煽り(読み)アオリ

デジタル大辞泉 「煽り」の意味・読み・例文・類語

あおり〔あふり〕【×煽り】

あおること。また、強い風にあおられて起こる動揺や衝撃。「突風煽りで塀が倒れた」
ある物事に強く働く勢い。また、その及ぼす影響。余勢。「スト煽り客足が伸びない」
そそのかしたりおだてたりして、ある行為を起こさせること。「周りの煽りに乗る」
カメラで、レンズ光軸とフィルム面(デジタルカメラではイメージセンサー)との角度を変えること。像の歪みの補正遠近感の調整に用いられる。PCレンズという専用の特殊レンズもある。
歌舞伎劇場などで、木戸番が扇を開いて客を呼び立て招くこと。
あおり運転
雑誌などで、読者の興味を引くために記事につける短い文。「漫画の扉に煽りを入れる」
煽り返し」の略。
[類語]影響刺激作用響く差し響く跳ね返る祟る災いする反響反映反応反動反作用波紋余波皺寄せとばっちり巻き添えそばづえ手応え歯応え物議を醸すインパクトリアクションレスポンスフィードバック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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