「H」の検索結果

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イソボルネオール isoborneol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C10H18O 。カンフェンの水和によって得られる。ショウノウや香料合成の中間体。 DL体は融点 212℃の結晶。植物精油には見出されないモノテルペ…

アスタシン

栄養・生化学辞典
 C40H48O4 (mw592.82).  (1) アスタキサンチンの酸化されたもので,アスタキサンチンのヒドロキシル基がケトン基になったもの(構造式前ページ)…

アセトアルデヒド

栄養・生化学辞典
 C2H4O (mw44.05).CH3CHO.フーゼル油の一成分でもあり,体内でもエタノールの酸化で生じ,アルコールを飲んだあとの不快感の原因物質の一つとされ…

亜セレン酸

栄養・生化学辞典
 H2SeO3 (mw128.97).亜硫酸の硫黄に対応するセレンの酸化状態にある酸で,セレン欠乏症の治療効果は原子状セレンおよび無機セレン化合物の中で最も…

パラス

百科事典マイペディア
小惑星番号2番の小惑星。1802年H.W.M.オルバースが発見。軌道長半径2.77天文単位,直径は600kmほどと推定されている。パラスはギリシア神話の女神ア…

ノイマン=コップの法則【ノイマンコップのほうそく】

百科事典マイペディア
固体化合物のモル比熱は近似的にその成分元素の原子熱の和に等しいという経験法則。1831年F.E.ノイマンとH.F.M.コップ〔1817-1892〕が発見。→関連項…

グリコール(データノート) ぐりこーるでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
グリコール/エチレングリコールHOCH2CH2OH分子式C2H6O2分子量62.1融点-12.6℃沸点197.85℃比重1.1088(測定温度20℃)屈折率(n) 1.43318[参照項目] | グ…

ジアセチル(データノート) じあせちるでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ジアセチルCH3COCOCH3分子式C4H602分子量86.1融点-2.4℃沸点86.5℃~87.5℃/750mmHg比重0.990(測定温度15℃)屈折率(n)1.3910[参照項目] | ジアセチル

サンドイッチ化合物 (サンドイッチかごうぶつ) sandwich compound

改訂新版 世界大百科事典
平面状の多原子分子あるいはイオンが2枚平行に並び,その間に金属原子を挟んでちょうどサンドイッチのような形になっている化合物。平面状分子ないし…

けんえき‐かんせんしょう〔‐カンセンシヤウ〕【検疫感染症】

デジタル大辞泉
日本には病原体が常在しない感染症のうち、検疫法の規定により、検疫所が行う検疫の対象となるもの。検疫伝染病。国際検疫感染症。[補説]検疫感染症…

灰十字石 かいじゅうじせき phillipsite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
沸石族の鉱物。単斜晶系。 (Ca,Na2,K2)2.5Al5Si11O32・12H2O~(Ca,Na2,K2)3.5Al7Si9O32・12H2O 。比重 2.2,硬度4~4.5。無色,白,黄,桃色でガ…

アミン酸化酵素 アミンさんかこうそ amine oxidase

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
通常はモノアミン酸化酵素 MAO をいう。酵素番号 1.4.3.4。 RCH2NH2+H2O+O2→RCHO+NH3+H2O2 の酸化反応の触媒。動物組織,細菌に分布。血漿の酵素…

トリオレイン トリオレイン triolein

化学辞典 第2版
C57H104O6(885.45).C3H5[OOC(CH2)7CH=CH(CH2)7CH3]3.オレイン酸グリセリンエステルの総称.不乾性油,バター脂などに存在する.その二重結合を異性…

化学方程式 カガクホウテイシキ chemical equation

化学辞典 第2版
一つの化学反応における反応物質(反応系)と生成物質(生成系),およびそれらの間の量的関係を表す等式.反応物質を左辺に,生成物質を右辺に記す.左…

塩酸プロカイン エンサンプロカイン procaine hydrochloride

化学辞典 第2版
4-aminobenzoic acid 2-(diethylamino)ethyl ester hydrochloride.C13H21ClN2O2(272.77).C13H20N2O2・HCl.プロカイン塩酸塩ともいう.p-ニトロ安息…

メタ酸 メタサン meta acid

化学辞典 第2版
中心原子,およびその酸化数が同じ一連のオキソ酸のうち,中心原子1個当たりの酸素原子数がもっとも多い酸はオルト酸で,従来,中心原子1個当たりの…

テトラヒドロホウ酸(1-)塩 テトラヒドロホウサンエン tetrahydroborate

化学辞典 第2版
Mn+ [BH4]n(n = 1~4).いずれも [BH4]- を含む.n = 1ではイオン結晶であるが,n ≧ 2では,MにBH4がそのHで配位結合している.【Ⅰ】n = 1:MⅠ[…

