百科事典マイペディア 「十和田[市]」の意味・わかりやすい解説 十和田[市]【とわだ】 青森県東部の市。1955年市制,三本木市となり,翌年改称。北西は八甲田山,南西は十和田湖に及ぶ。中心市街の三本木は三本木原の中心都市で,新渡戸伝が開拓してから発達。市街が整然と区画され,なかでも官庁街通り(駒街道)は〈日本の道百選〉〈新日本百景〉に選ばれ,市民に親しまれている。付近農村地帯の中心地で,長芋とにんにくを特産。古くから馬の飼育が盛んな所であったが,最近は酪農が盛んとなった。奥入瀬渓流や点在する温泉があり,十和田観光の基地でもある。2005年1月上北郡十和田湖町を編入。東日本大震災で,市内において被害が発生。725.65km2。6万6110人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報