デート
〘名〙 (date)
※大導寺信輔の半生(1925)〈芥川龍之介〉「西洋歴史のデエト」
② (━する) あらかじめ約束をして、異性の友人と待ち合わせて、会うこと。
※現代娘のX(1955)〈仁戸田六三郎〉娘の本能「もし『デート』以上の相手がある場合は、それにはそれ相応の信頼感をよせる」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デート【date】
もともと〈日付け〉を意味するデートという言葉が,〈男女が日時を決めて会うこと〉という意味で広く使われるようになったのは,19世紀末から20世紀初頭のアメリカにおいて男女交際に関する新しい独特の社会慣習(いわゆるデート制度)が形成されてからのことである。 結婚前の若い男女,とくに10歳代の男女が,結婚を前提とすることなく(したがって,必ずしも相手を固定することなく)交際するというデートの慣習は,はじめ都市の中産階級を中心として形成されたが,20世紀に入るころから一種の若者文化として広く普及しはじめ,同時にさまざまのルールやエチケット(たとえば,男性が女性を自宅まで迎えに行くこと,帰りはきちんと送り届けること,デートにおける性的行為はペッティングまたはネッキングを限度とすること,など)も整備されるにいたった。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
世界大百科事典内のデートの言及
【フェニックス】より
…子房は3個で離生。果実(この果実をデーツdateという)は液果状で,なかに1個の種子を有し,長楕円形で,黄,橙,朱,紫黒を帯び,種子には深い縦溝があり,胚乳は硬角状,胚は小型で通常,背生。台湾からインド,ヒマラヤ,スリランカ,イラン,イラク,アラビア半島,アフリカ,カナリア諸島,マダガスカルなど広域に分布し,17種を産する。…
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