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《浮草》 うきくさ

世界大百科事典内の《浮草》の言及

【浮草物語】より

…小津によれば,それにさらにスティーブン・ロバーツ監督のアメリカ映画《歓呼の涯》(1932)や菊池寛の戯曲《父帰る》(1917)などをつきまぜた〈まるで五目飯のようなもの〉であったが,父親と知らずに喜八を慕う子どもという設定は完全なオリジナルである。父子並んで川で流し釣りをするシーンはとくに印象的で,この人間関係の構図は42年の《父ありき》でも使われている(再映画作品の《浮草》では海釣りになっている)。一座の女役者で喜八の愛人(というよりも,むしろ女房)おたか(八雲恵美子)が嫉妬(しつと)して,若い女優(坪内美子)に喜八の息子を誘惑させるが,若い2人はほんとうに恋におち,そして一座は解散といったメロドラマ的要素が濃いストーリー。…

※「《浮草》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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