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キンポウゲ

百科事典マイペディアの解説

キンポウゲ

ウマノアシガタとも。日本全土の日当りのよい草地にはえるキンポウゲ科多年草。葉は5角状円心形で,長さ3〜7cm,深く三つに裂け,あらい鋸歯(きょし)がある。花は春,長い小柄上に上向きに咲き,黄色5弁で径15〜20mm,花弁の表面には光沢がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

キンポウゲ【Ranunculus japonicus Thunb.】

山野にふつうにみられるキンポウゲ科の多年草(イラスト)。一重のものをウマノアシガタ,八重のものをキンポウゲと分けてよぶべきであるという意見もあるが,一般に混用されている。越冬する根生葉は叢生(そうせい)し,葉身は掌状に5~7裂し,基部は心形,葉柄の基部は鞘(さや)状に広がる。春から初夏に高さ30~70cmの直立,分枝する茎を生じ,直径1.5~2cmの黄色の花をつける。茎には開出する毛がある。萼片は緑色で5枚。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キンポウゲ
きんぽうげ / 金鳳花
[学]Ranunculus japonicus Thunb.

キンポウゲ科の多年草。茎は高さ30~60センチメートル、直立して上部で分枝し、開出毛が密生する。葉は3~5中裂する単葉で、円形であるためにウマノアシガタ(馬脚形)ともよばれる。花は黄金(こがね)色、直径約2センチメートルで、4~6月、まばらな総状花序につく。萼片(がくへん)は緑色、花弁は5枚で強い光沢がある。これは、黄色のカロチノイド色素を含む細胞層の下に、デンプン粒を密に含んだ細胞層があって、太陽光を反射するためである。果実は痩果(そうか)で、花柱の先は曲がらない。日本全土の山地や丘陵に普通に生える。有毒植物であるが、薬用ともする。キンポウゲ属は世界に400種類あり、日本には約20種が自生し、水生で花が白色のバイカモ類と、陸生で花が黄色のキンポウゲ類の2群がある。[門田裕一]

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世界大百科事典内のキンポウゲの言及

【ラナンキュラス】より

…キンポウゲ科の塊根を有する多年草で,ハナキンポウゲとも呼ぶ(イラスト)。ヨーロッパ南東部から西南アジア原産の多年草で,葉柄のある3裂する根出葉を出し,各小葉はさらに浅裂あるいは深裂する。…

※「キンポウゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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