オレガノ oregano common marjoram Origanum vulgare L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- シソ科の多年草。和名をハナハッカ(花薄荷)といい,香辛料にし,また観賞用のために栽培することもある。高さ30~60cm,マヨラナに似る。葉は長さ1…
イムディーナ(L-Imdina)
- デジタル大辞泉
- 地中海中央部の島国、マルタ共和国の町。マルタ島中央部、標高約200メートルの丘に位置する。紀元前8世紀にフェニキア人が城塞を築き、古代ローマ時…
アカネ (茜) (Indian)madder Rubia cordifolia L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 染色 アカネ科Rubiacea山野に普通にみられるアカネ科の多年草で和名は赤い根の意味。古代より染料植物としてよく知られ,この根の煎汁をつ…
ミネズオウ Alpine azalea Loiseleuria procumbens (L.) Desv.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 高山の岩地に生えるツツジ科の常緑の矮小(わいしよう)低木。和名は峰蘇芳で,蘇芳はイチイを指し,葉がイチイに似るのでいう。茎は地上をはい,よ…
ミノボロ (prairie) Junegrass Koeleria cristata (L.) Pers.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 草原にたまに見かけるイネ科の多年草。茎と葉は密に叢生(そうせい)して株を作り,全体に短い白毛に覆われている。芒(のぎ)は細いが硬く,高さは3…
モクセイソウ (木犀草) mignonette Reseda odorata L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 名前の由来花の香りがよいので特にヨーロッパではよろこばれるモクセイソウ科の一年草。ニオイレセダともいう。原産地は北アフリカ。茎は高…
トゥサン・ルベルチュール François Dominique Toussaint L'Ouverture 生没年:1743-1803
- 改訂新版 世界大百科事典
- ハイチ独立運動の指導者。〈ブラック・ジャコバン〉と呼ばれる。イスパニオラ島のフランス植民地サン・ドマングのブレダ農園に生まれた奴隷であった…
パンコムギ common wheat Triticum aestivum L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- イネ科の越年生作物で,世界の人口の約1/2の主食とされる。コムギ属にはいくつかの栽培植物があるが,パンコムギの粉はパン用に最も適するため,現在…
ホウレンソウ(菠薐草) ホウレンソウ Spinacia oleracea L.; spinach
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヒユ科の一年草または越年草。アジア西部原産で野菜として広く栽培され,日本には古い時代に中国から伝えられた。根はやわらかく無毛で,主根はまっ…
トゥサン=ルーヴェルチュール Pierre Dominique Toussaint L'Ouverture
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1743〜1803ハイチ独立の指導者仏領サン−ドマングの農園奴隷の子として生まれ,1791年より始まった黒人奴隷の反乱に参加。1801年に全土を掌握して終身…
習慣論 しゅうかんろん De l'habitude
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランスの哲学者ジャン・ラベッソン=モリアンの主著。 1838年初版。メーヌ・ド・ビランの『思考能力に及ぼす習慣の影響』に触発されて書かれ,フラ…
ド・ロルム De l'Orme(Delorme), Philibert
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1510頃.リヨン[没]1570.1.8. パリフランス・ルネサンスの代表的建築家,建築理論家。 1533~40年代ローマに留学したのちパリに定住。枢機卿 J.ベ…
ホウキギ (箒木) Kochia scoparia (L.) Schrad.
- 改訂新版 世界大百科事典
- アカザ科の一年草。ユーラシア大陸の乾燥地帯に広く分布する。英名はsummer cypress,belvidere,broom-goosefoot。和名はほうきを作ることに由来。…
青い鳥 あおいとり L'Oiseau bleu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ベルギーの劇作家 M.メーテルランクの夢幻的童話劇。5幕 10場。 1908年モスクワ芸術座で初演,翌年刊。チルチル Tyltylとミチル Mytylの兄妹は,クリ…
センニチコウ (千日紅) (common)globe amaranth Gomphrena globosa L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 熱帯アメリカ原産のヒユ科の一年草。センニチソウともいう。球状の花序は長いあいだ色や形が変わらないので,ドライフラワーや仏花として利用されて…
クサノオウ Chelidonium majus L.var.asiaticum(Hara)Ohwi
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本全土の人里付近の草地や石垣に生え,初夏に黄色の花をつけるケシ科の二年草。東アジアの温帯に広く分布する。草丈は50cm内外で,羽状に分裂する…
クサヨシ (reed)canarygrass French grass Phalaris arundinacea L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 水辺や日当りのよい湿った草地に生えるイネ科の多年草で,草葦(くさよし)の名はヨシに比べて小型で軟らかいことをあらわしている。横にはった地下…
ケール kale Brassica oleracea L.var.acephala DC.
