ES細胞、iPS細胞 イーエスさいぼう、アイピーエスさいぼう Embryonic stem cell (ES cell), Induced pluripotent stem cell (iPS cell) (遺伝的要因による疾患)
- 六訂版 家庭医学大全科
- 培養可能な未分化な細胞 幹細胞(かんさいぼう)(stem cell)というのは、自己複製能と分化能を同時にもった未分化細胞のことをいいます。胚性(はい…
ビリルビン
- 四訂版 病院で受ける検査がわかる本
- 基準値総ビリルビン:0.2~1.2mg/dℓ直接ビリルビン:0.1~0.5mg/dℓビリルビンとは 赤血球中のヘモグロビンが壊れてできる色素。肝臓…
ラザフォード Ernest Rutherford 生没年:1871-1937
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの物理学者。ニュージーランド南島のネルソン近郊に生まれた。クライストチャーチのカンタベリー・カレッジに学び,1895年奨学金(1851年ロ…
環境調節 (かんきょうちょうせつ) environment control
- 改訂新版 世界大百科事典
- 動植物をとりまく地上あるいは地下環境のうち,主としてその物理・化学的環境を人工的につくり出したり,その一部を修正したりして動植物の生育を調…
経営分析 (けいえいぶんせき) financial statement analysis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 財務諸表を中心とする財務情報や企業内外の諸情報を用いて,企業活動の適否を吟味したり企業資本を評価すること。財務諸表分析ともいう。分析目的に…
慢性閉塞性肺疾患 まんせいへいそくせいはいしっかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 喫煙などで有毒な粒子やガスを吸い込むことによって肺に炎症が引き起こされる。肺には呼吸に伴って空気が出入りするが、この炎症のために空気の流れ…
生きている化石 (いきているかせき) living fossil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地質時代に全盛期を迎え,現在はその系統の末裔が,基本的な性質をあまり変えないまま,細々と生きている動植物の通称。広義の遺存種(残存生物)に…
気象台 きしょうだい meteorological observatory meteorological office
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象庁を構成する諸官署を日常的にさしていう。気象庁の役割は、気象業務法(昭和27年法律第165号)に定められた現象について、広範囲な観測網、通信…
整数論 (せいすうろん) number theory
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 初等整数論 整除 素数 完全数,親和数 合同 原始根 整数論的関数 平方剰余 整数論の歴史数論ともいう。整数のもつ特殊…
ユビキチン ゆびきちん ubiquitin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 76個のアミノ酸からなるタンパク質モディファイヤー(翻訳後修飾分子)の一つで、酵母からヒト、植物に至る真核生物で高度に保存されている(翻訳と…
太陽ニュートリノ たいようにゅーとりの
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 太陽の中心部でおこっている核融合反応によって発生するニュートリノのこと。ニュートリノはほとんど物質と相互作用せず、貫通力が大きいので、太陽…
標識放流 ひょうしきほうりゅう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水生動物を生かしたまま捕獲し、その体の適当な部位に諸種の目印(標識)をつけて元の環境に戻し、その動物がふたたび捕獲(再捕)されたときの情報…
食物連鎖 (しょくもつれんさ) food chain
- 改訂新版 世界大百科事典
- 生物群集において,A種がB種に食われ,B種はC種に,C種はD種に食われるという,食う食われるの関係があるとき,A,B,C,Dは食物連鎖をなすといい,A…
生物工学 せいぶつこうがく biological engineering biotechnology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生物がもつ有用な特性を人工的に操作して利用したり、生体の優れた機能をまねて類似の動作を示す機器を開発する科学技術をいう。 生物工学の定義と…
水産研究・教育機構 すいさんけんきゅうきょういくきこう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水産に関する研究開発と、サケ・マス類の孵化(ふか)・放流といった業務、ならびに水産分野の人材育成などを行う農林水産省所管の国立研究開発法人(…
河川計画 かせんけいかく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 河川を整備するために策定される計画。河川の治水、利水、環境を総合的にとらえ、河川の将来のあるべき姿を想定し、河川整備のあり方を河川整備基本…
