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九里半街道 くりはんかいどう

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百科事典マイペディアの解説

九里半街道【くりはんかいどう】

琵琶湖北西岸の近江国今津(いまづ)湊と若狭国小浜(おばま)湊を結ぶ街道。街道名は今津と小浜間が9里半であったことにちなみ,九里半越・若狭街道ともいわれた。今津から石田川に沿って西行し,保坂(ほうざか)村を経て水坂(みさか)峠を越え,若狭国境から熊川(くまがわ)を通り,以後北(きた)川に沿って小浜に至る。

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世界大百科事典 第2版の解説

くりはんかいどう【九里半街道】

琵琶湖北岸西側の今津港と福井県(若狭国)小浜港を結ぶ中世の商業交通路。若狭街道ともいう。今津から石田川沿いに保坂へ,そこから水坂峠を越え杉山から北川上流に出て県境を越え熊川に,さらに北川沿いに下って日笠から小浜市に入る。中世には,小浜に集まる若狭の塩や北国の海産物が,この街道を経て湖北の今津や高島に運ばれ,さらに湖上舟運によって,湖東の各舟着場および大津港に運ばれ,大津を経て京都へももたらされた。湖北と若狭湾岸を結ぶ道として海津・塩津~敦賀間の七里半越も重要であるが,大永年間(1521‐28)以降,戦国大名浅井氏がしだいに興起して塩津・海津地方を押さえるに至ったので,その後九里半街道の商況は,より活発になった。

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