デジタル大辞泉
「がてら」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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がてら
- 〘 副詞助 〙 動詞の連用形または体言を受け、「…をかねて」「かたがた」「ついでに」等の意を表わす。「がてら」の受けている動詞が意味的に従、下に続く動詞が主である。古くは「がてり」。
- [初出の実例]「梅の花咲き散る園にわれ行かむ君が使をかた待ち我氐良(ガテラ)」(出典:万葉集(8C後)一八・四〇四一)
- 「来年こそはつかまつり給べき年なれば、御子日(ねのひ)がてらも参り給へかし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)嵯峨院)
- 「いかが思へると、気色も見がてら雪をうちはらひつつ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)
- →がてり
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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