土質力学 どしつりきがく soil mechanics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 土や地盤に関する工学的な諸問題について、おもに力学および水理学の諸原理を適用する学問。文化が進み産業が発達するにしたがって土木や建築を中心…
日野 プロフィア
- 日本の自動車技術240選
- 直列6気筒E13C型は、新世代ディーゼルエンジンとなるべく総力を挙げて開発した。世界初、電子制御パルスEGRと高効率クールEGRの組み合わせにより、NO…
コビルカ こびるか Brian Kent Kobilka (1955― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの医学者、分子生物学者。ミネソタ州生まれ。1977年ミネソタ大学で生物学、化学で学士号、エール大学医学部に進み、1981年に医学博士号を取…
因子分析 いんしぶんせき factor analysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 主として心理学の分野を中心に発達した統計的解析技法の一つ。多くの変量間の関係(相関関係)を説明する因子の発見を目的としている。たとえば、生…
直観主義 ちょっかんしゅぎ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 数学の基礎に関する一つの立場である。数学を単に形式的な論理的演繹(えんえき)体系とみなす形式主義に対し、直観主義では、数学的真理や対象が、数…
社会計画 しゃかいけいかく social planning
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 加速化する社会変動の過程で生ずる緊張を制御し、望ましい未来の社会を創出するため、体系的に社会的諸資源を配分すること。社会を革命的手段によら…
回帰分析 かいきぶんせき regression analysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ある変数の動きが、他のどのような変数を原因としておこされるものであるか、その影響力はどれほどのものであるか、その変動全体のどれほどの部分が…
先天性心疾患 せんてんせいしんしっかん Congenital heart diseases (遺伝的要因による疾患)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 先天性心疾患とは、心臓あるいは心臓のまわりの血管の構造が生まれつき異常な病気です。とても多くの種類があり、個々の疾患について…
ラッセル Bertrand Arthur William Russell 生没年:1872-1970
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの哲学者,論理学者,平和運動家。ノーベル文学賞受賞者(1950)。伯爵。ケンブリッジ大学に学び,幾何学の基礎にかんする研究で母校のフェ…
計量経済モデル (けいりょうけいざいモデル) econometric model
- 改訂新版 世界大百科事典
- 計量経済モデルを一言でいえば,一つの連立方程式体系として,同時決定的に経済諸変数の動きを規定するような経済関係式の集りのことである。数学的…
高圧鉱物 (こうあつこうぶつ) high-pressure mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- 高圧環境のもとで生成した鉱物,あるいは高圧下でのみ安定な鉱物。ダイヤモンドは典型的な高圧鉱物である。高圧鉱物を手がかりに,それを含んだ岩石…
フォトン photon
- 改訂新版 世界大百科事典
- 光子,光量子ともいう。物質は光(電磁波)をエネルギーの塊として吸収し,あるいは放出する。そのエネルギー塊の大きさは電磁波の振動数νで決まり,…
分類 (ぶんるい) classification taxis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 分類の文化人類学 分類の数学的手法 ソート〈分類〉とは文字どおり,対象を類に従って(似たものをまとめて)分けることであるが,〈類別…
波浪 はろう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 風が海面を吹くときに生じる風浪と、ある海域で発生した風浪が風のない離れた海域に伝わったうねり、およびその両者の海岸付近における変形である磯…
単一遺伝子の異常による疾患(遺伝子疾患)
- 内科学 第10版
- (1)Mendel遺伝の様式 罹患者の家系図をみることでMendel遺伝形質が判別できるといっても,1つの家系を調べただけで,ある疾患形質の遺伝様式を確…
心音 (しんおん) heart sound
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 心音の研究史 心音図phonocardiogram心臓が発する音を検者が聴いたり,記録したりしたものをいう。このとき心音が高まっていると被検者に…
気候変動と感染症 (感染症)
- 六訂版 家庭医学大全科
- 地球規模での温暖化に伴って感染症を媒介する昆虫類がどのような影響を受けるかは重要な問題です。「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が最…
ライプニッツ Gottfried Wilhelm Leibniz 生没年:1646-1716
