(読み)カカリ

デジタル大辞泉 「係」の意味・読み・例文・類語

かかり【係(り)】

《「掛かり」と同語源》
(「掛かり」とも書く)組織の中である仕事専門担当すること。また、その人。「係りの者が応対する」「案内係り
文法用語。
助詞が、それを受けて結ぶ文末影響を及ぼすこと。
係り結びの係りとなる語。係助詞結びに対する「」「なむ」「」「」「こそ」など。
関係。かかわり。
御情にて今迄ながらへたるが平頭ひんづの命、どこにゆかり―もなし」〈浄・松風村雨
[類語]担当受け持ち担任当番

けい【係】[漢字項目]

[音]ケイ(漢) [訓]かかる かかり かかわる
学習漢字]3年
ケイ
かかわりをもつ。つながる。「係争係累関係連係
つなぎとめる。「係船係留
[補説]「けい」と通用する。
〈かかり(がかり)〉「係員係官係長/庶務係」
[名のり]たえ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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