精選版 日本国語大辞典 「ゴヤ」の意味・読み・例文・類語
ゴヤ
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
1746~1828
18世紀スペインの代表的画家。ロココ風絵画の末期に属し,自然な光線の明暗をもって描いた。代表作に「カルロス4世の家族」「裸のマハ」,写実的な銅版画の連作「戦争の惨禍(さんか)」などがある。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
…そして,1810年からカディスに召集された議会(コルテス)は,12年に自由主義の原則に基づくカディス憲法を作成・制定した。なおゴヤによって描かれた《戦争の惨禍》という一連のエッチングや,《5月2日》と《5月3日》の2点の絵は,この戦争中に示されたスペイン国民の愛国主義を不朽のものとした。【フアン・ソペーニャ】。…
…しかもスペインの場合,異なった文化原理は,ほとんどの場合に支配勢力の交代によってもたらされた。したがって新しい原理への交換は強烈であり,ゴヤが代表的な例であるように予想外の創造力を誘発することもある。またスペイン美術が,この国の歴史のように断続的なリズムを刻み,他のヨーロッパ諸国に例を見ないほど政治的・イデオロギー的な制約を受ける理由もそこにある。…
…風俗版画にA.ファン・オスターデ,風景にロイスダールJacob van Ruisdael(1628か29‐82),イタリア風の風景にブレーンベルフBartholomäus Breenbergh(1599‐1659以前),ボトJan Both(1610‐52),ベルヘムNicolaes Berchem(1620‐83),デュジャルダンKarel Dujardin(1622‐78),スバネフェルトHerman van Swanevelt(1600ころ‐55ころ),海景にド・フリーヘルSimon Jacobsz.de Vlieger(1600ころ‐53),ゼーマンReynier Zeeman(1623ころ‐67ころ)ら極盛期の観を呈する。スペインでは黄金時代の画家たちも余技程度にしか制作しないが,18世紀末にゴヤがアクアティントを併用しながら4種の大連作をつくり,19,20世紀に強い影響を与えた。各種の本の挿絵としても銅版画が用いられ,それらがエングレービングの体裁をとる場合にもしばしばエッチングによって版のおおよそをつくることが多かった。…
…これによって戯画とは気ままで放縦な遊びの絵画であり,真の芸術ではないと表明した。スペインの画家ゴヤは版画集《ロス・カプリーチョス(気まぐれ)》(1799)の中で,カリカチュアとそれによらない風刺画を組み合わせているが,全体として人間の無知,それに発する迷信,偏見,種々の悪徳,誤った教育,上流階級の傲慢さなどを鋭く暴露している。さらに死後発表された版画集《戦争の惨禍》で,ゴヤは単にナポレオン軍のスペイン侵略の記録というだけでなく,政治的迫害や腐敗した政府の破局への激昂を風刺版画に吐露した。…
…他方,シャルダンは《市場帰り》(1739)などで,ロココの貴族的な風俗画に背を向け,中産階級の地味な生活感情を謳歌した。スペインではゴヤが,1770~80年代に王立タピスリー工場のために精力的に下絵(カルトン)を制作したが,《瀬戸物売り》《凧上げ》《洗濯女たち》など,主として民衆の生活や娯楽に題材を求めた。 19世紀,とくにマネ,ドガ,ルノアールを中心とする印象主義の画家たちは,日本の浮世絵版画の描写する庶民の日常的動作から新鮮な刺激をうけた(喜多川歌麿の《山姥と金時》とドガの《髪を梳く女》など)。…
※「ゴヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
送り状。船荷証券,海上保険証券などとともに重要な船積み書類の一つで,売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。取引貨物の明細書ならびに計算書で,手形金額,保険価額算定の基礎となり,輸入貨...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新