琴柱形石製品 (ことじがたせきせいひん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本の古墳時代の石製装飾品のひとつ。古墳の副葬品として出土する。材質には碧玉と滑石とがあり,形態もまた一様でない。滑石製品には,高さ2~4cm…
三石海浜公園
- デジタル大辞泉プラス
- 北海道日高郡新ひだか町にある総合公園。園内には海水浴場、キャンプ場、温泉施設、道の駅「みついし」がある。
五百万石
- デジタル大辞泉プラス
- 酒造好適米の品種のひとつ。交系290号。新潟県農業試験場中条試験地で育成、1957年に命名された。菊水と新200号の交配種。名称は同年の新潟県のコメ…
葡萄石化作用
- 岩石学辞典
- 熱水による加水分解反応によって様々なCa-アルミノ珪酸塩鉱物が変質して葡萄石(prehnite)に変化する作用[Harker : 1932].
緑泥石化作用
- 岩石学辞典
- 熱水溶液の作用で,マフィック鉱物が緑泥石グループの鉱物に変質する作用や,どのような鉱物でも緑泥石で置換される作用などを総合したもの.母岩が…
斧石接触岩
- 岩石学辞典
- 接触変成岩で,50%以上にもおよぶ斧石と,透輝石,アクチノ閃石,ゾイサイトなどの石灰珪酸塩鉱物を特徴とする.この岩石名はフロサール(Frossard…
角閃石片岩
- 岩石学辞典
- ① amphibole-schist: 主として角閃石からできている片岩[Zirkel : 1866]. ② hornblende-schist: Ca-角閃石(hornblende)が主要な鉱物である片岩…
アヘイル石(データノート) あへいるせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アヘイル石英名aheylite化学式Fe2+Al6[(OH)2|PO4]4・4H2O少量成分Zn結晶系三斜硬度5~5.5。もろい比重2.90色淡青~淡青緑光沢陶器様ないし亜ガラス条…
アンケル石(データノート) あんけるせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アンケル石英名ankerite化学式Ca(Fe2+,Mg)[CO3]2少量成分Mn結晶系三方硬度3.5~4比重3.11色褐,黄,まれに白光沢ガラス条痕白劈開三方向に完全(「劈…
石川石(データノート) いしかわいしでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石川石英名ishikawaite化学式(U,Y,Fe)(Nb,Ta)O4少量成分Y,Ce,Th,Ca,Mn,Mg,Ta,Ti,Sn,Al,H2O結晶系単斜硬度5~6比重6.2~6.4色黒光沢亜金属条痕暗褐灰…
カーン石(データノート) かーんせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カーン石英名kernite化学式Na2[B4O6(OH)2]・3H2O少量成分―結晶系単斜硬度2.5比重1.91色無光沢ガラス条痕無劈開一方向に完全一方向にやや完全(「劈開…
ガドリン石(データノート) がどりんせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ガドリン石英名gadolinite-(Y)化学式Y2Fe2+Be2Si2O10少量成分Ca,Th結晶系単斜硬度6.5~7比重4.2~4.8色黒~黒褐,緑~緑黒光沢ガラス条痕緑灰,淡褐…
木村石(データノート) きむらいしでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 木村石英名kimuraite-(Y)化学式CaY2[CO3]4・6H2O少量成分他のイットリウム族稀土結晶系斜方(直方)硬度2.5比重2.98色淡紫~桃白光沢ガラス条痕白…
クトノホラ石(データノート) くとのほらせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クトノホラ石英名kutnohorite化学式CaMn[CO3]2少量成分Mg,Fe,Zn結晶系三方硬度3.5~4比重3.1色白,淡桃光沢ガラス条痕白劈開三方向に完全(「劈開…
滋賀石(データノート) しがいしでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 滋賀石英名shigaite化学式NaMn2+6Al3[(OH)9|SO4]2・12H2O少量成分Mg,Fe3+結晶系三方硬度2比重2.35色淡黄光沢ガラス条痕白劈開一方向に完全(「劈開」…
トルコ石(データノート) とるこいしでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トルコ石英名turquoise化学式CuAl6[(OH)2|PO4]4・4~5H2O少量成分Zn,Ca,Fe2+,Fe3+結晶系三斜硬度5~6比重2.91色淡緑青~青光沢ガラス~土状条痕白劈…
