双葉[町](読み)ふたば

百科事典マイペディア 「双葉[町]」の意味・わかりやすい解説

双葉[町]【ふたば】

山梨県中部,北巨摩(きたこま)郡の旧町。甲府盆地北西部と茅(かや)ヶ岳南麓の斜面を占め,中央本線が通じる。ブドウ栽培,ブドウ酒醸造が行われ,花卉(かき)も産する。2004年9月中巨摩郡竜王町,敷島町と合併し,甲斐市となる。18.86km2。1万3297人(2003)。

双葉[町]【ふたば】

福島県東部,浜通り中央部の双葉郡の町。中心は陸前浜街道の旧宿駅新山(しんざん)と長塚で,常磐線が通じる。米,鶏卵,肉牛,花卉(かき)などを産する。大熊町にまたがり東京電力福島第一原子力発電所がある(2011年3月の放射性物質漏えい事故により,発電機能停止中)。東日本大震災で,町内において被害発生。51.42km2。6932人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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