翻訳|fallout
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
原水爆実験によって生成され,大気中から降下する微細な放射性物質。死の灰,フォールアウトなどとも呼ばれる。内容としては核分裂生成物が主体で,ほかに爆弾構造物その他の放射化生成物およびプルトニウム239 239Puの爆発残渣などである。地表面近くでの爆発では局所降下物が多いが,爆発規模が大きい場合には放射性物質は対流圏をつき抜けて成層圏に達し,そこから地球全体にゆっくりと降下してくる。日本では成層圏降下物は偏西風により運ばれてくるため,日本海側で降下量が大きく,太平洋側では小さい。1954年のビキニ水爆実験からの放射性降下物による第五福竜丸乗組員の被曝(ひばく)とその後の放射線障害は,この問題に対する関心を高め,環境放射能研究のきっかけの一つとなった。63年の部分的核実験停止条約以降,大気中核実験は激減し,放射性降下物の降下率もきわめて小さくなった。
→核実験 →核兵器
執筆者:稲葉 次郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
[同義異語]フォールアウト
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…地表爆発は実際の爆発点が地上であるか,または上空であっても火の玉が地表に接するまでの高度の爆発である。この爆発では大量の地表物質が放射能雲に吸い込まれて上昇するため,放射性降下物による汚染が問題となるほか,爆風効果も高度によって変化する。地下爆発,水中爆発はともに爆発中心が地(水)面下にある場合であり,深度が深い場合は爆発の衝撃エネルギーの大部分が地(水)中の衝撃波として消費される。…
※「放射性降下物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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