コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

モリブデン モリブデン molybdenum

翻訳|molybdenum

8件 の用語解説(モリブデンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モリブデン
モリブデン
molybdenum

元素記号 Mo ,原子番号 42,原子量 95.94。周期表6族に属する。輝水鉛鉱 (モリブデナイト) ,モリブデン鉛鉱などとして広く産出する。地殻の平均存在量 1.5ppm,海水中の存在量 0.01 mg/l

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

モリブデン(〈ドイツ〉Molybdän)

クロム元素の一。単体は銀白色の金属で硬く、融点がきわめて高い。主要鉱石は輝水鉛鉱。生物体にも少量含まれ、植物では窒素の代謝に不可欠ステンレス鋼・耐熱合金・電子機器材料などに使用。元素記号Mo 原子番号42。原子量95.94。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

モリブデン

元素記号はMo。原子番号42,原子量95.95。融点2623℃,沸点4682℃。元素の一つ。1778年シェーレが発見。銀白色光沢ある硬い金属。空気中で安定。希酸に不溶,強酸にも冒されにくい。
→関連項目クロム・モリブデン鋼耐候鋼耐熱鋼ニッケル・クロム鋼ハステロイ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

モリブデン

 原子番号42,原子量95.94,元素記号Mo,6族(旧VIa族)の元素.必須微量元素で,キサンチンオキシダーゼなどの必須元素.第六次改定日本人の栄養所要量では15〜69歳の男性で1日30μg,女性で25μgとしている.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

モリブデン【Molybdan】

微量ミネラルのひとつ。元素記号はMo。主に肝臓や腎臓に存在し、酵素の働きを助ける微量元素。豆製品、乳製品、肉類、野菜類、穀物、果実などに多く含まれる。老廃物である尿酸の代謝、糖質脂質の代謝に関与し、の利用率を高める働きをもつほか、の排泄を増大、エネルギー代謝の促進、高尿酸血症の予防、鉄欠乏性貧血の予防などの作用があるとされる。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

モリブデン【molybdenum】

周期表元素記号=Mo 原子番号=42原子量=95.94地殻中の存在度=1.5ppm(52位)安定核種存在比 92Mo=15.86%,94Mo=9.12%,95Mo=15.70%,96Mo=16.50%,97Mo=9.45%,98Mo=23.75%,100Mo=9.62%融点=2610℃ 沸点=5560℃比重=10.23電子配置=[Kr]4d55s1おもな酸化数=II,III,IV,V,VI周期表第VIA族に属するクロム族元素の一つ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

モリブデン【Molybdän】

6 族(クロム族)に属する遷移元素の一。元素記号 Mo  原子番号42。原子量95.94。銀白色の金属。植物の窒素同化に必要なほか、いくつかの酸化還元酵素の触媒作用に必要であるなど、生体にとって重要。輝水鉛鉱(MoS2)から得る。高融点で耐酸性が強く、耐熱材料や鋼に加えて特殊鋼製造に用いる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モリブデン
もりぶでん
molybdenum

周期表第6族に属するクロム族元素の一つ。原子番号42、元素記号Mo。古代ギリシアローマのころから鉛のような輝きをもつ柔らかい鉱物をモリブドスmolybdosとよんでおり、鉛や黒鉛との区別が不明瞭(ふめいりょう)であったが、1778年にスウェーデンのシェーレによって独立の元素であることがわかり、その原鉱石モリブデナイトmolybdenite(輝水鉛鉱MoS2)からモリブデンと命名された。
 地殻には広く存在するが、存在度は高くはない。輝水鉛鉱のほか、モリブデン鉛鉱PbMoO4が主要な鉱物である。海水、動物の体液、土壌にも少量ではあるが含まれる。
 三酸化モリブデンMoO3を900~1000℃で水素還元すると灰色の粉末として得られる。融解あるいは焼結したものは白色光沢をもつ。酸化モリブデンをアンモニア水に溶かして得られるパラモリブデン酸アンモニウムを焼いて三酸化モリブデンとし、これを昇華精製したものを原料とすると高純度の金属モリブデンを得る。
 金属モリブデンは広い温度範囲にわたって機械的強度に富み、ステンレス合金、耐火合金などに使用され、モリブデン化合物は電子材料、顔料、触媒、潤滑剤などに使われる。酸化数+から+までの各酸化数の化合物が多く知られている。[岩本振武]

生体とモリブデン

生体に必要な数少ない重金属の一つである。モリブデンが植物の生育に不可欠な要素であることは古くから知られていたが、動物にとって必須(ひっす)かどうかははっきりしていなかった。近年、動物でも数種類の酵素の活性発現に必要なことがわかり、人でも微量必須元素とされるようになったが、ふつうの食事で十分摂取できるので、欠乏症の心配は事実上ない。植物では窒素代謝に必要な元素であり、微量栄養元素の一つ。窒素固定細菌であるアゾトバクターや、マメ科植物の根粒菌の窒素固定にも不可欠である。微生物、植物の硝酸還元酵素(ニトレートレダクターゼ)の活性を発現するために必須であり、そのほかにも細菌のギ酸脱水素酵素(ホルメートデヒドロゲナーゼ)や窒素固定におけるニトロゲナーゼなど、いくつかの酵素がモリブデンを要求することが知られている。[笠井献一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のモリブデンの言及

【高融点金属材料】より

…融点の高い金属材料,とくにタングステン,タンタル,モリブデン,ニオブと,これらの合金をさすことが多い。元素を融点の順に並べてみると,タングステン(3387℃),レニウム(3180℃),タンタル(2996℃),オスミウム(2700℃),モリブデン(2610℃),ニオブ(2468℃),イリジウム(2447℃),ホウ素(2300℃),ルテニウム(2250℃),ハフニウム(2150℃)となる。…

※「モリブデン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

モリブデンの関連キーワードオスミウム白金スズニッケルハフニウムバリウムリチウムルテニウム元素記号

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

モリブデンの関連情報