にゃ

精選版 日本国語大辞典の解説

にゃ

[1] (打消の助動詞「ず」の已然形(口語では仮定形)に接続助詞「ば」の付いた「ねば」の変化したもの) なければ。なくては。にゃあ。
① 打消の仮定条件を表わす。
※浄瑠璃・心中二枚絵草紙(1706頃)上「どうでもこうでも聞かにゃおかぬ」
② 下に「ならぬ」などを省略した形で文末に用いる。当為、必要の意を表わす。
※雑俳・四季の花(1851)「儀利がかさなり・こちの馬らんもチト切らニャ」
[2] (格助詞「に」に係助詞「は」の付いた「には」の変化したもの) には。にゃあ。
※浄瑠璃・曾根崎心中(1703)「どうで女房にゃもちやさんすまい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉の解説

にゃ

[連語]《「ねば」の音変化》連語「ねば2」に同じ。「今日中に家に戻らにゃ何を言われるかわかったもんじゃない」→ねばならない
[補説]うちとけた会話などで用いられ、「にゃあ」となることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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