トール石(データノート) とーるせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トール石英名thorite化学式ThSiO4少量成分H2O,U結晶系正方硬度4.5*~5比重4.1**~6.7色橙黄~褐光沢ガラス~脂肪条痕淡褐劈開二方向に明瞭であるがメ…
南部石(データノート) なんぶせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南部石英名nambulite化学式(Li,Na)Mn4Si5O14(OH)少量成分Ca,Mg結晶系三斜硬度6.5比重3.5~3.6色橙光沢ガラス条痕淡黄橙劈開二方向に完全(「劈開」の…
バデレイ石(データノート) ばでれいせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- バデレイ石英名baddeleyite化学式ZrO2少量成分Ti,Hf,Fe,Ca結晶系単斜硬度6.5比重5.84色無,黄,褐,暗褐灰,黒光沢脂肪~亜金属(黒いもの)条痕白~…
フェナク石(データノート) ふぇなくせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フェナク石英名phenakite,phenacite化学式Be2SiO4少量成分―結晶系三方硬度7.5~8比重3.0色無光沢ガラス条痕白劈開一方向に明瞭(「劈開」の項目を参…
ぶどう石(データノート) ぶどうせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ぶどう石英名prehnite化学式Ca2Al2Si3O10(OH)2少量成分Fe3+結晶系斜方,単斜硬度6~6.5比重2.9~3.0色無,白,淡緑光沢ガラス条痕白劈開一方向に完全…
逸見石(データノート) へんみいしでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 逸見石英名henmilite化学式Ca2Cu2+[(OH)2|B(OH)4]2少量成分―結晶系三斜硬度2比重2.52色青紫光沢ガラス条痕淡紫劈開無(「劈開」の項目を参照)[参照…
メラノフログ石(データノート) めらのふろぐせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- メラノフログ石英名melanophlogite化学式46SiO2・(C2.17H17.25O5.42S0.09)(Chvaletice,Czech) および46SiO2・(C2.01H22.69O4.02)(Mt.Hamilton,Califo…
クランダル石(データノート) くらんだるせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クランダル石英名crandallite化学式CaAl3[(OH)6|PO3OH|PO4]少量成分Sr,Na,K,Mg,S結晶系三方硬度5比重3.00色白,淡黄灰,灰光沢土状。結晶したものは…
チャールズ石(データノート) ちゃーるずせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- チャールズ石英名charlesite化学式Ca6Al2[(OH)12|B(OH)4|(SO4)2]・26H2O少量成分Si。これが入ると式はCa6(Al,Si)2[(OH,O)12|B(OH)4|(SO4)2]・26H2O結…
ブラシュ石(データノート) ぶらしゅせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ブラシュ石英名brushite化学式CaH[PO4]・2H2O少量成分無結晶系単斜硬度2.5比重2.26色無、白、わずかに黄色味を帯びることもある光沢ガラス。劈開面上…
雷山神籠石らいざんこうごいし
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:前原市雷山村雷山神籠石[現]前原市雷山・飯原雷山(九五五・四メートル)の北側中腹、標高約四〇〇―四八〇メートルにある。国指定史跡。や…
石のカラト古墳いしのからとこふん
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:奈良市秋篠・富雄地区山上村石のカラト古墳[現]奈良市山陵町山陵(みささぎ)町の北端、奈良県と京都府との境に近い丘陵上に築かれている…
石ノ梅古墳いしのうめこふん
- 日本歴史地名大系
- 宮城県:玉造郡鳴子町大口村石ノ梅古墳[現]鳴子町大口 要害江合(えあい)川右岸の河岸段丘上にある高塚古墳。昭和三三年(一九五八)、翌四年の二…
萩生石箱遺跡はぎゆういしばこいせき
