迸り(読み)トバッチリ

デジタル大辞泉 「迸り」の意味・読み・例文・類語

と‐ばっちり【×迸り】

《「とばちり」の音変化》
飛び散った水。
そばにいて災難を受けること。まきぞえ。とばしり。「けんか迸りを食う」
[類語](2巻き添えそばづえ後腐れ影響刺激煽り作用響く差し響く跳ね返る祟る災いする害する差し支える差し障る障るむしばむ副作用反響反映反応反動反作用波紋余波皺寄せ祟り報い有害弾みを食う煽りを食う側杖を食う手応え歯応え物議を醸すインパクトリアクションレスポンスフィードバック

と‐ばしり【×迸り】

飛び散る水。しぶき。
「床に滴る―をよける用心にと」〈荷風つゆのあとさき
まきぞえ。とばっちり。「事故迸りがかかる」

と‐ばちり【×迸り】

とばっちり」に同じ。
「水の―が少しおつぎの足へ掛った」〈長塚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android