デジタル大辞泉 「曽て」の意味・読み・例文・類語 かつて【▽曽て/×嘗て】 [副]1 過去のある一時期を表す語。以前。昔。「―京都にいたころ」「―の名選手」2 (あとに打消しの語を伴って用いる)今まで一度も。ついぞ。「―ないにぎわいを見せる」「いまだ―聞いたことがない」3 (あとに打消しの語を伴って用いる)まったく。全然。「木高こだかくは―木植ゑじほととぎす来鳴きとよめて恋増さらしむ」〈万・一九四六〉[補説]近世以降「かって」ともいう。[類語]前前・以前・かねて・かねがね・いつか・昔・既往・これまで・従来・従前・来こし方・先年・当年・一時・一頃・その節・先に・当時・古来・あらかじめ・前以て・年来・旧来・在来・過去・以前・在りし日・往年・往時・往日・旧時・昔日せきじつ・昔時せきじ・昔年せきねん・往昔おうせき・往古・古昔こせき・古いにしえ・古く・その上かみ・当時・何時か・その昔・太古・千古・大昔・前以て・先立って・すでに・見越し・先刻・早め・根回し・手回し・早手回し・手を回す・地固め・地均ならし・布石・事前・先手・先手を打つ・手当て・準備・下準備・段取り・手筈てはず・下見・予習・備え・伏線・つとに・とうに・とっく・示し合わせる・言い合わせる・申し合わせる・打ち合わせる・口裏を合わせる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by