ぬぎ‐た・る【脱垂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 着物の肩を脱いで片袖をたらす。[初出の実例]「偏に一の肩を袒(ヌキタレ)、右の膝を地に着け」(出典:地蔵十輪経元慶七…
はくしゅ‐かっさい【拍手喝采】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手をたたいてほめそやすこと。[初出の実例]「其危険にして巧みなる拍手喝采の声頻りなりし」(出典:郵便報知新聞‐明治一六年(1883)七月…
かん‐どこ【甲所・勘所・肝所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かんどころ(甲所)[初出の実例]「かんどこがわるいで昼寝しそこなひ」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))
レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ れちふどらぶるとんぬ Resti(Rétif)de la Bretonne (1734―1806)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの小説家。ブルゴーニュ地方の裕福な農家に生まれ、牧童生活を体験した。ジャンセニストの腹違いの兄の下での厳格な教育に耐えきれず、オー…
ふく‐すい【覆水】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 こぼした水。容器がひっくり返ってこぼれた水。[初出の実例]「ふく水盆に返り内々で入れ」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))
かん‐ろう(‥ラウ)【疳労】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 疳が強くて体のやせ衰える病気。[初出の実例]「兄は久しく疳労(カンラウ)にて、何事にも感じ易く」(出典:歌舞伎・芽出柳緑翠松前(1883…
フェデラリスツ
- 百科事典マイペディア
- 独立当時の米国で連邦体制の強化と1787年採択の憲法批准促進を唱えた人びと。その動きを背景に1787年―1788年にかけニューヨークの新聞に〈パブリアス…
ねぶ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 子どもが鳴らすホオズキの、実から種をうまく出せなかったものをいう。[初出の実例]「つぶさねへやうにしやれと、ねぶにしたるほうづきの…
しょう‐しん(シャウ‥)【詳審】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 細かい所にまでわたっていて、くわしいこと。つまびらかにすること。また、そのさま。[初出の実例]「幾たび討論しても詳審なら…
こう‐こう(クヮウクヮウ)【】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 かまびすしいさま。話し声や泣き声のやかましいさま。[初出の実例]「街上孰家児、繿縷風寒不二自持一」(出典:玩鴎先生…
りょう‐ぜん(リャウ‥)【亮然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 あきらかなさま。はっきりしているさま。また、さわやかなさま。[初出の実例]「一見すれば亮然(リャウゼン)たるべし」(…
たましい【魂】 を 入((い))れ替((か))える
- 精選版 日本国語大辞典
- 性根(しょうね)を入れかえる。心を改める。改心する。[初出の実例]「たましいを入れかへますと施主に立ち」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))
つるみね‐しげのぶ【鶴峰戊申】
- デジタル大辞泉
- [1788~1859]江戸後期の国学者。豊後ぶんごの人。通称、和左治。蘭文法に則り、最初の国文典である「語学新書」を著した。のち、水戸藩に出仕。
な【▽字/名】
- デジタル大辞泉
- 《「名」と同語源》文字。「真―」「仮―」
おとな【大人・乙名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙[ 一 ] かしら。おもだった者。① 一族、集団のおもだった者。年長者。宿老。[初出の実例]「資賢卿はふるい人、おとなにておはしき」(出典…
いも【芋】 の 頭((かみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- =いもがしら(芋頭)①《 季語・新年 》[初出の実例]「守れ猶としとしいはふいものかみ〈以重〉」(出典:俳諧・誹諧発句帳(1633)春)「いものかみ、…
いい‐なづ・く〔いひ‐〕【言ひ名付く】
- デジタル大辞泉
- [動カ下二]親どうしが子供を結婚させる約束をする。「すでに人の―・けて事定まりたる中」〈太平記・一八〉
フロリアン Florian, Jean-Pierre Claris de
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1755.3.6. ソーブ[没]1794.9.13. ソーフランスの寓話作家,小説家。富裕なブルジョア出身。貴族に仕えつつ,道化芝居や牧歌小説『ガラテ』 Galat…
林 源吉 ハヤシ ゲンキチ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の郷土史家 生年明治16(1883)年5月3日 没年昭和38(1963)年8月9日 出身地長崎県 経歴大正13年長崎市商品陳列所、長崎市立博物館に勤務。長崎…
ウェルナー Wöllner, Johann Christoph von
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1732[没]1800プロシア王フリードリヒ・ウィルヘルム2世の宗教大臣。 1788年の宗教令,検閲令により啓蒙思想の取締りを強化した。
しんこうひっき〔シンカウヒツキ〕【進講筆記】
- デジタル大辞泉
- 高崎正風の歌論。筆記、香川景敏。明治26年(1893)刊。明治16年(1883)1月の講書始で進講された「金玉の説」を後世に伝えるべく、門人の香川が正風…
リー(Jonas Lie) りー Jonas Lie (1833―1908)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ノルウェーの小説家。海軍士官を志したが、近視のため文学に転じ、故郷のノールランド地方に取材した『幻視者』(1870)が処女作。『三本マストの未…
とう‐ぎん(タウ‥)【当今】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「きん」は「今」の漢音 )① =とうこん(当今)〔色葉字類抄(1177‐81)〕[初出の実例]「当今(トウキン)の書家の中へ手本を請(こひ)」(…
ごまい‐いちょう(‥イチャウ)【五枚銀杏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紋所の名。五枚のイチョウの葉を図案化したもの。[初出の実例]「角の取れたる息杖は五枚銀杏に三ツ銀杏」(出典:歌舞伎・戻駕色相肩(178…
西遊雑記 さいゆうざっき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 備中国岡田村の地理考古学者古川古松軒の九州地方見聞記。7巻。天明3 (1783) 年成立。九州各地の当時の社会経済状態を知るうえでの好史料となってい…
