デジタル大辞泉
「もじゃもじゃ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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もじゃ‐もじゃ
- [ 1 ] 〘 副詞 〙
- ① ( 「と」を伴って用いることもある ) 毛や草木などが、不揃いに密生しているさまを表わす語。もしゃもしゃ。
- [初出の実例]「髯の毿毿(モヂャモヂャ)した筋骨逞ましい人や」(出典:くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉二)
- ② 物事が入りくんで混乱するさまを表わす語。ごたごた。もじゃくじゃ。
- [初出の実例]「何の埒も無ふもじゃもじゃと交り」(出典:絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初))
- [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 [ 一 ]①に同じ。
- [初出の実例]「毬栗頭の鬚毿々(モヂャモヂャ)の洋服は満面に笑を浮べつ」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉猟官)
- [ 3 ] 〘 名詞 〙
- ① 入りくんだもめごと。ごたごた。もじゃくじゃ。
- [初出の実例]「絵合姫とのもじゃもじゃも」(出典:浄瑠璃・相模入道千疋犬(1714)三)
- ② 不揃いに毛が密生していたり、表面がけば立ったりしている状態。
- [初出の実例]「夏季の間に裏返したらしい畳のモジャモジャを見て」(出典:別れた妻に送る手紙(1910)〈近松秋江〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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もじゃ もじゃ
せなけいこによる絵本作品。1969年刊行。「いやだいやだのえほん」シリーズの一作。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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