- 改訂新版 世界大百科事典
- ハゴロモカンラン(羽衣甘藍),リョクヨウカンラン(緑葉甘藍)ともいう。アブラナ科のキャベツと同一種とされる一~二年草。キャベツとはちがい,…
ララビアータ(L'Arrabbiata)
- デジタル大辞泉
- ハイゼの短編小説。1855年刊。イタリアのカプリ島を舞台とする恋愛物語。
サンヘンプ sunn hemp Indian hemp Crotalaria juncea L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 茎から繊維を採るために熱帯で栽培されるマメ科の一年草。茎は高さ1~3mの低木状になる。葉は長さ4~12cm,幅0.5~2cmの細長い楕円形で,褐色の短毛…
ウルク運河 (ウルクうんが) Canal de l'Ourcq
- 改訂新版 世界大百科事典
- パリの北東96kmの地点でウルク川の水を取り入れ,人口が急増するパリに給水すべく,19世紀初頭に建設された運河。1830年にパリの使用水量の60%が,こ…
エイランタイ (依蘭苔) Cetraria islandica(L.)Ach.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北半球の寒帯や高山の地上に生え,北欧ではトナカイの餌になるウメノキゴケ科の樹枝状地衣。革質で褐色または緑褐色。地衣体は多数集まって生じ樹枝…
ヒラマメ lentil Lens culinaris Medik.(=L. esculenta Moench.)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 種子を食用にするため栽培されるマメ科の一年草。高さ20~80cmになる比較的小型の植物で,全体に柔らかい毛がはえる。狭楕円形の10枚ほどの小葉が偶…
ラナンキュラス garden ranunculus Persian buttercup Ranunculus asiatius L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- キンポウゲ科の塊根を有する多年草で,ハナキンポウゲとも呼ぶ。ヨーロッパ南東部から西南アジア原産の多年草で,葉柄のある3裂する根出葉を出し,各…
マンドラゴラ mandrake devil's apple Mandragora officinarum L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- ナス科の多年草。英名マンドレークも多用される。紡錘形で,しばしば分枝する多肉質の根を有する。葉は根生して,倒卵形。高さ30cmほどの花茎を出し…
ムクゲ (木槿) shrubby althaea Syrian hibiscus Syriacus L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 朝鮮の民俗古くより庭園に植えられるアオイ科の耐寒性低木。一名ハチスともいう。原産地は中国と推定され,高さ2~4m,全株平滑で分枝が多く…
ピエール(隠者の)(ピエール(いんじゃの)) Pierre (l'Ermite)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1050~1115フランスの修道士,説教家。アミアン生まれ。第1回十字軍を勧奨し,1096年,民衆十字軍を率い,小アジア北岸でトルコ人に撃滅され,イェル…
インドシナ総督府 インドシナそうとくふ Gouvernement Général de l'Union de l'Indochine française
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランス領インドシナ連邦の長官であるインドシナ総督に直属した官庁。 1887年 10月から 1950年代初めまで,ベトナムのサイゴン (ハノイ常駐) に設置…
キンギョモ parrot's-feather Myriophyllum spicatum L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 細かく切れこんだ葉を輪生状につけるアリノトウグサ科の水草。別名ホザキノフサモ。一般にはマツモ科の水草マツモをキンギョモと呼ぶことが多いが,…
カタバミ yellow wood sorrel Oxalis corniculata L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 庭や道端に普通に見られるカタバミ科の多年草。世界の温帯から熱帯に広く分布する雑草。和名は傍喰(かたばみ)で,葉の一端がかじられたようだから…
シオン (紫菀) Aster tataricus L.fil.