おけら‐まいり(をけらまゐり)【朮参・白朮参】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 京都、八坂神社の朮祭(おけらまつり)に参詣すること。《 季語・新年 》[初出の実例]「大三十日(おほみそか)のおけら参(マイ)りは、手代こ…
しょしき‐こうじき(‥カウヂキ)【諸色高直】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろの品物の値段が高いこと。物価騰貴。[初出の実例]「諸色高直川手前川むかふ」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)四)「諸色高直(ショ…
エレジー〔曲名:ガブリエル・フォーレ〕
- デジタル大辞泉プラス
- フランスの作曲家ガブリエル・フォーレのチェロとピアノのための二重奏曲(1883)。原題《Élégie》。チェロと管弦楽伴奏による編曲も知られる。
えい‐じ【英字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 英語を書き表わす文字。ローマ字。[初出の実例]「英字は仮名を集て語を綴りたる者なれども」(出典:訳書読法(1883)〈矢野文雄〉九)
レミュザ Rémusat, Jean Pierre Abel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1788.9.5. パリ[没]1832.6.3. パリフランスの東洋学者。若くして中国語を自習し,1814年コレージュ・ド・フランスの中国語教授となった。 1922年…
狩野邦信 (かのう-くにのぶ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1788*-1840 江戸時代後期の画家。天明7年12月13日生まれ。狩野探牧の次男。中橋狩野家の泰信の養子となり,その跡をつぐ。朝鮮への贈呈屏風や江戸城…
えちごのくらもとよよぎく【越後の蔵元代々菊】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 新潟の日本酒。酒名は、蔵元に残る掛け軸「萬代にまでも薫や菊の花」に由来。大吟醸酒、特別純米酒、本醸造酒がある。原料米は主に自家栽培の五百万…
にし‐ふどう【二四不同】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漢詩の近体詩で、一句中の第四字は、必ず第二字と平仄(ひょうそく)を逆にしなければならないこと。[初出の実例]「釈迦詩を作るといふ題に…
どれあい‐めおと(どれあひめをと)【どれあい夫婦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 親の許しを得ず、仲人も立てないで、当人同士の馴れ合いでできた夫婦。出来合い夫婦。どれあいふうふ。[初出の実例]「どれ合女夫(アヒメ…
しゅ‐せい【修正】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しゅ」は「修」の呉音 )① =しゅうせい(修正)①[初出の実例]「操觚之士意に任せて変更修正(シュセイ)する事、東都の学者最(もっとも…
さい‐ぎ【幸木】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =さいわいぎ(幸木)①《 季語・新年 》[初出の実例]「飾方は、〈略〉さい木を立かけ、藁盒子を結び付、雑煮・節鱠を備へ申候」(出典:…
なか【中】 の 口((くち))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 玄関と台所口との間にある入口。奥向きの意味にもいう。[初出の実例]「帰るが否やなかのくちの買物」(出典:洒落本・卯地臭意(1783))② 馬上で手…
のち‐ざん【後産】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 胎児を分娩したあと、胎盤などが排出されること。あとざん。のちのこと。のちのもの。[初出の実例]「裏店の嚊(かみ)さん達か寄り合てしも…
あがったり‐だいみょうじん(‥ダイミャウジン)【上大明神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 商売や事業に失敗したりして、他人から相手にされなくなることをいう語。多くは、職人などが失職したときに用いることば。あがったり。お…
赤蝦夷風説考 あかえぞふうせつこう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 工藤平助著。2巻。松前や長崎の住民からの聴取資料によって,蝦夷地の現状とその開発,ロシアとの貿易などを論じたもの。天明3 (1783) 年老中田沼意…
わる‐だっしゃ【悪達者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 芸などが熟達しているが洗練されていないこと。器用ではあるが上品でないこと。また、そのさま。[初出の実例]「詩の正削しがた…
うんつく‐たろうざえもん(‥タラウザヱモン)【うんつく太郎左衛門】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 知恵のない人、のろまな人、気の利かない人、間のぬけた人などを人名になぞらえた言い方。うんつく太郎右衛門。うんつく孫左衛門。うんつ…
苹果绿 píngguǒlǜ
- 中日辞典 第3版
- [形]淡緑色の.▶青リンゴの緑.
碎 suì [漢字表級]1 [総画数]13
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]1 砕ける.ばらばらになる.玻璃杯bōlibēi打~了/グラスが割れた.2 砕く.粉砕する.粉々にす…
べっ‐し【蔑視】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 さげすんでみること。軽んじあなどること。見くだすこと。[初出の実例]「非レ若下異端之徒、蔑二視人事一、彼自彼、此自此、支離隔断、不…
マカートニー George Macartney
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1737~1806イギリスの外交家,政治家。1788年上院議員。92年イギリス政府より中国への最初の派遣大使に任命され,93年熱河(ねっか)で乾隆(けんりゅう…
ぎょ‐ぶ【禦侮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 敵国などからのあなどりを防ぐこと。相手にあなどられないように心がけること。また、外敵を防ぐこと。[初出の実例]「禦侮幾年護二兎毫一…
たて‐かんばん【立看板】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紙や布を枠に貼ったり、板で作ったりして塀、壁、電柱などに立てかけておく看板。また、江戸時代は柱などを立てて上部にとりつけた看板を…
ぞく‐はい【俗輩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学問もなく、風流を解さない世間のふつうの人たち。俗人ども。凡俗な者ども。[初出の実例]「すべて童蒙其他書をよまざる俗輩(ゾクハイ)な…
はっつけ‐ばしら【磔柱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 「はりつけばしら(磔柱)」の変化した語。[初出の実例]「伊達な事はっつけ柱金でだみ」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)三)② 人をののし…