震源 (しんげん) hypocenter

改訂新版 世界大百科事典
一般には地震が発生した場所の意味で使われるが,専門用語としては,地震の原因である岩石の破壊(断層のずれ動き)の開始点を指す。地震波は震源域…

孔祥煕 (こうしょうき) Kǒng Xiáng xī 生没年:1880-1967

改訂新版 世界大百科事典
中国の民国時代の政治家。字は庸之。欧米ではH.H.Kungで知られる。山西省太谷県の出身。アメリカ留学ののち1907年(光緒33)に帰国,銘賢学校の校長…

振動数 (しんどうすう) frequency

改訂新版 世界大百科事典
振動や波動現象で,単位時間内に同じ状態の繰り返される回数。周波数ともいう。振動数は周期の逆数で,単位としてはHzが用いられる。1秒間にn回の繰…

硫酸マンガン りゅうさんマンガン manganese sulfate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
(1) 硫酸マンガン (II)   MnSO4 。1,4,5および7水塩が知られているが,常温付近で安定なのは5水塩である。マンガンの水和物はいずれも美しいばら…

種子島宇宙センター たねがしまうちゅうセンター

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
鹿児島県南種子町にある宇宙航空研究開発機構のロケット発射施設。 1966年5月科学技術庁宇宙開発推進本部が建設を決定,1969年宇宙開発事業団発足に…

過酸化ベンゾイル (かさんかベンゾイル) benzoyl peroxide

改訂新版 世界大百科事典
過酸化ジベンゾイルともいう。無色の結晶。融点105℃。塩化ベンゾイルをアルカリの存在下で過酸化ナトリウム,または過酸化水素と反応させて合成する…

フレノー Freneau, Philip(Morin)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1752.1.2. ニューヨーク[没]1832.12.18. ニュージャージー,モンマスアメリカの詩人。ニュージャージー (現プリンストン) 大学在学中に同期生 H.…

新型インフルエンザ等対策特別措置法

知恵蔵mini
強毒性の新型インフルエンザや新感染症への対応方法を定めた法律。2009年の新型インフルエンザ(H1N1型)の流行を踏まえ、12年4月に制定された。感染症…

ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸 ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリンサン nicotinamide adenine dinucleotide phosphate

化学辞典 第2版
C21H28N7O17P3(743.41).略称NADP.古くはTPN(トリホスホピリジンヌクレオチド),補酵素Ⅱともよばれた.構造は,NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレ…

酸素電極 サンソデンキョク oxygen electrode

化学辞典 第2版
酸素の還元反応を利用した気体電極の一種.水溶液中における酸素の電解還元反応は,一般には四電子反応O2 + 4H+ + 4e 2H2Oであるが,電解液の液…

N,N-ジメチルアニリン ジメチルアニリン N,N-dimethylaniline

化学辞典 第2版
C8H11N(121.18).C6H5N(CH3)2.アニリンのN,N-ジメチル体.工業的には,アニリンと大過剰のメタノールに少量の硫酸を加えてオートクレーブ中で加熱し…

エンタルピー enthalpy

改訂新版 世界大百科事典
エネルギーの次元をもつ熱力学的な状態量。内部エネルギーをU,圧力をp,体積をVとしたとき,エンタルピーHはH=U+pVによって定義される。圧力一定…

ソフトウェアフロー制御

ASCII.jpデジタル用語辞典
フロー制御の1方式。たとえばモデム同士の通信では電話回線が使用されるため、ハードウェアフロー制御のように専用の信号線を使ったフロー制御は行な…

両性水酸化物 りょうせいすいさんかぶつ amphoteric hydroxide

日本大百科全書(ニッポニカ)
水酸化物のうち、酸に対しては塩基として作用し、塩基に対しては酸として作用するものをいう。水酸化物を脱水すると酸化物になるので、両性酸化物が…

ケモノジラミ けものじらみ / 獣蝨 [学] Haematopius spp.

