ハブカズラ Tonga climber Tonga creeper Epipremnum pinnatune (L.) Engl.
- 改訂新版 世界大百科事典
- よじのぼるサトイモ科のつる性多年草。観賞用に温室に栽植される。茎はつる性で,付着根で他物によじのぼり,また気根を出す。対生する葉は若い時期…
ベラドンナ belladonna deadly nightshade Atropa belladonna L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 伝承ナス科の有名なアルカロイド植物で,毒性が強い。属名はギリシア神話の運命の女神(モイラ)のひとりで運命の糸を断ち切るアトロポスAtr…
不条理演劇 ふじょうりえんげき Théâtre de l'absurde
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1950年代にフランスを中心として興った前衛演劇。イギリスの演劇学者 M.エスリンの著書『不条理演劇』 (1961) のなかで定義された概念で,それまでの…
テュルゴー Turgot, Anne-Robert-Jacques, (Baron de l'Aulne)
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1727.5.10. パリ[没]1781.3.18. パリフランスの経済学者,政治家。ルイ 16世統治初期の財務総監。初め神学,のち法律を学び,1753年メートル・ド…
アカデミー辞典 アカデミーじてん Dictionnaire de l'Académie française
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1635年創設されたアカデミー・フランセーズは,38年中央集権的専制国家の確立を意図する宰相リシュリューの要請により,フランス語の擁護,その純粋…
恋愛論 れんあいろん De l'Amour
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランスの小説家スタンダール著。 1822年刊。従来の恋愛論にみられる憶説や先入観を排し,心理学的立場から恋愛の解剖を試みたもので,分類 (情熱的…
ケマンソウ (華鬘草) bleeding heart Dicentra spectabilis(L.)Lem.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国原産のケシ科の多年草。昔より庭園によく植えられ楽しまれる宿根草で,15世紀ころすでに渡来していたといわれる。一名,フジボタン,タイツリソ…
コタニワタリ hart's-tongue fern Phyllitis scolopendrium (L.) Newm.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 単葉で全縁の葉を叢生(そうせい)するチャセンシダ科の常緑性シダで,オオタニワタリに比してせいぜい30cmくらいの葉の大きさしかないことから,こ…
ツバキ (椿) common camellia rose camellia Camellia japonica L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ツバキの園芸種 ツバキの栽培 ツバキの花ことば ツバキ科Theaceae 民俗日本の花木を代表するツバキは,ツバキ科の中でも観賞植物と…
ホザキナナカマド Sorbaria sorbifolia(L.)A.Braun var.stellipila Maxim.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 山地に生え,葉はナナカマドに似るが,シモツケ属に縁の近いバラ科の落葉低木。和名は,穂咲きナナカマドの意。高さ2m前後になる。葉は互生し,羽状…
ロピタルの定理 (ロピタルのていり) L'Hospital's theorem
- 改訂新版 世界大百科事典
- 関数f,gが閉区間[a,b]で連続,開区間(a,b)で微分可能,またg′(x)は(a,b)で0にならないとする。f(a)=g(a)=0であってが存在するなら…
ブルゴーニュ座 (ブルゴーニュざ) Théâtre de l'Hôtel de Bourgogne
- 改訂新版 世界大百科事典
- 正式には〈オテル・ド・ブルゴーニュ座〉という。また〈ブルゴーニュ館〉の訳語もときにあてられる。フランス最初の常設劇場で,のちにはそれに拠る…
エーエフ‐エル【AF-L】[AF lock]
- デジタル大辞泉
- 《AF lock》⇒AFロック
クズウコン arrowroot west indian arrowroot Maranta arundinacea L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 熱帯アメリカ原産のカンナに似たクズウコン科の多年草。肥大した地下茎からアロールートデンプンと呼ぶ良質の食用デンプンが採れるため熱帯域で栽植…
ウマゴヤシ bur clover Medicago polymorpha L.(=M.hispida Gaertn.)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 飼料および緑肥とするために栽培もされるマメ科の植物。飼料としてウマに与えると肥えるということから,ウマゴヤシ(馬肥し)という和名がついた。…
ウラシマツツジ Arctostaphylos alpina(L.)Spreng.var.japonica(Nakai)Hultén
- 改訂新版 世界大百科事典
- 高山の荒地に生えるツツジ科の落葉性の小低木。葉は比較的大きく,裏面の網目模様が目立つので,裏縞ツツジの名がついた。茎は地上をはい,先に葉が…
コケモモ (苔桃) cowberry mountain cranberry Vaccinium vitis-idaea L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 薬用小果樹として近年とくに北欧で注目されはじめたツツジ科の常緑小低木。北半球の寒帯に広く分布し,日本でも北海道から九州までの高山帯…
