こちゃこちゃ(読み)コチャコチャ

デジタル大辞泉 「こちゃこちゃ」の意味・読み・例文・類語

こちゃ‐こちゃ

[副](スル)細かい物が入りまじって、混雑しているさま。「いろいろなことをこちゃこちゃ(と)手帳に書く」「小さな店がこちゃこちゃした横町
[類語]ごちゃごちゃ乱雑雑然乱脈紛然紛紛繚乱蕪雑ぶざつ狼藉卍巴まんじともえ不統一ごっちゃごちゃまぜごしゃごしゃごじゃごじゃごたごためちゃくちゃまぜこぜ支離滅裂かなえの沸くが如し上を下へ蜂の巣をつついたよう押すな押すな押し合いへし合い混乱錯綜錯乱混沌錯雑交錯混線混同混交混迷ごた混ぜどさくさこんがらかる紛れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こちゃこちゃ」の意味・読み・例文・類語

こちゃ‐こちゃ

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 細かい物が入り乱れて混雑するさまを表わす語。
針女(1971)〈有吉佐和子一六「こちゃこちゃと小面倒なことは早く片付けてしまいたがり」
※黴(1911)〈徳田秋声〉二六「母親台所でこちゃこちゃ働いてゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android