- 日本歴史地名大系
- 山形県:西置賜郡飯豊町萩生村萩生石箱遺跡[現]飯豊町萩生 石箱道下JR米坂線萩生駅の西方約一・三キロ、萩生川左岸の河岸段丘上に位置する。土地改…
石法寺河岸いしほうじがし
- 日本歴史地名大系
- 栃木県:真岡市下籠谷村石法寺河岸[現]真岡市下籠谷鬼怒川左岸に開設された河岸で、現真岡市域内の河岸の北端に位置する。鐺山(こてやま)(現宇…
三波石峡さんばせききよう
- 日本歴史地名大系
- 群馬県:多野郡鬼石町譲原村三波石峡[現]鬼石町譲原 栢ヶ舞神流(かんな)川の下久保(しもくぼ)ダム下流にあり、栢(かや)ヶ舞(ぶ)地内の約一…
浅瀬石郷土誌あせいしきようどし
- 日本歴史地名大系
- 一冊 浅瀬石郷土誌編纂会編 昭和二二年刊
三波石峡 (さんばせききょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 三波峡ともいう。群馬県南西部,藤岡市と埼玉県児玉郡神川町の境界を流れる神流(かんな)川の中流にある渓谷。下久保ダム(1967竣工)から下流約1.5…
えんせきざっし【燕石雑志】
- デジタル大辞泉
- 江戸後期の随筆。5巻6冊。曲亭馬琴著。文化8年(1811)刊。多岐にわたる古今の事物を、和漢の書物から引用しつつ考証したもの。
成石 平四郎 ナルイシ ヘイシロウ
- 20世紀日本人名事典
- 明治期の社会運動家,社会主義者 生年明治15(1882)年8月2日 没年明治44(1911)年1月24日 出生地和歌山県東牟婁郡請川村(現・本宮町) 別名号=蛙聖 学…
いしうち‐の‐はね【石打ちの羽】
- デジタル大辞泉
- 鳥が尾羽を広げたとき、両端に出る1番目(小石打ち)と2番目(大石打ち)の羽。ワシやタカのものは、特に矢羽として珍重された。
石車いしぐるまに乗の・る
- デジタル大辞泉
- 小石を踏み、足をとられてひっくり返る。転じて、うっかり調子に乗って失敗する。
いしのま‐づくり【石の間造(り)】
- デジタル大辞泉
- 「権現造り」に同じ。
上田五千石 (うえだ-ごせんごく)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1933-1997 昭和後期-平成時代の俳人。昭和8年10月24日生まれ。秋元不死男(ふじお)に師事。「氷海」「子午線」同人をへて,昭和48年「畦(あぜ)」を創…
石三次郎 (いし-さんじろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1900-1968 昭和時代の教育学者。明治33年4月10日生まれ。母校東京文理大の学生主事補などをへて,昭和17年東京高師教授となる。24年東京教育大教授,…
石田遊汀(2) (いしだ-ゆうてい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1877 江戸後期-明治時代の日本画家。石田悠汀(ゆうてい)の子。父の画業をつぐ。明治10年7月13日死去。
息石耳命 (いきしみみのみこと)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒おきそみみのみこと
サドベリー‐いんせきこう〔‐ヰンセキコウ〕【サドベリー隕石孔】
- デジタル大辞泉
- 《Sudbury Astrobleme》カナダ、オンタリオ州南東部にある隕石孔。約18億年前の形成当初の直径は約200キロメートル程度あったが、造山運動と浸食によ…
いしのニンフたち【石のニンフ達】
- デジタル大辞泉
- 宮原昭夫の短編小説。昭和41年(1966)、第23回文学界新人賞を受賞した著者のデビュー作品。同作を表題作とする小説集は昭和44年(1969)刊行。
蘇我石寸名 (そがの-いしきな)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒石寸名(いしきな)
千々石五郎左衛門 (ちぢわ-ごろうざえもん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1587-1638 江戸時代前期の武士。天正(てんしょう)15年生まれ。もと肥後(熊本県)加藤家の家臣。島原の乱で原城(長崎県)にこもり,寛永15年2月27日鍋…
岡崎五万石
- デジタル大辞泉プラス
- 愛知県岡崎市の民謡。五万石という小藩ながら、江戸幕府の信任が厚かった岡崎藩の繁栄を歌ったもの。
ソーダ珪灰石 そーだけいかいせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →ペクトライト
石製模造品 せきせいもぞうひん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- とくに古墳時代を中心とした、軟質の岩石でつくられた、まつり用の模造品をいう。多くは青緑色で、滑石質の岩石による形代(かたしろ)である。 てい…