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ストロンチウム ストロンチウム strontium

翻訳|strontium

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ストロンチウム
ストロンチウム
strontium

元素記号 Sr ,原子番号 38,原子量 87.62。周期表2族,アルカリ土類金属の1つ。2価の陽イオンになりやすい。 1808年に H.デービーが分離に成功し,スコットランドの町ストロンチアンにちなんで命名された。

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デジタル大辞泉の解説

ストロンチウム(strontium)

アルカリ土類金属元素の一。単体は銀白色の金属。水と激しく反応して水素を発生。炎色反応は深紅色で、花火に使用。人工放射性同位体ストロンチウム90は、核分裂生成物の主成分の一。半減期28.8年でイットリウム90となる。動物体に入ると骨に沈着し造血機能をおかす。工業的に製造されてβ(ベータ)線源に利用。元素記号Sr 原子番号38。原子量87.62。

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百科事典マイペディアの解説

ストロンチウム

元素記号はSr。原子番号38,原子量87.62。融点777℃,沸点1414℃。アルカリ土類金属元素の一つ。1808年デービーが初めて単離。銀白色の金属。化学的にはカルシウムバリウムに似て,その中間の性質を示す。
→関連項目原子力電池

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栄養・生化学辞典の解説

ストロンチウム

 原子番号38,原子量87.62,元素記号Sr,2族(旧IIa族)の元素.アルカリ土類金属

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世界大百科事典 第2版の解説

ストロンチウム【strontium】

周期表元素記号=Sr 原子番号=38原子量=87.62地殻中の存在度=375ppm(14位)安定核種存在比 84Sr=0.56%,86Sr=9.86%,87Sr=7.02%,88Sr=82.56%融点=769℃ 沸点=1384℃比重=2.6(20℃)電子配置=[Kr]5s2 おもな酸化数=II周期表第IIA族に属するアルカリ土類金属元素の一つ。スコットランドのストロンチアンに産する鉱物ストロンチアン石(炭酸ストロンチウムSrCO3を主成分とする)から,1790年にイギリスクローフォードAdair Crawford(1748‐95)によって発見されたのでこの名がある。

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大辞林 第三版の解説

ストロンチウム【strontium】

2 族元素(アルカリ土類金属)の一。元素記号 Sr  原子番号38。原子量87.62。銀白色のやわらかい金属。炎色反応は深赤色を呈する。天然には炭酸塩・硫酸塩として産する。

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知恵蔵miniの解説

ストロンチウム

軟らかく銀白色のアルカリ土類金属で、原子番号は38、元素記号はSr。 塩化ストロンチウムは花火や発煙筒などに、炭酸ストロンチウム陰極線管ガラスフェライトなどの磁性材料などに用いられており、現代社会で欠かすことのできない物質となっている。人工的に作られる放射性同位体としてストロンチウム90があり、体内に入ると骨に蓄積し放射線を出し続ける。放射線の半減期は28.8年で、生体に対し大きな危険性を持つ。2011年の福島第一原子力発電所事故でも放出され、周辺各地で観測されている。

(2012-07-25)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ストロンチウム
すとろんちうむ
strontium

周期表第2族に属し、アルカリ土類金属元素の一つ。18世紀末スコットランドのストロンチアンの鉛鉱山で採掘されたストロンチアン石(初めは炭酸バリウムと考えられていた)から、1808年イギリスのH・デービーによって単体として取り出され、発見鉱物にちなんでストロンチウムと名づけられた。地殻中の存在量は同族のカルシウムよりはるかに少ない。天青石(てんせいせき)SrSO4、ストロンチアン石SrCO3などとして産出するが、他の同族元素の鉱石(重晶石BaSO4、あられ石CaCO3など)にも少量混入している。[鳥居泰男]

製法

酸化ストロンチウムをアルミニウム粉末とともに加熱還元して蒸留する(純度99.6%)か、塩化ストロンチウムを単独または他の塩化物を添加して融解電解する。1000℃で再蒸留すると高純度のものが得られる。[鳥居泰男]

性質

銀白色の金属で、比較的軟らかい。新しい切り口は金属光沢をしているが、空気中でしだいに錆(さ)び、灰白色の酸化被膜を生ずる。水とはかなり激しく反応し、水素を発生して水酸化ストロンチウムとなる。水銀とはアマルガムをつくる。通常、2価の陽イオンとして化合物をつくる。[鳥居泰男]

用途

同族の他の元素に比べ用途が狭く、特殊合金や真空管のゲッター用材料が主要なものである。硝酸塩は、その深紅の炎色を利用して花火や信号灯に用いられる。[鳥居泰男]

ストロンチウム90

質量数90の放射性同位体で、核分裂生成物の主成分の一つとして原子炉内で生成する。半減期29年でβ(ベータ)崩壊して、半減期64時間のβ放射体イットリウム90に変わる。β線源およびトレーサーとして利用される。核爆発実験で生成し、大気中に放出されたものが人体に入ると、カルシウムとともに骨に集まり、長期にわたって造血臓器を冒すことになるので、人体にとってはもっとも危険な放射性核種の一つである。[鳥居泰男]

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