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エクマン エクマンEkman, Vagn Walfrid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エクマン
Ekman, Vagn Walfrid

[生]1874.5.3. ストックホルム
[没]1954.3.9. ゴスタード
スウェーデンの海洋物理学者。父フレデリックも海洋学者。ウプサラ大学在学中から海流の研究に着手し,それが地球の自転によって説明しうることを明らかにした。オスロの国際海洋学研究所に入り (1902) ,海流の流速計 (エクマン=メルツ流速計) ,採水器を考案。ルンド大学教授 (10) 。 1925年にはドイツのカナリア諸島探検隊に加わる。多くの観測,実験に基づいて海流の基礎理論を築いたほか,海流に対する風や海岸近くの地形の影響,海水の濃度,圧縮率の研究などで知られる。

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百科事典マイペディアの解説

エクマン

スウェーデンの海洋学者。ストックホルム生れ。ウプサラ大学卒。ルンド大学教授。海水密度の研究,平行ソレノイド場の定理など現代海洋物理学の功労者。エクマン式流速計,転倒採水器などを発明。
→関連項目エクマン=メルツ流速計

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世界大百科事典 第2版の解説

エクマン【Vagn Walfrid Ekman】

1874‐1954
スウェーデンの海洋物理学者。ストックホルムで海洋学者エクマンFredrik Laurenz Ekman(1852‐1930)の子として生まれる。ウプサラ大学卒業。V.ビヤークネス,F.ナンセンらの指導と助言のもとに地球自転の影響を入れた,風成海流理論を展開(1902),この中で,例えば北半球では表面の流れは,風向きに対し右45度の方向に向かうこと,流速を海面から海底まで積分した流量は,風の方向に対し右直角方向に向かうこと等を示した。

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世界大百科事典内のエクマンの言及

【大気境界層】より

…大気境界層のうち,地表面に接する数十mの気層は接地層と呼ばれ,熱や運動量の流束(フラックスflux)が高度によらずほぼ一定とみなされ,風速の鉛直分布は対数法則で近似できる。接地層のすぐ上の気層は通常エクマン層と呼ばれている。エクマン層の性質を調べてみよう。…

※「エクマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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