デジタル大辞泉 「とか」の意味・読み・例文・類語
と‐か
《格助詞「と」+副助詞「か」》はっきりしない事柄を指示する意を表す。「家族が病気だ
[補説]中世以前の「とか」は、「か」を係助詞として扱うのが普通。
《並立助詞「と」+副助詞「か」》
1 事物や動作・作用を例示的に並列・列挙する意を表す。「漱石
[補説]「かゆいとか痛いなんて言っていられない」のように、末尾の事象(この文では「痛い」)に「とか」をつけない用い方もある。
2 断定を避け、あいまいにするために語の後に付ける。「学校
[補説]1990年代前半から若者の間で使われ、すぐに大人にも広まった。多用する話し方を「とか弁」ともいう。→
[類語](2)など・でも・なんか・なんて・なんぞ・なぞ