ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハクトウワシ」の意味・わかりやすい解説
ハクトウワシ
Haliaeetus leucocephalus; bald eagle
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鳥綱タカ目タカ科の鳥。アラスカ、カナダ北西部、アメリカ合衆国の東部に分布する。全長約80センチメートル、翼開張2メートルを超える。幼鳥は全身褐色であるが、成長すると頭部と尾が白色に変わる。海岸、湖沼、広い川の付近にすみ、主食は魚であるが、鳥や獣もとらえる。また魚を主食とするミサゴがとらえた獲物を、後ろから横取りすることもある。大きな羽ばたきと滑翔(かっしょう)を交えて悠々と飛び、羽ばたかないで輪を描いて飛ぶことも多い。近年は、主食の魚が農薬などに汚染され、それを食べることによって繁殖率が低下して、数の減少が心配されている。1782年、アメリカ合衆国のシンボルに制定された。
[高野伸二]
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…しかし,本来の目的が鳥類に関心をもたせ,鳥類保護の思想を普及させるためなので,選定の方法や基準が定まっているわけではない。国鳥を最初に定めたのはアメリカで,1782年に特産のハクトウワシが議会により選定された。日本では1947年に日本鳥学会第81回例会でキジが選定された。…
… ウミワシ類はオジロワシ属8種とウオクイワシ属2種からなる。白色と赤褐色と黒色の対照が美しいアフリカ産のサンショクワシHaliaeetus vocifer,北アメリカのハクトウワシH.leucocephalus,ユーラシアに分布するオジロワシなどオジロワシ属の鳥は,広大な翼をもち,海岸や大きな湖沼で魚をとる。またカモ類,カラス類などの鳥もつかまえ,腐肉も食べる。…
※「ハクトウワシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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