ハマビシ (浜菱) cultrop puncture vine Tribulus terrestris L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- ハマビシ科の夏緑性の一年草。形態的には多形な種であるが,茎は有毛で広く地面をはうように広がり,一部は互生し,多くは対生する偶数羽状複葉をつ…
ノザワナ (野沢菜) Brassica campestris L.var.hakabura
- 改訂新版 世界大百科事典
- アブラナ科の一・二年草。長野県の特産野菜で,漬物として独特の風味が好まれる。約200年前に野沢温泉村の健命寺の住職が京都に遊学のおり,〈天王寺…
テュルゴー Anne Robert Jacques Turgot, Baron de l'Aulne
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1727〜81フランスの政治家・重農主義経済学者リモージュの知事を10余年つとめ,1774年ルイ16世に登用されて,財務長官として財政改革,穀物取引の自…
ドレフュス事件 ドレフュスじけん L'affaire Dreyfus
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1894年に起こった,フランスのユダヤ系士官ドレフュス(1859〜1935)をめぐるスパイ容疑事件フランス陸軍の機密がドイツにもれ,その犯人としてドレ…
ランタナ red sage yellow sage Lantana camara L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- クマツヅラ科の常緑低木。枝は密に分枝し,黄橙,赤,緋紅色などの小さな花が花笠状に集まって咲く。和名のシチヘンゲ(七変化)は花の色が日がたつ…
ゴボウ (牛蒡) great burdock edible burdock Arctium lappa L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 形状 品種 料理キク科の二年草。長く伸長した根を主に食用にするが,日本人以外はほとんど利用しない日本独特の野菜。根には45%のイヌ…
タイサンボク (泰山木) evergreen magnolia bull bay Magnolia grandiflora L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 庭園樹や街路樹として世界中で植えられているモクレン科の常緑高木。整形樹で40mに達する。葉は長楕円形で長さ10~25cm。厚く革質で下面は褐色の圧軟…
ヘチマ (糸瓜) sponge gourd loofah Luffa cylindrica (L.) Roem.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 熱帯アジア,おそらくインド原産のウリ科の一年草。日本への渡来は1600年代と考えられている。茎はつる性で,巻きひげを出して他物にからみついて伸…
ホテイラン Calypso bulbosa (L.) Oakes var.speciosa (Schltr.) Makino
- 改訂新版 世界大百科事典
- 亜高山の針葉樹の林床にまれに生え,美しい花を咲かせる小型のラン科の地生ラン。学名は,ギリシア神話の海の妖精カリュプソに,和名は,その唇弁の…
モダマ sea bean liver bean Entada phaseoloides (L.) Merr.
- 改訂新版 世界大百科事典
- マメ科ネムノキ亜科に属し,マメ科の中でも際立って大きな果実をつける,大型の木性つる植物。果実は長さ120cm,幅12cmに達する。和名は藻玉の意で,…
リシリソウ death camas(s) Zygadenus sibiricus (L.) A.Gray
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北海道の利尻島・礼文島の明るい草地に生えるユリ科の多年草。中国大陸北部,朝鮮半島北部,シベリアにも分布する。地下には鱗茎があり,茎は高さ10…
オデオン座 オデオンざ Théâtre National de l'Odéon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- パリにあるフランス第2の国立劇場。 1782年コメディー・フランセーズの本拠地として創設された。革命を経て 95年国立劇場となるが,同劇団は分裂・再…
わしのこ【鷲の子】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈フランス〉L'Aiglon》ロスタンによる戯曲。ナポレオンの遺児、ライヒシュタット公の生涯を描く。1900年、サラベルナール座にて初演。
センニンコク (仙人穀) love-lies-bleeding Amaranthus caudatus L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 食用および観賞用として栽培されるヒユ科ヒユ属の一年草。別名ヒモゲイトウ(老鎗穀)。南アメリカの原産で,前4000年ころから山岳地帯で栽培されて…
ニワトコ elder Sambucus racemosa L.ssp.sieboldiana (Miq.) Hara
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 象徴山野のやや湿ったところに生えるスイカズラ科の落葉低木。庭木として植えられたり,切花にされる。高さ3~6m,枝には太く柔らかい髄があ…
芸術哲学 げいじゅつてつがく Philosophie de l'art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランスの哲学者,批評家イポリット・テーヌの芸術論。5冊の著作から成り,1865~69年刊。 82年に2巻本として統合。パリの美術学校での講義から生れ…
情念論 じょうねんろん Les passions de l'âme
