、国名「やまと」にかかる。[初…
しろたえ‐の(しろたへ‥)【白栲の・白妙の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕① 栲(たえ)で作った製品の意で、繊維製品を表わす、「衣(ころも)」「衣で」「下衣(したごろも)」「袖(そで)」「たもと」「たすき」「帯」「紐(ひも…
まるいの
- デジタル大辞泉プラス
- 兵庫県丹波篠山市で主に活動する地域キャラクター。2009年登場。丸いイノシシ。頭にまげを結っている。同年開催の「丹波篠山築城400年祭」のPRのため…
もみじば‐の(もみぢば‥)【紅葉の・黄葉の】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 ( 古くは「もみちばの」 )① 木の葉が色づき、やがて散っていく意で、「移る」「過ぐ」にかかる。[初出の実例]「見れど飽かずいましし君が黄葉乃(…
-だの
- 小学館 和伊中辞典 2版
- e, e così via, ecce̱tera, e via dicendo ¶部屋代が高いだの食事がまずいだのと文句ばかり言う.|O l'affitto è caro, o il mangiare è cat…
あきくさ‐の【秋草の】
- デジタル大辞泉
- [枕]上代の呪術じゅじゅつ信仰の一つとして草を結んで幸福を祈るところから、「結ぶ」にかかる。「―結びしひもを解くは悲しも」〈万・一六一二〉
外来の
- 岩石学辞典
- 生成された場所から移動してきた物質が大部分を占める岩石[Naumann : 1849, Krumbein & Sloss : 1951, Pettijohn : 1975].allogenic, allothi…
のたもち
- デジタル大辞泉プラス
- 長野県の郷土料理。うるち米と糯米(もちごめ)を混ぜたものに、茹でた枝豆をすり潰してつくる餡をのせて食べる。東北地方の“ずんだ餅”に似た食べ物。…
いの[町]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 伊野 吾北 本川高知県中央部の吾川(あがわ)郡の町。2004年10月伊野(いの)町と吾北(ごほく)村,本川(ほんがわ)村が合体して成立した…
独学の
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- autodidaktisch
【濃】のうめい
- 普及版 字通
- 濃い茶。宋・軾〔雨中、舒教授(煥)を過(よぎ)る〕詩 疎疎(そそ)たり外の竹 瀏瀏(りうりう)たり竹の雨~濃、積昏を洗ひ 妙香、慮を淨(きよ)む字…
物の ものの
- 日中辞典 第3版
- 〔ほんの〕[まだ]还没有hái méiyou,还不到hái bù dào;[多くても]最多不过zuì d…
色とりどりの
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- multicolore, varié(e)
だいの【大の】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ❶〔一人前の〕君のような大の男が泣くものではないA grown man like you shouldn't cry.❷〔はなはだしい〕大の臆病者a helpless coward/an exceedin…
どうの
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 彼女はいつも人の顔がどうの,スタイルがどうのと言い立てるShe is always 「picking apart [criticizing] the way a person looks and dresses.