日本大百科全書(ニッポニカ)
昆虫綱シラミ目ケモノジラミ科ケモノジラミ属の昆虫の総称。草食哺乳(ほにゅう)動物の有蹄(ゆうてい)類に広く寄生する体長3~5ミリメートルほどのシ…

ノボリリュウ(昇竜) ノボリリュウ Helvella crispa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ノボリリョウともいう。子嚢菌類盤菌目ノボリリュウ科。秋に,まれに春に落葉樹の湿った林下に出る。キノコの高さは約 10cm。頭部は2裂片から成り鞍…

エステル化 エステルカ esterification

化学辞典 第2版
一般に,オキソ酸(主としてカルボン酸)とアルコールまたはフェノールとから水がとれ,エステルを得る反応をいう.   RCOOH + R′OH RCOOR′ + H2O…

分散能 ブンサンノウ dispersive power

化学辞典 第2版
透明な物質が光を分散する能力を示す量.光の波長による屈折率の違いを分散というが,正常分散の範囲内では波長が短くなると屈折率は増す.その物質…

ラムネチン ラムネチン rhamnetin

化学辞典 第2版
3,3′,4′,5-tetrahydroxy-7-methoxyflavone.C16H12O7(316.27).クエルセチンの7-メチルエーテル.クロウメモドキ科Rhamnus amygdalinaその他の果実に…

トリメチレンジアミン トリメチレンジアミン trimethylenediamine

化学辞典 第2版
1,3-propanediamine.C3H10O2(74.13).H2N(CH2)3NH2.臭化トリメチレンにアルコール性アンモニアを作用させると得られる.アンモニア臭をもつ液体.…

スルファフェナゾール スルファフェナゾール sulfaphenazole

化学辞典 第2版
4-amino-N-(1-phenyl-1H-pyrazol-5-yl)benzenesulfonamide.C15H14N4O2S(314.36).3-アミノ-2-フェニルピラゾリンをアセチルスルファニリルクロリド…

ディオール(Christian Dior)

デジタル大辞泉
[1905~1957]フランスの服飾デザイナー。1947年にニュールックを発表、以後10年間、世界のモード界を支配した。Hライン・Aライン・Yラインなどのデ…

エタンブトール(ethambutol)

デジタル大辞泉
結核の化学療法に用いられる薬剤の一つ。リファンピシンやイソニアジドなど他の抗結核薬と併用される。化学式C10H24N2O2 EB。

過酸化水素(データノート) かさんかすいそでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
過酸化水素H2O2式量34.01融点-0.43℃沸点150.2℃比重1.465(測定温度0℃)結晶系正方[参照項目] | 過酸化水素

クッシング潰瘍 クッシングかいよう Cushing ulcer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中枢神経系疾患によって,あるいは頭部の外傷とか手術後に生じる胃・十二指腸潰瘍。 H.クッシングが 1932年に初めて報告した。代表的なストレス潰瘍…

過酢酸

栄養・生化学辞典
 C2H4O3 (mw76.05).CH3COOOH.酸化剤,漂白剤,殺菌剤などに使われる.110℃以上で爆発する.水,エタノール,エーテルによく溶ける.

リン酸アンモニウム りんさんあんもにうむ ammonium phosphate

日本大百科全書(ニッポニカ)
2種の水素塩と正塩が知られており、通常リン酸アンモニウムというときは一水素塩(NH4)2HPO4をいうことが多く、これはまたリン安とよばれて肥料に用い…

過酸化物 (かさんかぶつ) peroxide

改訂新版 世界大百科事典
O22⁻イオンを有する無機化合物の総称。金属あるいは金属酸化物を空気または酸素と加熱したり,溶媒和電子が存在しているような金属ナトリウムなどの…

グレー Grey of Fallodon, Edward

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1862.4.25. ロンドン[没]1933.9.7. エンブルトン近郊イギリスの政治家。 1885年自由党下院議員として政界入り。 1905年 H.キャンベル=バナマン…

オトギリソウ(弟切草) オトギリソウ Hypericum erectum; St. John's-wort

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
オトギリソウ科の多年草。山野の日当りのよい草地に普通にみられる。茎は直立し高さ 30~60cm。葉は対生し柄はなく,多少茎を抱く。卵状披針形で先端…

ゲシュタポ Gestapo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ナチス・ドイツの秘密国家警察 Geheime Staatspolizeiの略称。 1933年ナチスの政権樹立後,H.ゲーリングによってプロシア州に創設された。 34年 H.ヒ…

革新党[アメリカ合衆国] かくしんとう[アメリカがっしゅうこく] Progressive Party

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アメリカの第三政党。 20世紀に入ってから3度の大統領選挙の際に登場し,いずれも社会改革を主張する立場に立った。 (1) 1912年の大統領選挙戦で T.…

L-(+)-ムスカリン ムスカリン L-(+)-muscarine

化学辞典 第2版
[C9H20NO2]+(174.26).ベニテングダケAmanita muscaria L.に含まれている有害物質.副交換神経興奮作用をもつ自律神経毒であり,摂取すると発汗,吐…

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放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

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