

二本を組み合わせた形とみられ、そのように貴重なものを、共同して奉じて運ぶ意であろう。共同の作業であるから、ともにする意となり、運んで他に移すので、賜与の意となる。象は殷代には江北の地にも多く棲息しており、その蹤迹は六朝のころまで認められる。象
は、殷墟の侯家荘遺址や婦好墓からは、それに雕飾(ちようしよく)を施した精巧な遺品が出土している。与は
の形に近く、その一双を組み合わせた形であろう。〔説文〕十四上に「賜予なり。一
を与と爲す。此れ予と同じ」(義証)とするのは、与の字形を一
(勺)の二字に分解して説き、一勺を以て人に与える意とするものであろうが、根拠のない説である。
・歟・擧(挙)など十二字を収める。擧十二上に「對擧するなり」とあり、與もその意。称挙によって名声を得ることを譽という。
jiaは同声。
(よ)はかつぐ意。四手をあげて支える意である。予jiaも同声。仮借して与える意に用いる。豫(予)・預jiaも同声。同じく参与の意に用いる。みな與がその本義を存する字で、その声義を承けるものである。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...