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 哲学 数学,自然学ドイツの哲学者,数学者。歴史学,法学,神学などについても重要な業績を残し,政治家,外交官など実務家としても活躍…
力学 (りきがく) mechanics dynamics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 物体に働く力とそれによって起こる運動もしくはその変化との間の関係を論ずる学問。運動やその変化が生じないような場面,すなわち複数の力の平衡関…
太陽電波 たいようでんぱ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 太陽からは広い周波数帯域にわたって電磁波が放射されており、電波もその一部である。電波の放射はおもに太陽大気中の電子の加速度運動によるもので…
乱流 (らんりゅう) turbulent flow
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 乱流はなぜ起こるか 乱流と日常生活 乱流の研究 海洋乱流川の浅瀬におかれた小石の背後には,泡を含んだ美しい流れ模様がしばしば観…
連続製鋼法 (れんぞくせいこうほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 樋型法 転炉型法 噴霧精錬法溶銑から鋼をつくる工程を,間欠的な操業によらずに連続化しようとする開発中の技術。製鉄プロセスでは,…
胸部CT検査
- 四訂版 病院で受ける検査がわかる本
- ■肺がん矢印の部分に胸膜に接して腫瘍が白く写っている。コンピュータで胸部の撮影をする検査です。撮影時はしっかりと息を止め、動かないようにしま…
板鰓類 ばんさいるい [学] Elasmobranchii
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギンザメ類のみを含む全頭(ぜんとう)類(全頭亜綱Holocephali)とともに軟骨魚綱を構成する魚類の総称。分類体系では真板鰓亜綱Euselachii、板鰓下綱…
パターン認識 ぱたーんにんしき pattern recognition
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 現実の世界からの視覚的・聴覚的な刺激信号である文字、図形、映像、音声などのパターン情報を見て、これを既知の文字、幾何学的図形、風景中の事物…
レフコウィッツ れふこうぃっつ Robert Joseph Lefkowitz (1943― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの医学者、分子生物学者。ニューヨーク市ブロンクス区生まれ。1959年にブロンクス科学高校を卒業、1962年コロンビア大学で化学の学士号を取…
種 (しゅ) species
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 種概念の変遷 種の命名 種と個体 種分化生物の分類および存在の基本的な単位。種をどう定義するかは生物学にとっての根本的な課題…
天体力学 (てんたいりきがく) celestial mechanics
- 改訂新版 世界大百科事典
- I.ニュートンの万有引力の法則と運動の法則とに基づいて,主として太陽系内天体の運動を論ずる天文学の分野である。二体問題,三体問題,惑星運動論…
次元 じげん dimension
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ディメンション、ジメンションともいう。空間内において、各点を指定するのに必要な座標の数をその空間の次元という。ユークリッドの『原本』(『ス…
摂食障害 せっしょくしょうがい Eating disorder (こころの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 食行動の異常に基づく原因不明の難治性の疾患です。一般的には、拒食症(きょしょくしょう)、過食症(かしょくしょう)などとして知られ…
黒点 (こくてん) sun spot
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 古い観測記録 望遠鏡による近代観測 ウィルソン効果 黒点周期と黒点相対数 シュペーラーの法則 黒点の温度 磁場 ヘー…
統計力学 とうけいりきがく statistical mechanics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熱力学は本来、系全体のマクロな性質を扱うが、それをミクロな古典力学あるいは量子力学的情報から導き出す理論が統計力学である。熱力学では、熱平…
指数関数 しすうかんすう exponential function
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- a>0, a≠1として、y=axで表される関数で、aを指数関数の底(てい)という。xが1, 2, 3のような自然数のとき、axはaの累乗、すなわちaをx回掛け合わせ…
ブラウン運動 ぶらうんうんどう Brownian motion
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 流体(気体あるいは液体)中にあるコロイド粒子(直径がミクロン程度の粒子)が行う不規則運動。1827年、花粉から出た粒子の水中における運動を顕微…