ハンチング

デジタル大辞泉 「ハンチング」の意味・読み・例文・類語

ハンチング

hunting capから》鳥打ち帽子のこと。
[類語]被り物帽子山高帽子シルクハット中折れ鳥打ち帽かんかん帽ベレーボンネットシャッポキャップハットソフト帽麦藁帽子パナマ帽制帽学帽角帽チロリアンハットテンガロンハットトルコ帽正ちゃん帽鳥打ち帽子ビーニー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ハンチング」の意味・読み・例文・類語

ハンチング

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( [英語] hunting ) 狩。狩猟。特に、趣味として行なうものをいう。
    1. [初出の実例]「兎猟よりも千倍万倍面白ろきハンチングを為したる也」(出典:愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉威海衛艦隊攻撃詳報)
  3. ( [英語] hunting cap の略 ) 鳥打帽
    1. [初出の実例]「焦茶の猟帽(ハンチング)を目深に冠った、町人躰の三十歳そこそこの男」(出典冷熱(1894)〈尾崎紅葉〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ハンチング」の意味・わかりやすい解説

ハンチング

正しくはハンティング・キャップhunting cap。単にキャップともいう。フランスではカスケットcasquetteと呼ばれる。19世紀半ば,イギリス上流社会の人たちが狩猟の際にかぶったのが初めとされている。日本には明治以後とり入れられ,鳥打帽と呼ばれて和服姿にも親しまれた。クラウン(頭頂部)が平らで前びさしがつき,6枚,8枚または1枚天井の布または皮で作られている。スポーツゴルフ散歩などに幅広く用いられている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「ハンチング」の意味・わかりやすい解説

ハンチング

ハンチング・キャップの略で鳥打(とりうち)帽のこと。本来は狩猟用の帽子であるが,現在はスポーティーな帽子として広く用いられている。六つはぎ,八つはぎ,一枚天井などがあり,ウール,綿,麻などで作られる。
→関連項目帽子

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハンチング」の意味・わかりやすい解説

ハンチング
はんちんぐ

鳥打帽

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android