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランスの哲学者ルネ・デカルト最後の著作。 1649年刊。 45年デカルトは,かねて文通していた流浪のボヘミア王女エリザベトの求めに応じて道徳論を…
ダイダイ (橙) sour orange bitter orange Citrus aurantium L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 薬用赤橙色で野球のボール大の果実がなるかんきつ類。古くから庭先で栽培され,果実はお飾りや食酢などに使われる。総状花序を成し,白色5弁…
コウゾリナ Picris hieracioides L.var.glabrescens(Regel)Ohwi
- 改訂新版 世界大百科事典
- サハリンから九州の山野の路傍などに普通にみられ,ざらざらした葉や茎と鮮やかな黄色の頭花が特徴的なキク科の二年草。ざらつくのは褐色の剛毛が生…
カモノハシ Ischaemum aristatum L.ssp.glaucum(Honda)T.Koyama
- 改訂新版 世界大百科事典
- 上下二つに分かれてカモ(鴨)のくちばしに似た穂をもつイネ科の多年草で,和名はこの穂の形に由来する。海岸に近いやや湿った草地や松林の中などに…
シオガマギク (塩竈菊) Pedicularis resupinata L.var.oppositifolia Miq.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 山地の日当りのよい草原に生えるゴマノハグサ科の半寄生の多年草。地下で多くの茎に分かれて株立ちとなり,高さ25~60cm。葉は下部のものは対生し,…
シモツケ (下野) Japanese spirea Spiraea japonica L.f.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 山地の日当りのよいところに生えるバラ科の落葉低木。高さ1m内外になり,枝は褐色。葉は互生して狭卵形ないし卵形,縁に鋸歯がある。花の時期は,生…
オオカサモチ Pleurospermum austriacum(L.)Hoffm.ssp.uralense(Hoffm.)Somm.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 山地や北方の草原に生えるセリ科の多年草。茎は直立して高さ1m内外に達し,基部から先まで隔壁がなく中空である。下部の葉は長い葉柄があり,2~3回…
イブキ Chinese juniper Sabina chinensis Ant.(=Juniperus chinensis L.)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ビャクシン(柏槙)ともいう。沿海地に点々とみられるヒノキ科の常緑針葉樹で,庭園にも植えられる。高さ20mに達する高木で,密に分枝して円錐形の樹…
テュルゴ Anne Robert Jacques Turgot, baron de l'Aulne
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1727~81フランスの政治家,経済学者。地方総監としてリムーザンで改革を試みたのち,1774年財務総監に任命され,啓蒙思想家たちの期待のもとに自由…
インドシナ銀行 (インドシナぎんこう) Banque de l'Indochine
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1875年設立されたフランスの植民地銀行。中国名は東方匯理銀行。フランス領インドシナにおける銀行券発行の独占権を付与されたが,一般的な銀行業務…
カラタチ (枸橘) trifoliate orange Poncirus trifoliata(L.)Raf.
- 改訂新版 世界大百科事典
- アゲハチョウの食草になる1属1種のミカン科の落葉低木または小高木。枝にとげがあり,生垣として暖地で広く利用される。枝は緑色扁平で稜角があり,…
クラブサン楽派 (クラブサンがくは) L'école de clavecin
- 改訂新版 世界大百科事典
- 17~18世紀,フランス・バロック期のクラブサン(ハープシコード)音楽作曲家の総称。ルイ王朝期のフランス音楽はベルサイユ宮とパリを中心として一…
タムラソウ sawwort Serratula coronata L.ssp.insularis(Iljin) Kitam.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 本州,四国,九州および朝鮮に分布し,山地の草原に生えるアザミに似たキク科の多年草。基本亜種ssp.coronataは中国北部,シベリアからヨーロッパに…
スズラン (鈴蘭) lily of the valley Convallaria majalis L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 象徴,伝承温帯域上部の明るい草地に自生し,また観賞用に栽培されるかれんなユリ科の多年草。和名は鐘形の花形を〈鈴〉にみたてたもの。キ…
オオウキモ (大浮藻) Macrocystis pyrifera(L.)C.Ag.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 長さ50~60mにもなる世界最大の褐藻コンブ科の海藻。ジャイアント・ケルプgiant kelpともいわれる。体は根,茎,葉の区別が明瞭で,分枝をもつ糸状の…
マンテマ (English)catchfly Silene gallica L.var.quinquevulnera Rohrb.
- 改訂新版 世界大百科事典
- 海岸近くの荒地に生えることの多い,ナデシコ科の多年生の帰化植物。茎は基部で分枝したあと立ち上がり,高さ約30cm,毛が多い。葉も毛でおおわれ,…
予審 (よしん) Voruntersuchung[ドイツ] l'instruction préparatoire[フランス]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 検察官が請求した事件について,裁判官が公判前にこれを審理する手続。予審は大陸法系の制度であって,英米法系の予備審問preliminary hearingとは異…