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ハナグモ(花蜘蛛) ハナグモMisumenops tricuspidatus

世界大百科事典 第2版の解説

ハナグモ【ハナグモ(花蜘蛛) Misumenops tricuspidatus】

クモ目カニグモ科の蛛形(ちゆけい)類。網を張らず草花の陰に潜み,そこにくる小昆虫を捕食している。雌は体長7mm内外,前体部と歩脚若草色,後体部は白色背面に八字状の独特な褐色斑があり,後縁も褐色となる。雄は体長4mm内外,前体部と歩脚は褐色で背甲には1対の黒褐色縦斑がある。後体部は白色で背面中央は緑色となり,雌に似た褐色斑がある。若虫では腹部に斑紋のない個体が多い。日本全国およびアジア,ヨーロッパに広く分布する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のハナグモ(花蜘蛛)の言及

【クモ(蜘蛛)】より

…そのために交尾期になると雌の周辺には,数匹の雄がある距離をおいて集まり,ひたすらその機会を待つ。
[獲物のとり方]
 クモが餌をとらえる方法も,ふつうの網でとるもののほか,池の端で2本の前肢で水面をたたき,浮上してくる小魚をつめでひっかけて釣るハシリグモDolomedes triton,網を4本の前肢でささえ,下を通る虫の上にぽいとかぶせるメダマグモDinopis spinosa,粘球を糸の先にぶら下げ,これをぐるぐる回して,通過する虫に投げかけるナゲナワグモMastophora bisaccata,花の上に脚を広げて静止し,虫が触ってもじっとしていて,虫が安心してみつを吸い始めると,がばっととらえるハナグモMisumena tricuspidatusなどのように多種多様である。
[クモの巣]
 クモの種類が異なれば,網の形も異なる。…

※「ハナグモ(花蜘蛛)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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