デジタル大辞泉 「吹雪く」の意味・読み・例文・類語 ふぶ・く【吹=雪く/乱=吹く】 [動カ五(四)]1 雪が激しい風に吹かれて乱れ降る。「ぼた雪が突然―・きはじめた」《季 冬》2 風が激しく吹く。吹き荒れる。「風激しう吹き―・きて」〈源・賢木〉[類語]雪・雨・霙みぞれ・氷雨・霰あられ・雹ひょう・白雪はくせつ・白雪しらゆき・ダイヤモンドダスト・淡雪・綿雪・牡丹雪・粉雪・細雪・締まり雪・ざらめ雪・小雪・風花・大雪・豪雪・どか雪・吹雪・地吹雪・雪嵐・暴風雪・ブリザード・雪煙・初雪・新雪・積雪・根雪・万年雪・深雪しんせつ・深雪みゆき・残雪・春雪 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「吹雪く」の意味・読み・例文・類語 ふぶ・く【吹雪】 〘 自動詞 カ行五(四) 〙① 風がはげしく吹く。はげしく吹き乱れる。また、雨などがはげしく降る。ふりふぶく。〔色葉字類抄(1177‐81)〕[初出の実例]「おもしろや風のまきゑにふふかれて庭のひまなき花のいかけぢ〈源仲正〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)四)② 雪が風にはげしく吹かれて乱れ降る。[初出の実例]「ふぶきつつゆきはふりつつしかすがにかすみたなびくはるはきぬらし」(出典:赤人集(11C初か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例