デジタル大辞泉 「茂る」の意味・読み・例文・類語 しげ・る【茂る/▽繁る】 [動ラ五(四)]草木が生長して、枝葉がたくさん生え出る。盛んに生える。「若葉が―・る」「雑草が―・る」《季 夏》[類語]生い茂る・はびこる・繁茂・自生・密生・叢生そうせい・群生・鬱然うつぜん・鬱蒼うっそう・草深い・木深い・ふさふさ・こんもり・もじゃもじゃ・茫茫ぼうぼう・ぼさぼさ・ばさばさ・ぎゅうぎゅう・ぎしぎし・ぎちぎち・きちきち・ぎっしり・びっしり・ごしゃごしゃ・ごちゃごちゃ・うじゃうじゃ・うようよ・わらわら・群がる・ひしめく・鈴なり・密集・集中・凝集・蝟集いしゅう 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「茂る」の意味・読み・例文・類語 しげ・る【茂・繁・滋】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙① 草木が盛んにはえて枝葉が重なり合う。繁茂する。《 季語・夏 》[初出の実例]「奥つ城(き)を こことは聞けど 真木の葉や 茂(しげり)たるらむ」(出典:万葉集(8C後)三・四三一)「軒端に滋(シゲル)かるかやは聚(しげり)立てる木竹の壺・桐壺に似ず」(出典:私聚百因縁集(1257)二)② 量が多くなる。ふえる。[初出の実例]「君がすむ山路に露やしげるらむわけくる人の袖のぬれぬる」(出典:多武峰少将物語(10C中)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例