たいこ‐せき【太湖石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石灰岩の一種。中国の太湖から産出したのでいう。洞庭湖などからも産出し、特に水の浸食により奇怪な形をしたものを庭園や植木鉢に置いて…
真壁石燈籠[石工] まかべいしどうろう
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 関東地方、茨城県の地域ブランド。桜川市真壁地区では質の良い花崗岩が採れることから、古くから石を生活用具として加工・利用してきた。石燈籠づく…
石 敬塘 (せき けいとう)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:892年2月28日中国,五代後晋の初代皇帝(在位936〜942)942年没
パラ鶏冠石 ぱらけいかんせき pararealgar
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硫化ヒ素の鉱物。鶏冠石とは同質異像関係にある。これまで確認されたものはすべて粉末状。鶏冠石の分解鉱物として産する。光線による分解もありうる…
噴石シェルター ふんせきしぇるたー
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 火山噴火による噴石から身を守るための待避壕(ごう)。火山シェルターともいう。消防庁による定義では、鉄筋コンクリートや鉄筋鉄骨コンクリートでつ…
木内石亭 きうちせきてい
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1724〜1808江戸中期の奇石収集家近江(滋賀県)坂本の人。本草学を学んだ。のち全国各地の石器・石製品を収集し,鉱物学・考古学に影響を与えた。主…
まつい‐いわね【松井石根】
- 精選版 日本国語大辞典
- 軍人。陸軍大将。愛知県出身。フランス・中国に長く駐在。ジュネーブ軍縮会議全権委員となり、のち中支那方面軍司令官を勤めた。南京事件の責任者と…
奥州信夫石 おうしゅう しのぶいし
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者並木宗輔 ほか初演延享1.春(大坂・中村十蔵座)
傾城千引石 (別題) けいせい ちびきのいし
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題けいせい千引石初演享保2.2(大坂・沢村長十郎座)
新撰殺生石 しんせん せっしょうせき
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演元禄6.5(江戸・中村座)
信田要石 しのだのかなめいし
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者中村伝七 ほか初演享保10.7(江戸・中村座)
三十石 (通称) さんじっこく
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題三十石艠始初演宝暦8.12(大坂・中山文七座)
今殺生石 (通称) いませっしょうせき
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題狐川今殺生石初演宝永1.1(京・亀屋座)
百石通 ひゃっこくがよい
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演延享2.1(京・喜世三郎座)
唾石症 だせきしょう Sialolithiasis (口・あごの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 唾液腺(だえきせん)、とくに顎下部(がくかぶ)にある大唾液腺である顎下腺の腺自体、または腺から口腔の唾液排出口までの導管中に結石…
唾石症 だせきしょう Sialolithiasis (のどの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 尿路結石(にょうろけっせき)や胆石(たんせき)と同様、唾液腺(だえきせん)にも結石が生じます。ほとんどの例は、顎下腺(がっかせん)に…
ふんせき‐きゅう(‥キウ)【噴石丘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 噴石または岩滓(がんさい)などが火口の周囲に堆積してできた円錐状の小火山体。〔英和和英地学字彙(1914)〕
スズ(錫)石 (すずいし) cassiterite
- 改訂新版 世界大百科事典
- スズの最も重要な鉱石。化学組成SnO2。正方晶系。通常は短柱状。放射同心構造の微細結晶の集合体は木スズ石と呼ばれる。もろい。黄褐色,赤褐色,黒…
石州半紙 (せきしゅうはんし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 島根県浜田市の旧三隅町ですかれている強靱な楮紙(こうぞがみ)。島根県西部(旧,石見国。別称石州)の石見紙の起源については,柿本人麻呂が始め…
千々石 (ちぢわ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →雲仙[市]
ロードン石 ろーどんせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →ばら輝石
ワイラケイ沸石 わいらけいふっせき wairakite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 沸石の一種で、結晶は偽八面体あるいは偏菱(へんりょう)二十四面体に近い形で産するほか、塊状のことも多い。ワイラケ沸石、ワイラカイトともいう。…
方沸石 ほうふっせき analcime
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 沸石の一種。普通、偏菱(りょう)二十四面体あるいはそれに六面体が加わった結晶形を示すが、塊状のこともある。ワイラケイ沸石とは肉眼的に区別でき…
モンチチェリ橄欖石 もんちちぇりかんらんせき monticellite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 橄欖石の一種。普通、粒状ないし塊状であるが、まれに短柱状の結晶がみられる。苦土橄欖石よりははるかに産出はまれであるが、接触変成作用を受けた…
噴石丘 ふんせききゅう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 爆発型噴火、おもにストロンボリ式噴火(小爆発反復)で噴出された溶岩や既存岩石の大小の破片(火山砕屑(さいせつ)物)だけで形成された円錐(えんす…
