区長(読み)くちょう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

区長(行政)
くちょう

地方自治法上、行政主体たる特別地方公共団体である特別区の長、および政令指定都市における地域的事務配分を行うための行政区画たる行政区の長をさす。特別区の区長は、1952年(昭和27)の地方自治法改正により公選制が廃止されたが、区長準公選運動の高まりと区長準公選条例の制定を経て、1974年には法改正がなされ、公選制が復活した。政令指定都市の区長は、行政区の事務所の長をさし、市長の補助機関である職員のうちから市長がこれを任命する(地方自治法252条の20、同法施行令174条の43)。
 なお、地方自治法の特例を定めた「市町村の合併の特例に関する法律」によって、合併に係る地域自治区の事務所の長にかえて区長を置くことができ(24条)、特別地方公共団体である合併特例区には長が置かれる(33条)。合併に係る地域自治区の区長および合併特例区の長は、いずれも合併市町村の長が選任する。[稲葉一将]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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