「H」の検索結果

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トリフェニルクロロメタン triphenylchloromethane

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 (C6H5)3CCl 。無色結晶。融点 112~113℃。塩化トリフェニルメチルともいう。そのベンゼン溶液に銀粉を加えると,トリフェニルメチル遊離基 (C…

乳酸デヒドロゲナーゼ (にゅうさんデヒドロゲナーゼ) lactate dehydrogenase

改訂新版 世界大百科事典
次の反応を触媒する酸化還元酵素。糖を分解する解糖系の末端において,ピルビン酸を乳酸に還元する重要な酵素。分子量は約14万で,補酵素としてNADH…

ホール移動度 ホールイドウド Hall mobility

化学辞典 第2版
ホール効果から求めた物質のホール定数Rと伝導率σの間には,μH = |R|・σの関係があり,この μH をホール移動度という.一般に物質中のキャリヤーの…

アンモノ塩基 アンモノエンキ ammono-base

化学辞典 第2版
液体アンモニア中で塩基としてはたらくものをいう.ブレンステッドの定義では,H+ をとるものが塩基であるから,金属のアミド,イミド,窒化物など…

ヨウ(沃)化水素 (ようかすいそ) hydrogen iodide

改訂新版 世界大百科事典
化学式HI。無色,刺激性のある発煙性の気体で,液体は淡黄色を呈する。融点は-50.8℃,沸点-35.1℃,臨界温度150.8℃。気体の密度は5.66g/cm3(0℃,1…

エタノールアミン

栄養・生化学辞典
 C2H7NO (mw61.08).H2NCH2CH2OH.ヒドロキシエチルアミンともいう.リン脂質の成分として生体膜にある.強いアミン臭をもち,常温で液体.

ヒドロニウムイオン ひどろにうむいおん hydronium ion

日本大百科全書(ニッポニカ)
水和した水素イオンのうちH3O+の俗称。正しくはオキソニウムイオンoxonium ionという。水和が重要でないときは簡単に水素イオンという。水素イオンす…

ジフェニルメタン ジフェニルメタン diphenylmethane

化学辞典 第2版
C13H12(168.24).C6H5CH2C6H5.ベンゼンと塩化ベンジルとをフリーデル-クラフツ縮合させると得られる.結晶.融点26~27 ℃,沸点261~262 ℃,158 ℃(5…

トリプタミン

栄養・生化学辞典
 C10H12N2 (mw160.22).  インドールエタンアミン,1H-インドール-3-エタンアミン,2-(3-インドリル)エチルアミンともいう.トリプトファンが腐敗…

シロキサン シロキサン siloxane

化学辞典 第2版
Si-O結合(シロキサン結合)をもつ化合物の総称.鎖状のH3SiO-(SiH2O)n-SiH3構造をもつもの,側鎖をもつもの,環状構造のものがある.相当するシランよ…

ヘクト ヘクト hecto

化学辞典 第2版
単位の接頭語(SI接頭語).102.記号 h.

剰余類 じょうよるい residue class

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
(1) 群について  H を群 G の1つの部分群,a を G の任意の元とするとき,H の任意の元 h と a の積 ha のすべてから成る集合 {ha|h∈H} を,a によ…

ミラー指数 みらーしすう Miller indices

日本大百科全書(ニッポニカ)
イギリスの鉱物学者W・H・ミラーが結晶面の記号として1839年に採用したもの。天然の鉱物結晶や実験室で溶液から成長させた結晶は、普通、平面によっ…

ケイ酸 ケイサン silicic acid

化学辞典 第2版
狭義では,オルトケイ酸H4SiO4をさすが,一般には組成がnSiO2・mH2Oで示される物質をさす.代表的なものは,オルトケイ酸H4SiO4と,メタケイ酸 (H2Si2…

面指数【めんしすう】

百科事典マイペディア
結晶軸を用いて結晶面を記載する数値。基準になる結晶面の標軸比(その結晶の軸率)をa:b:cとすると有理指数の法則から他のすべての結晶面の標軸比…

無機酸 ムキサン inorganic acids

化学辞典 第2版
鉱酸ともいう.有機酸に対する用語.有機酸が炭素を含む酸であるのに対し,炭素以外の,塩素,硫黄,窒素,リンなどの非金属を含む酸や,過塩素酸HCl…

