デジタル大辞泉
「わらわら」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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わら‐わら
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 乱れたさま、破れ乱れたさまを表わす語。
- [初出の実例]「人の形にも非ず、やせ衰たる物のわらわらと有る」(出典:私聚百因縁集(1257)九)
- ② 陽気なさまを表わす語。
- [初出の実例]「心地よげにわらわらとおもふ事なげなる御けしきに」(出典:苔の衣(1271頃)二)
- ③ たやすく燃えあがるさまを表わす語。
- [初出の実例]「燃える物があるうちは、ワラワラ燃えるだ」(出典:まんだん読本(1932)放火懺悔録〈徳川夢声〉)
- ④ 急いで行動するさま、統制がとれていないさまなどを表わす語。
- [初出の実例]「種族を判別しがたい人間どもがどこからともなくわらわらと集まって来て」(出典:焼跡のイエス(1946)〈石川淳〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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