アルベゾン閃石 あるべぞんせんせき arfvedsonite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルカリ角閃石の一種。色の濃淡があるものの、ほとんど不透明に近い柱状結晶をなす。アルカリ深成岩やそのペグマタイトによく産出する。日本では島…
石置屋根 いしおきやね
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 板葺(いたぶ)きの上に石を置いて、板が風で飛ばないようにした屋根のこと。日本では中世の絵巻物に描かれた民家の屋根にしばしばみられ、江戸時代初…
石敢当 いしがんとう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 魔除(よ)けのために「石敢当」と刻んだ石を立てる中国の俗信。日本でも、江戸時代から各地にあったが、沖縄県には、中国から直接伝わって、いまも社…
石蹴り遊び いしけりあそび Rayuela
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルゼンチンの作家コルタサルの長編小説。1963年刊。小説家を志してパリにきたアルゼンチン人オラシオ・オリベイラを主人公に、ある事件がもとで失…
石童丸 いしどうまる
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 前近代に広く知られた伝説上の人物。筑前(ちくぜん)(福岡県)苅萱(かるかや)の庄(しょう)松浦(まつら)の党総領、加藤左衛門繁氏(しげうじ)の子。13…
石舞台古墳 いしぶたいこふん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 奈良県高市(たかいち)郡明日香(あすか)村島庄(しまのしょう)にある方墳。1辺約54メートル。上部の盛土(もりつち)を失い、巨大な横穴式石室の天井石が…
神居古潭石 かむいこたんせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北海道を代表する名石の一つ。水石または庭石として全国的に名高い。北海道の日高(ひだか)変成岩層が石狩川の急流と交差する神居古潭渓谷が主産地。…
万成石(まんなりいし)
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。岡山県岡山市万成地域で産出される花崗岩。通称「桜御影」とも呼ばれる桜色の石色が特徴。聖徳記念絵画館(明治神宮絵画館)などに使用。
灰簾石 かいれんせき zoisite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 単斜灰簾石と同質異像の関係にある鉱物で、緑簾石の仲間。肉眼的に単斜灰簾石と区別できない。結晶片岩中の副成分鉱物として、また柱状結晶が集合し…
いはく‐せき【異剥石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 カルシウムに富む普通輝石・透輝石の一種で、ある面に裂開の発達した真珠光沢を有する。〔鉱物字彙(1890)〕
ちょろぎ【草石蚕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 シソ科の多年草。中国原産で根茎を食用にするため栽培される。高さ三〇~六〇センチメートル。全体にあらい毛を密布。地中に節がくびれた…
てんが‐せき【天河石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 青緑色、または緑青色の微斜カリ長石。南米のアマゾン、ロシアのウラル地方、インドのカシミール地方などで良石を産出する。飾り石用。ア…
石鉄いん石 セキテツインセキ stony-iron meteorite
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]いん石
りんけい石 リンケイセキ tridymite
- 化学辞典 第2版
- SiO2.トリジマイトともいう.ケイ酸鉱物の一種.火山岩中に産出する.117 ℃ 以下で安定なものをα形,117~163 ℃ で安定なものを β1 形,163 ℃ 以上…
十石街道じつこくかいどう
- 日本歴史地名大系
- 群馬県:多野郡十石街道中山道新町(しんまち)宿から藤岡町に至り、神流(かんな)川に沿って山中(さんちゆう)領の村々を経て、十石峠を越えて信…
石屋原城跡いわやはらじようあと
- 日本歴史地名大系
- 広島県:神石郡三和町父木野村石屋原城跡[現]三和町父木野 郷神石郡と芦品郡の境を画する丘陵の先端部にある山城で、神谷(かや)川の谷と西城路を…
石国郷いわくにごう
- 日本歴史地名大系
- 山口県:周防国玖珂郡石国郷「和名抄」高山寺本・刊本ともに「石国」と記し、いずれも訓を欠く。「いわくに」と読むことは間違いあるまい。「防長地…
石州街道せきしゆうかいどう
- 日本歴史地名大系
- 山口県:萩市石州街道萩より石州境に至る近世の街道で、石州往還ともいう。益田(ますだ)(現島根県益田市)に至る仏坂道筋(ほとけざかみちすじ)…
石ヶ谷村いしがたにむら
- 日本歴史地名大系
- 島根県:鹿足郡津和野町石ヶ谷村[現]津和野町豊稼(とよか)野中(のなか)村の北、胡摩(ごま)ヶ岳の北麓、砥石(といし)山の北東麓に位置し高…
石負村いそうむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:氷上郡氷上町石負村[現]氷上町石生(いそ)西は山陰道沿いに横田(よこた)村、南は同じく多田(ただ)村(現柏原町)に通じる。中央を高…
桜井石風呂さくらいいしふろ
- 日本歴史地名大系
- 愛媛県:今治市桜井村桜井石風呂[現]今治市桜井 沖浦志島(ししま)ヶ原(はら)から海岸沿いに南へ約三キロ行った沖浦(おきうら)の浦手にある。…
石位寺いしいでら
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:桜井市桜井地区忍坂村石位寺[現]桜井市忍阪忍阪(おつさか)集落南の山手にある小寺。高円山と号し、融通念仏宗。堂内に本尊石造浮彫伝薬…
牧石庄ひろいしのしよう
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:津名郡五色町牧石庄現五色町中央部、広石(ひろいし)川流域に比定される。山城石清水(いわしみず)八幡宮領に対する武士の狼藉停止を命じ…
石守村いしもりむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:加古川市旧加古郡地区石守村[現]加古川市神野町石守(かんのちよういしもり)水足(みずあし)村の北東に位置する。北部を南東から北西へ…
石守廃寺いしもりはいじ
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:加古川市旧加古郡地区石守村石守廃寺[現]加古川市神野町石守日岡(ひおか)山から東に延びる丘陵先端部の標高約一五メートルの斜面に立地…