ポテンシャルエネルギー停留原理【principle of stationary potential energy】

法則の辞典
力のベクトル P と変位のベクトル u の内積の符号を変えたスカラー量 H がポテンシャルと呼ばれる.H=-P・u.系のひずみエネルギー(W)にポテンシ…

チオシアン酸 チオシアンさん thiocyanic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 HNCS 。ロダン化水素酸またはロダン酸ともいう。遊離酸として2種類の互変異性体 ( H-S-C≡N と H-N=C=S ) が可能であるが,気相中では H…

ステアリン stearin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
牛脂や綿実油などを冷却,圧搾して液状物を除いた固脂。このほかに次の3つについても単にステアリンという場合がある。 (1) トリステアリン 化学式 …

プルネチン プルネチン prunetin

化学辞典 第2版
5-hydroxy-3(4-hydroxyphenyl)-7-methoxy-4H-1-benzopyran-4-one.C16H12O5(284.26).イソフラボンの一つ.ヨーロッパ産の数種のサクラ属Prunusの樹…

カプリル酸エチル

栄養・生化学辞典
 C10H20O2 (mw172.27).CH3(CH2)6COOC2H5.オクタン酸エチルともいう.食品添加物の一つ.香料として使われる.本来コニャック油中に含まれる成分の…

吸熱反応 きゅうねつはんのう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
(1) endothermic reaction  CO2+H2→CO+H2O-9.84kcal のように,熱の吸収を伴って進行する化学反応。発熱反応の逆。 (2) endoergic reaction エ…

サリチルさん‐フェニル【サリチル酸フェニル】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( フェニルは[英語] phenyl ) 化学式 C6H4(OH)COOC6H5 白色の結晶性粉末で、かすかな芳香と特異な味があり、腸内の殺菌薬(商標名ザロー…

べんもう‐こうげん〔‐カウゲン〕【×鞭毛抗原】

デジタル大辞泉
⇒H抗原

亜硫酸 (ありゅうさん) sulfurous acid

改訂新版 世界大百科事典
化学式H2SO3。水溶液としてのみ知られ,遊離の酸としては取り出すことはできない。二酸化硫黄SO2ガス(亜硫酸ガス)を水冷または氷冷下で水に通じて…

トリチウム トリチウム tritium

化学辞典 第2版
質量数3の水素の放射性同位体で,三重水素ともいう.3H あるいはTと記す.質量3.01605 u.原子核は陽子1個,中性子2個からなり,トリトンあるいは三…

連鎖反応 れんさはんのう chain reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学反応はどんな複雑な反応でも簡単な反応段階 (素反応) の組合せから成り立つ化学反応機構をもつと考えられている。そのうちで,ある1つの素反応か…

メスカリン メスカリン mescaline

化学辞典 第2版
2-(3,4,5-trimethoxyphenyl)ethylamine.C11H17NO3(211.26).アメリカ南部およびメキシコで産生するサボテンの一種メスカルAnhalonium lewiniiに約6…

ジアゾ反応 ジアゾハンノウ diazo reaction

化学辞典 第2版
ジアゾニウム塩を用いる反応の総称.ジアゾニウム塩は反応性に富み,いろいろな化合物の合成に利用されている.ジアゾニウム塩として安定な芳香族ジ…

フッ化ケイ素酸 ふっかけいそさん fluorosilicic acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
ケイ素のフルオロ酸。正しくはヘキサフルオロケイ酸という。フッ化ケイ素酸、ケイフッ酸、ケイフッ化水素酸、フルオケイ酸などは俗称。化学式H2SiF6…

花崗片岩

岩石学辞典
⇒オルソ片麻岩(3.21.1).[Högbom : 1908]

差分法【さぶんほう】

百科事典マイペディア
定差法とも。xの関数f(x)においてhを一定の有限値(ふつう1にとる)とするときΔf(x)=f(x+h)−f(x)をf(x)の差分または定差という。差分の…

ハッブル‐ていすう【ハッブル定数】

デジタル大辞泉
ハッブルルメートルの法則における、宇宙の現在の膨張率を表す定数。銀河までの距離をr(Mpcメガパーセク)、後退速度をv(km/s)とすると、ハッブル…

無機酸 (むきさん) inorganic acid

改訂新版 世界大百科事典
有機酸に対する語で,無機化合物の酸をいう。鉱酸mineral acidともいう。硫酸H2SO4,リン酸H3PO4,ホウ酸H3BO3などのオキソ酸,塩酸HCl,シアン化水…