ものの【物の】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ❶〔わずか〕onlyものの1分もすればin just a minuteものの100メートルも歩かないうちに雨が降ってきたIt started raining before we had gone even …
はちす【蓮】 の 上((うえ))の露((つゆ))の願((ねが))い
- 精選版 日本国語大辞典
- 極楽浄土の蓮(はす)の花の上に往生したいという願い。[初出の実例]「ただ御事を心にかけてはちすのうへのつゆのねがひをばさしおきてなむ念じたてま…
かわのうえのなつのよる〔かはのうへのなつのよる〕【川の上の夏の夜】
- デジタル大辞泉
- 《原題、Summer Night on the River》⇒川辺の夏の夜
道みちの傍かたわらの碑ひの文ぶん
- デジタル大辞泉
- 《後漢の孝女、曹娥そうがについて記した碑文が名文であったという故事から》すばらしい文章。名文。
上野のお山の時の鐘
- 事典・日本の観光資源
- (東京都台東区)「残したい日本の音風景100選」指定の観光名所。
天武天皇 てんむてんのう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- ?〜6867世紀後期の天皇(在位673〜686)舒明 (じよめい) 天皇第3皇子。母は皇極(斉明)天皇。大海人 (おおあま) 皇子と称した。兄天智天皇を助け…
じゅうじかじょうのキリストのさいごのななつのことば〔ジフジカジヤウの‐のサイゴのななつのことば〕【十字架上のキリストの最後の七つの言葉】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ドイツ〉Die sieben letzten Worte unseres Erlösers am Kreuze》ハイドンの管弦楽曲。1785年作曲。序曲と七つのソナタ、および終曲からな…
おおくち‐の〔おほくち‐〕【大口の】
- デジタル大辞泉
- [枕]大きな口をした真神まかみ(狼おおかみ)の意から、「真神」にかかる。「―真神の原にふる雪は」〈万・一六三六〉
かい‐の
- デジタル大辞泉
- [連語]《終助詞「かい」+終助詞「の」。近世語》文末に付けて用いる。1 疑いをもって尋ねかけたり、確かめたりする意を表す。「こんな時に客引い…
あきかぜ‐の【秋風の】
- デジタル大辞泉
- [枕]地名の「吹上ふきあげ」「山吹やまぶき」「千江ちえ」などにかかる。秋風の吹く実景を表す要素が強い。「―千江の浦廻うらみの」〈万・二七二四…
あさじう‐の〔あさぢふ‐〕【浅×茅▽生の】
- デジタル大辞泉
- [枕]浅茅の生えている野の意から「小野をの」にかかる。「―小野の篠原しのはら忍ぶれど余りてなどか人の恋しき」〈後撰・恋一〉
か‐の【▽彼の】
- デジタル大辞泉
- [連体]《の一語化》話し手と聞き手双方の既知の事物をさす。あの。例の。「彼の有名な物語」「彼の地」[連語]《代名詞「か」+格助詞「の」》1 …
かむかぜ‐の【▽神風の】
- デジタル大辞泉
- [枕]《「かみかぜの」の古形》「伊勢」にかかる。「―伊勢少女をとめども」〈万・八一〉
のそり
- デジタル大辞泉
- [副]動作が鈍くて遅いさま。のっそり。のそっと。「物陰から大きな犬がのそりと出てくる」[類語]もさくさ・もさっと・もさもさ・のさのさ・のその…
むらさき‐の【紫の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 ムラサキの根で染めた色の美しいところから、「にほふ」にかかる。「―にほへる妹を憎くあらば」〈万・二一〉2 紫色が名高い色であったとこ…
やますげ‐の【山×菅の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 山菅の葉が茂り乱れている意から、「乱る」「背向そがひ」にかかる。「―思ひ乱れて恋ひつつ待たむ」〈万・三二〇四〉2 山菅の実の意で、「…
もの‐の【物の】
- デジタル大辞泉
- [連体]数を表す語の上に付けて、それがほんのわずかであることを表す。たかだか。せいぜい。「物の三人もいれば十分だ」「物の数分で着く」
や‐いの
- デジタル大辞泉
- [連語]《間投助詞「や」+終助詞「いの」。近世上方の女性語》文末にあって、訴えかけたり強く言いかけたりする意を表す。「わしもいっしょに死ぬ…
たきつせ‐の【滝つ瀬の】
- デジタル大辞泉
- [枕]《「たぎつせの」とも》流れの速い意から、「はやし」にかかる。「―はやき心を何しかも人めづつみのせきとどむらむ」〈古今・恋三〉
だい‐の【大の】
- デジタル大辞泉
- [連体]1 大きな。りっぱな。一人前の。「大のおとなが涙を流す」2 非常な。たいへんな。「大の仲よし」
くれたけ‐の【▽呉竹の】
- デジタル大辞泉
- [枕]竹の節ふしまた節よに関する意から、「ふし」「よ」「よる」「言の葉」「末」にかかる。「―ふし沈みぬる露の身も」〈金葉・雑下〉「―むなしと…
くれない‐の〔くれなゐ‐〕【紅の】
- デジタル大辞泉
- [枕]1 色の美しく、浅い意から、「色」「あさ」にかかる。「―色には出でじ」〈古今・恋三〉「―浅葉あさはの野らに」〈万・二七六三〉2 紅花の汁…