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キクイタダキ キクイタダキ Regulus regulus; goldcrest

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キクイタダキ
キクイタダキ
Regulus regulus; goldcrest

スズメ目キクイタダキ科。全長 10cmで,日本の鳥のなかではミソサザイヤブサメと並んで最も小さい。体はオリーブ色で,頭頂に美しい黄色羽があり,キクの花を戴いているように見える。雄にはこの羽の下側に赤橙色の羽毛が隠れている。

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百科事典マイペディアの解説

キクイタダキ

ヒタキ科の鳥。翼長5.5cm。体はオリーブ色で,雄は頭部中央のだいだい色が美しい。日本産鳥類で最小。ユーラシア大陸中部に分布し,日本では北海道,本州の山地の針葉樹林で繁殖,冬は温暖地の松林などに移る。

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世界大百科事典 第2版の解説

キクイタダキ

スズメ目ヒタキ科の鳥(イラスト)。あるいはこの種が属するキクイタダキ属に含まれる5種の総称名。この類の鳥はどれも非常に小さく,全長約9cm,体重わずか5g前後しかない。どの種も頭頂部に黄,橙,赤などの美しい色の冠羽をもっている。キクイタダキ(菊戴)という名は,菊の花を頭にのせたようなその特徴に由来している。キクイタダキRegulus regulus(英名goldcrest)は,アジアからヨーロッパにかけて分布し,日本では北海道,本州,九州の亜高山帯で繁殖する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キクイタダキ
きくいただき / 菊戴
goldcrest
[学]Regulus regulus

鳥綱スズメ目ヒタキ科ウグイス亜科の鳥。日本でいちばん小さな鳥で、全長約10センチメートル、体重4~6グラム。アジアの高地とヨーロッパの針葉樹林にすみ、日本では北海道、本州の亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、冬は平地で生活する。全身暗緑色で、頭部に鮮やかな黄色の帯があり、雄の冬羽では、さらにその帯の中央に鮮やかな橙赤(とうせき)色の帯がある。和名は、この頭部の黄色部をキクの花に見立てたものと思われる。葉の間をせわしく飛び回りながら、細く小さな嘴(くちばし)で、クモ、昆虫などを捕食する。針葉樹の葉の間にクモの糸で吊(つ)り下げた巣をつくり、約10卵を産む。
 キクイタダキ属の鳥は全部で5種あり、ユーラシアに3種、北アメリカに2種分布し、大きさ、姿とも互いに似ている。[竹下信雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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