一頃(読み)ヒトコロ

デジタル大辞泉 「一頃」の意味・読み・例文・類語

ひと‐ころ【一頃】

以前のある時期一時。「一頃のような勢いはない」「一頃はやった曲」
[類語]過去以前かつ在りし日往年往時往日旧時昔日せきじつ昔時せきじ昔年せきねん往昔おうせき往古古昔こせきいにしえ古くそのかみ当時前前かねてかねがね何時か既往これまで従来従前し方先年当年一時その節先に当時古来あらかじめ前以て年来旧来在来その昔太古千古大昔

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精選版 日本国語大辞典 「一頃」の意味・読み・例文・類語

ひと‐ころ【一頃】

  1. 〘 名詞 〙 以前のある時。一時。
    1. [初出の実例]「景南禾上一ころ普広相公の命にそむかれたぞ」(出典:玉塵抄(1563)二一)
    2. 「一頃とは大違ひで、床に就くやうなことは無くなった」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉上)

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