勘所(読み)カンドコロ

デジタル大辞泉 「勘所」の意味・読み・例文・類語

かん‐どころ【勘所/甲所/肝所】

1 三味線などで、音調を整えるために指で弦を押さえるところ。つぼ。
2 はずすことのできない大事なところ。肝心なところ。急所。「―を心得た仕事ぶり」
[類語]要点・要項・要目・要綱・論点・脈所・主眼・眼目・軸足・立脚点・立脚地・力点・主力・重き・重視・重点・要所・要・ポイント・要領・大要・キーポイント・急所・つぼ・正鵠・頂門の一針

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改訂新版 世界大百科事典 「勘所」の意味・わかりやすい解説

勘所 (かんどころ)

邦楽用語。弦楽器を演奏するとき,弦の振動する長さを加減して音高の上下を調節するために指で押さえる位置のこと。〈つぼ〉ともいう。三味線,胡弓,一弦琴,二弦琴など楽器の種類によって,それぞれの勘所に特定の名称がある。勘所を示すことを中心に記譜された楽譜を勘所譜といい,義太夫節では朱という。洋楽のポジションに当たるが,この語はトロンボーンなど弦楽器以外でも用いる。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「勘所」の意味・わかりやすい解説

勘所
かんどころ

日本音楽の用語。「感所」とも書く。三味線,一弦琴,二弦琴などの弦楽器で,弦を押えて音高を定める位置 (ポジション) のこと。ツボ,カンツボともいう。楽器,種目,流派によって勘所のそれぞれに,特定の呼称がある。

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世界大百科事典(旧版)内の勘所の言及

【三味線】より

…
[演奏法]
 ふつう,左手を三味線の棹に当て,右手首で胴を押さえ,右手に持った撥で糸を上から下へはじいて弾くのが基本である。棹に当てた左手の指先で糸を押さえて音高を決めるが,その押さえる位置を勘所(かんどころ)または壺(坪)という。特殊な奏法に次のようなものがある。…

※「勘所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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