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チリ硝石 チリショウセキ

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デジタル大辞泉の解説

チリ‐しょうせき〔‐セウセキ〕【チリ硝石】

硝酸ナトリウム主成分とする鉱物。無色および白・赤褐・灰・黄色などでガラス光沢がある。三方晶系。チリ北部の乾燥地域に広く分布。肥料などの原料。ソーダ硝石

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百科事典マイペディアの解説

チリ硝石【チリしょうせき】

硝酸ナトリウム(NaNO3)を化学成分とする鉱物。三方晶系,通常塊状結晶。硬度1.5,比重2.24〜2.29。ガラス光沢,無色または白。水溶性。チリ北部アタカマ砂漠にのみ多量に産出。
→関連項目アタカマ砂漠アルカリ性肥料アントファガスタイキケ硝石太平洋戦争(南米)窒素肥料チリ

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世界大百科事典 第2版の解説

チリしょうせき【チリ硝石 Chile saltpeter】

チリに産するソーダ硝石NaNO3の鉱石。チリ北部のアタカマ砂漠地帯に長さ700km,幅15~80kmの範囲に多数のチリ硝石鉱床が分布する。鉱床は水溶性の塩類によって膠結された層状の砂質礫からなり,ソーダ硝石の平均品位は約25%,カリ硝石,岩塩,およびナトリウム,カルシウムマグネシウムの硫酸塩を伴い,微量のヨウ素酸塩,ホウ酸塩臭化物,およびリン酸塩を含む。アンモニアの合成とアンモニア酸化法による硝酸の合成が確立されるまで肥料や火薬の重要な原料であった。

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大辞林 第三版の解説

チリしょうせき【チリ硝石】

〔南アメリカのチリに産することから〕
硝酸ナトリウムを主成分とする鉱物。チリ北部の砂漠に分布。ガラス光沢をもち、色は白・紅褐・灰・黄色などで淡い。水によく溶ける。二〇世紀初頭にアンモニア・硝酸の合成法が確立されるまでは、肥料・火薬の重要な原料であった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チリ硝石
チリしょうせき

硝酸ナトリウム」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チリ硝石
ちりしょうせき
nitratine

もっとも代表的な硝酸塩鉱物の一つ。乾燥気候地域の土壌表面に皮膜状をなして産し、肥料として用いられる。その名にあるように南米チリには大きな鉱床があり、鉱床中には、副成分として、銅、クロム、ヨウ素などの鉱物が存在することがある。自形の報告はないが、その原子配列は方解石と同構造である。日本では、栃木県宇都宮市大谷(おおや)の凝灰岩(大谷石)の表面に、雨水のかからない箇所で少量着生することが知られている。[加藤 昭]

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世界大百科事典内のチリ硝石の言及

【チリ】より

…しかし88年の国民投票で軍事政権は不信任され,89年の大統領・国会議員選挙を経て,90年にチリは民政に復帰した。【吉田 秀穂】
【経済】
 チリでは中央集権的な寡頭政治による政治的安定が早くから確立しており,経済的にも,はじめは小麦の輸出,次いで銅,チリ硝石の輸出(1879‐83年の太平洋戦争における勝利により硝石地帯の領有確定)により,早くから繁栄がみられた。しかし1929年の世界恐慌はこのような一次産品輸出経済に強い打撃を与えた。…

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