- 改訂新版 世界大百科事典
- キク科の多年草。日本では古く平安時代より庭植えにして観賞され,また切花としても用いられるほか,その根は薬用として利用されている。変種に矮性…
スズカケノキ (篠懸の木) (common)plane Platanus orientalis L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- スズカケノキ科の落葉高木で,街路樹または庭園樹として広く植えられている。高さ30mに達し,幹には樹皮が広い薄片としてはげたあとの不規則な模様が…
ココヤシ (ココ椰子) coconut palm Cocos nucifera L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 利用世界各地の熱帯の海浜や河口地域に栽培される代表的なヤシ科の高木。ココナッツともいう。栽培の歴史は古く,原産地や伝播(でんぱ)の…
ラウディトリ(L'Auditori)
- デジタル大辞泉
- スペイン北東部の都市バルセロナにあるコンサートホール。市街中心部に位置し、カタルーニャ国立劇場に隣接する。スペイン出身の建築家ラファエル=…
ピエール・L.C.J. タル・コアト Pierre Louis Corentin Jacob Tal Coat
- 20世紀西洋人名事典
- 1905.12.12 - フランスの画家。 クロアル・カルノエ生まれ。 幼児から港を訪れる画家の絵に親しみ、製陶工場で陶器の絵付けをする。19歳でパリへ行…
アダン screw-pine Pandanus odoratissimus L.f.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 タコノキ科Pandanaceae熱帯の海岸に広く分布する木本性タコノキ科の植物。アダンの名は琉球の現地名にもとづく。木質の茎を有し,その基部近…
マルバギシギシ mountain-sorrel Oxyria digyna (L.) Hill
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北極をとりまく北半球温帯の高山から寒帯の日当りのよい岩礫地(がんれきち)などに生える1属1種のタデ科の多年草。日本では,本州中部以北の高山と…
ムシトリナデシコ sweet william catchfly Silene armeria L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 花壇などで栽培され,日本各地で野生化しているナデシコ科の一年草。茎の粘液物に小さな虫が粘着すると考えられて,この和名がつけられた。茎は基部…
トウワタ blood-flower Asclepias curassavica L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- ガガイモ科の多年草。熱帯アメリカ原産であるが,熱帯域に広く帰化している。日本では切花や鉢物として栽培されるが,同属で北アメリカ原産の葉が細…
ラッカセイ (落花生) peanut groundnut Arachis hypogaea L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 食用子実(豆)を食用,あるいは搾油原料とするために栽培されるマメ科の一年草。ナンキンマメ(南京豆)やジマメ(地豆)とも呼び,英名ピ…
ネギ (葱) Welsh onion Allium fistulosum L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 料理 薬用 ネギ属Alliumユリ科の多年草。別名をネブカ,ヒトモジなどともいう。普通1~8本に分げつして族生する。鱗茎はつくらず,葉…
ヤナギラン (柳蘭) Epilobium angustifolium L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- アカバナ科の大型の多年草。名前と異なり,ランではない。亜高山帯の開けた草地や森林の伐採跡地に群生し,ときには高山帯にも及ぶ。日本では北海道…
ヒヨコマメ chickpea garbanzo gram Cicer arietinum L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 食用に栽培されるマメ科の一年草。茎は基部で分枝し,腺毛を有し,高さ30~70cmになる。茎葉ともに細毛がある。互生する葉は約9~19枚の小葉があり,…
テリハボク (照葉木) Alexandrian laurel Calophyllum inophyllum L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 熱帯の海岸に見られるオトギリソウ科の常緑高木。高さ20m,直径1mに達し,全体に毛がない。葉は楕円形ないし倒卵状楕円形,長さ9~18cm,先端は円く…
タマネギ (玉葱/葱頭) onion Allium cepa L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 料理ユリ科の二年草。鱗茎は直径10cm内外で,扁球形,球形または楕円形などがあり,外皮は灰白色,銅黄色または紫紅色など。根は鱗茎の底部…
ソラマメ (蚕豆/空豆) broad bean Vicia faba L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 食用食用とするマメ科の一・二年生作物。草丈0.4~1mで,茎は直立し,断面は四角形で中空,柔軟で倒伏しやすい。葉は羽状複葉で,葉柄の基部…
ヒメカイウ water arum wild calla Calla palustris L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北半球の寒冷な地域に分布するサトイモ科の湿地生多年草。ミズザゼンともいう。茎は湿地の地表をはうか水面に浮かび,長い葉柄(10~25cm)のある葉…
レンゲソウ (蓮華草) milk vetch Astragalus sinicus L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 春の草花として最も親しまれている植物の一つで,中国原産のマメ科の越年草。レンゲ,ゲンゲともいう。緑肥として全国で広く栽培され(最盛期は全国…
ヤエムグラ Galium spurium L.var.echinospermon (Wallr.) Hayek
- 改訂新版 世界大百科事典
- 山野にごくふつうなアカネ科の一年草または二年草で,庭や畑にも多い。古い時代にヤエムグラといわれたのは本種ではなく,アサ科のカナムグラとする…
しほう【詩法】[書名]
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈フランス〉L'Art poétique》ボワローによる詩論。1674年刊。古典主義の文学的理想を説く。