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会党 かいとう hui-dang; hui-tang

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

会党
かいとう
hui-dang; hui-tang

中国で民間に存在した秘密結社。中国では漢代の「五斗米道」「太平道」以来,各種の民間信仰 (道教,仏教,マニ教など) を中心に下層の民衆を組織し,平時には相互扶助や病気の治療を行い,凶作や酷政の非常時には暴動の中心となった秘密結社が数多く存在する。

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デジタル大辞泉の解説

かい‐とう〔クワイタウ〕【会党】

中国の民衆の間で結成された、相互扶助的な秘密結社。末の革命運動の中核となった。天地会哥老(かろう)会などが有名。

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百科事典マイペディアの解説

会党【かいとう】

中国の非宗教的反体制秘密結社の一般的呼称。〈会〉も〈党〉も〈なかま〉という意味で,単に〈会〉といったこともある。党社,幇会(パンホイ),幇(パン),教会などの語と同じに使用される。
→関連項目華興会光復会武昌起義

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世界大百科事典 第2版の解説

かいとう【会党 huì dǎng】

中国の清代以降の非宗教的反体制秘密結社の総称。会も党も“なかま”の意味で,もとは単に会といったが,清末に孫文ら革命党が合作を働きかけていらい,会党と連用するようになった。権力の側からいえば,反体制秘密結社のメンバーはなべて〈匪〉であるが,〈匪〉は宗教的迷信を結合紐帯とする〈教匪〉と,宗教をもたぬかあるいは主要な要素としない〈会匪〉とに大別され,後者が会党である。前近代には白蓮教などほとんど〈教匪〉一色だったのにたいし,近代に会党が簇出(そうしゆつ)したのは時代の一特色なのである。

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大辞林 第三版の解説

かいとう【会党】

中国で、民間における秘密結社。反政府的傾向を示す。清代・民国時代の天地会・三合会・哥老かろう会・青幇チンパンなどが有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

会党
かいとう

中国で秘密結社のことをいう。中国には古くから各種の異端信仰を中心とする民間秘密結社が多数存在していた。とくに18世紀後半以降、旧社会の解体が進むにつれ、遊民や交通労働者、鉱夫、小商人、農民、下層吏員、失業兵士などを中心に、一部の在野読書人も参加した各種の「会」が多数生まれた。18世紀後半に福建で生まれた天地会、その支派である小刀会、三合会、山東の白蓮(びゃくれん)教の流れをくむ大刀会などはとくに知られ、却富済貧(こうふさいひん)、替天行道などのスローガンを掲げてしばしば蜂起(ほうき)し、平時は首領を中心に家父長制的なギルド((パン))的結合によって相互扶助の機能をも果たした。太平天国運動以後、それらのなかには滅満興漢、ないし反満復明(みん)の宗旨を掲げて地方政権を樹立するものも出現した。とくに四川(しせん)におこった哥老(かろう)会は19世紀後半以後、華中一帯に拡大し、反キリスト教暴動にも大きな役割を果たした。
 辛亥(しんがい)革命前、孫文(そんぶん)ら革命派はこれらの「会」の武力に着目して提携しようとし、彼らを「会党」と総称するようになった。[小島晋治]

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