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ウイグル族

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ウイグル族

トルコ系イスラム教徒で、新疆ウイグル自治区を中心に、中国国内に約840万人。中央アジアで数々の独立王朝を樹立した後、18世紀に清の支配下に入った。1933年と44年に「東トルキスタン」として独立宣言したことがある。亡命者組織として「世界ウイグル会議」(本部・ドイツ)がある。

(2008-05-27 朝日新聞 朝刊 3総合)

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世界大百科事典 第2版の解説

ウイグルぞく【ウイグル族 Uyghur】

はじめモンゴル高原,のちトルキスタン方面に移住したトルコ系民族のひとつ。回紇,維吾爾とも記される。現在は中国の新疆ウイグル自治区と旧ソ連邦中央アジアを主たる居住地とし,人口は中国に約720万(1990),旧ソ連邦内に約21万(1979)。クトゥルク・ビルゲ・キョル・カガン(懐仁可汗)が744年にユチュケン山麓に拠って(在位747年まで)から840年までモンゴル高原に他のトルコ系部族との連合体による遊牧国家を出現させた。

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世界大百科事典内のウイグル族の言及

【トルコ族】より

…チュルク諸語のいずれかを使用する民族を指す呼称で,現在,東方のヤクート族から西方のトルコ,ガガウズ,カライムの諸族に至るまで,ユーラシア大陸の諸地域に,広く分散して居住している。しかし彼らは,必ずしも古くからこれらの諸地域に居住していたのではなく,たとえば,現在トルコ族の住むアナトリアは,もともとヒッタイト人やギリシア人の住地であり,また現在ウズベク族,ウイグル族などの居住する中央アジアのオアシス定住地帯は,ソグド人,トハラ人などアーリヤ系諸民族の住地であった。すなわち,トルコ系諸民族が,その現住地に居住するにいたるまでには,〈移動〉〈征服〉を中心にくりひろげられた彼らの長い歴史があり,その意味では,トルコ民族史は,トルコ系諸民族の移動と征服活動の歴史であったともいえる(図)。…

【西ウイグル王国】より

…9世紀後半から13世紀末まで,トゥルファン(吐魯番)盆地を中心とし,天山北麓の牧草地帯をも組み込んで形成されたウイグル族の王国。その領域は最大時には西部天山山脈一帯にまで及び,天山ウイグル王国とも呼ばれる。…

※「ウイグル族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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