ヒドラゾベンゼン ヒドラゾベンゼン hydrazobenzene

化学辞典 第2版
1,2-diphenylhydrazine.C12H12N2(184.24).C6H5NHNHC6H5.ニトロベンゼンをアルカリ水溶液中,亜鉛末で還元すると得られる.無色の結晶.融点126~1…

アクア錯体 アクアサクタイ aqua complex

化学辞典 第2版
水分子を配位子とする錯体をいう.遷移元素のアクア錯体は大部分が有色で,典型元素のアクア錯体は無色である.たとえば,Co(ClO4)2・6H2O,CoSO4・7H2…

βアラニン

栄養・生化学辞典
 C3H7NO2 (mw89.09).H2N-CH2CH2-COOH.タンパク質の常在成分ではないアミノ酸の一つで,筋肉のカルノシン,アンセリン,各組織の補酵素A,パントテ…

コンプトン波長 コンプトンはちょう Compton wavelength

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
質量 m の粒子に対して h/mc をコンプトン波長という ( h はプランク定数,c は真空中の光速度) 。電子の場合には 2.426389×1012m である。これはコ…

クロマン クロマン chroman

化学辞典 第2版
3,4-dihydro-2H-benzo-[b]pyran.C9H10O(134.18).1-クロロ-3-(2-ヒドロキシフェニル)プロパンを希アルカリと加熱することにより生成する.ペパーミ…

ツヤムン石(データノート) つやむんせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ツヤムン石英名tyuyamunite化学式Ca[(UO2)2|V2O8]・5~8H2O少量成分Na,K,Ba,Sr結晶系斜方(直方)硬度~2比重3.59(5H2Oとして計算)色黄光沢金剛条…

正則関数 せいそくかんすう regular function,holomorphic function

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
複素平面上のある領域 D で定義されている複素関数 f(z) は D の各点 z で微分可能な場合に,f(z) は D で正則であるといい,正則な関数を正則関数と…

HEVC

パソコンで困ったときに開く本
⇨H・265

グアネチジン硫酸塩 グアネチジンリュウサンエン guanethidine sulfate

化学辞典 第2版
[2-(hexahydro-1(2H)-azocinyl)ethyl]guanidine monosulfate.C10H22N4・H2SO4(296.39).ヘプタメチレンイミンとクロロアセトニトリルから生成したニ…

二亜リン酸(塩) ニアリンサンエン diphosphorous acid(diphosphite)

化学辞典 第2版
化学式H4P2O5を,H3PⅢ O3が2分子縮合してできた構造をもつと誤解してつけた誤名称.正しくは,ジホスホン酸(塩).

ギブスの自由エネルギー

栄養・生化学辞典
 Hをエンタルピー,Tを絶対温度,Sをエントロピーとしたとき,G=H−TSで与えられるG.閉鎖系で等温等圧条件下では,Gが最小のところで平衡となる.

ヒ酸(データノート) ひさんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ヒ酸オルトヒ酸0.5水和物H3AsO4・0.5H2O式量151.0融点35.5℃沸点―比重2.0~2.5結晶系単斜[参照項目] | ヒ酸

渦位の保存則

海の事典
大気・海洋の運動で、傾圧構造、したがって渦度の水平成分と摩擦が無視できるとき、流れは渦位を一定に保つように起こる。これを渦位の保存則という…

クロマチン クロマチン chromatin

化学辞典 第2版
DNA鎖とそれに規則正しく結合したタンパク質の複合体.タンパク質としては,塩基性のヒストリンと非ヒストンタンパク質がある.ヒストン分子が集まっ…

移動単位高さ イドウタンイタカサ height per transfer unit

化学辞典 第2版
略称H.T.U.物質移動や熱移動を連続的に行わせる充填塔などの微分接触型装置において,移動単位数(N.T.U.)が1の場合の高さであり,次元は長さである.…

ピロリン酸塩 ぴろりんさんえん pyrophosphate

日本大百科全書(ニッポニカ)
ピロリン酸の塩。正しくは二リン酸塩という。MI2H2P2O7(二水素塩)とMI4P2O7(正塩)の二系統の塩がもっとも普通である。金属のオルトリン酸二水素…

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